アトリエ 籠れ美

絵画制作、展覧会、美術書、趣味、その他日常の出来事について
平成27(2015)年5月4日より

腹立たしいときは、音楽を聞くに限る!?

2018-02-16 06:21:32 | グルメ、健康、お気に入り、自慢の一品
 もちろん、人によって違うでしょうが、少なくとも自分はそうしてますし、実際それで心穏やかになります。

 前にも書きましたが、お酒を飲んでも気が紛れるだけで、決して気持ちを落ち着かせることができません。逆効果です。

 元気の出ないとき、気分が上向きでないときも、私は好きな音楽を聞くことで、やる気が出てきます。

 だから好きな音楽を見つけておくことは人生で大切なことだと思ってます。


 蛇足)という割には音響機器には全くと言っていいほど頓着しておりません、私。昔、随分それで友人に冷やかされたものです。

 っていうか、こだわりたいんだけど、こだわりだすときりがない。いくらでもお金がかかってしまう(そしてあれこれ調べて確かめるのも面倒臭いし)。

 で、結局、聞けりゃ、何でもいい、ということで適当なところで妥協してしまうという。

 しかしまあ、そろそろこだわりたいと思ってはいるんですが、なかなか。

2018年公募美術団体展その4

2018-02-15 20:04:23 | 展覧会、美術館、公募展、貸画廊、貸ギャラリー
 東京中美「ミニアチュール展」初日の月曜に母と見に行ってきました。

 会場のギャラリーGKへ今まで行ったことがなかったんですが、まさかあんなに小さな貸し画廊だとは思いませんでした。もし参加者全員が5点出品していたら、完全に壁面が足りず、全出品作を展示することはできなかったでしょう。

 私もあんなに狭い画廊だと知っていたら、5点も出品しなかったと思います。ちなみに5点出していたのは私だけで、2、3点の出品の人が多かったです。

 会場の雰囲気(立地や画廊内の照明など)を考えると、油絵の方が良かった感じでしょうか。私の連作は、絵と題名を突き合わせながら、何を表しているのかを考える作品に仕上がっているので、あれだけ狭いとそれも難しく、そもそも題名が小さくて見づらいこともあって、ちょっと残念でした。

 今回の展覧会は完全に販売目的のもので、要するに、中美東京支部会員有志による自作の展示即売会の様相を呈してました(もちろん私のように販売していない人もいました)。

 もし来年も同じ会場で同様のことをやるなら、私はどうするのか、それこそ参加するかどうかも含め、よく検討する必要があります。

 会場となったギャラリーGKの使用案内をもらってきたんですが、それによると6日間で21万円なので、銀座の貸し画廊としては安く、小品のグループ展には打ってつけかと思います。
 1人1点、S10号以内なら、おそらく20人ほど参加できるでしょうから、それなら参加費は1人約1万円で済みます。

 まあとにかく今回私としては無事作品を間に合わせられて本当に良かったです。
 ああした貸し画廊に、一体どれぐらいの来訪者があるのかどうか興味があるところです。

 付)今週の土曜まで開催していますので、もし会期中銀座にお立ち寄りでしたら、ついでにどうぞお越しください。

水彩模写「干し草車」

2018-02-14 06:32:26 | 石膏デッサン、模写、自分の絵

「干し草車」カンスタブル
         透明水彩、水彩紙(B3)、制作年月不詳

 この模写はすっかり忘れてます。自分でこの模写を見ても記憶がない(何も思い出さない)。あらら。でも先週のロイスダールの「岩の多い風景の中の滝」同様、丁寧に描けてます。

 水彩による風景画の模写はこの2枚だけです。もう少しやってもよかったかもしれません(もっとも、やりたければこれからやればいいのですが)。

 繰り返し言ってますが、やはり丁寧に描いてある作品は(たとえそれが模写でも)見ていて好感が持てます。

 だからもちろん技術は大事ですが、下手は下手なりに時間をかけて描けば良い作品に仕上げることができる。自分の模写を見てそれを改めて実感しました。


 付)水彩模写の紹介は今回で終わりです。来週から石膏デッサンと自作の紹介に入りますが、詳しい話はそのときにしたいと思います。

2018年公募美術団体展その3

2018-02-12 07:51:25 | 展覧会、美術館、公募展、貸画廊、貸ギャラリー
東京中美「ミニアチュール展」
会期:2018年2月12日(月)~2月17日(土)
時間:12時から19時(最終日は16:30まで)
会場:ギャラリーGK(電話番号03-3571-0105)
   〒104-0061
   東京都中央区銀座6-7-16 第1岩月ビル1階

 本日より上記の通り、東京中美「ミニアチュール展」が開催されます。この展覧会はS3号以内の作品を1人5点まで出品でき、かつ販売も可能という、少々風変わりなものです。

 普通の小品展ではつまらないからと工夫したものだと思います。こうした試みが今回が最初なのか、東京中美(中美東京支部)で過去にもあったのか、支部に属して2年目と日の浅い私にはわかりませんが、個人的には1人1点、S10号以内の小品展の方が良かったです。

 S3号以内とはいえ5点まで出品できるとあって、私は随分悩みましたが、せっかくの機会ですので、F3号の5連作という構想を立てました。
 また販売はしないことにしました。5連作ですので、もし売るなら5枚セットになる分、高額になりますし、どのみち売れそうな絵を描くつもりもありませんでした。

 この「ミニアチュール展」自体の告知は去年の9月にありましたので、作品制作のための準備時間はたっぷりとあったんですが、時間があるからまだいいやと先延ばししているうちに、今年に入ってしまい、慌てて構想をまとめ、一気に短期間で仕上げてしまいました。

 画材は時間がないため、透明水彩となりましたが、本来なら、鉛筆画かペン画、もしできるなら版画も画材として検討すべき作品でした。

 私は、去年の中美展で2枚一組の作品を出しましたが、今まで連作を発表したことがありません。ですから私にとっては初の試みになります。
 作品の内容は、この世の成り立ちというか、あり方といったものを、男女の裸体を借りて表現したものです。去年の中美展出品作の主題からこの連作の着想を引き出したので、ある意味では地続きと言えます。

 そしてこの連作は、今年の支部展と本展の出品作(どちらもまだ未着手ですが)への橋渡しとなっているので、非常に重要な作品となりました。

 今回、搬入出を委託せざるを得なかったので、展示の手伝いはできませんでした(搬入日は昨日、日曜で私はアルバイトの日)。
 ですから会場でどのように展示されたのか、私は知らないので、実際に見に行くのが楽しみです。

 
 付)今日、会期初日ですが、母と一緒に見に行ってきます。後日、実際に会場で見た感想などを報告したいと思います。

 注)今回の出品作については「絵画制作記」カテゴリーの記事、「『F3号5枚』制作記その11」(2018-02-05) の後半部分も合わせて読んでもらえれば幸いです。

お知らせ~第146週のカテゴリー

2018-02-11 06:00:31 | 随筆(日記、旅行)、お知らせ、こぼれ話
 来週の定期投稿(月、水、金、日)カテゴリーは「展覧会、美術館、公募展」「石膏デッサン、模写、自分の絵」「グルメ、健康」「付記、お知らせ」の予定です。

 こぼれ話をいくつか。

 まだ寒いですが、少しずつ寒さも弱まっていると感じられるようになりました。
 わが家は玄関側が日が当たらないので、この間の大雪がまだ溶けずに残っています。また雪が降るのかどうかはわかりませんが、あんまり積もらないことを願っています。

 アルバイト先で制服の夏用の半袖ワイシャツを着ていた私も、ここんところはずっと長袖を着てます。しかも肌着の上からTシャツを重ね着して防寒もばっちり。
 一時期私もとっくりセーターを着ていましたが、さすがにこの上から制服の長袖ワイシャツを着ると、動きづらくて(そうしている人は結構いるんですが)。
 今週は社員のNさんがインフルエンザで休むという騒動があり、もう予防でマスクをする人が続出。私はマスクはしてませんが、とにかく春になるまで無理せず、用心するつもりです。

 液晶テレビを買い替えた話は以前しましたが、前の液晶テレビと比べ、スピーカーの性能が段違いだと気づきました。たまたま音楽CDをBDレコーダーでかけてみたら、全然違うじゃん。あー、びっくり。こんなに違うの?
 これじゃあ、普段使っているポンコツ音楽コンポでなんか音楽聞けないじゃん。どうしよう。っていうか、とにかくあのコンポを早く買い替えろよな、本当に。

 今年はまだ美術館の企画展へ行ってません。去年も大して行かなかったので、今年こそある程度の回数、美術館へ足を運びたいと思っています。
 今年最初は、現在東京国立近代美術館で開催中の「熊谷守一 生きるよろこび」展へ行く予定です。3月21日までやっているとはいえ、まだいいやと思っていると行きそびれるので、そろそろ行かねばと思っております。

 最近、自室にちゃんとした書き物机が欲しくなってきた。学習机みたいなもので構わないから、とにかく引き出しつきのものがいい。でもあまり重たいのは嫌。定位置を変えるときに重たいと動かすときに大変なので。
 置き場はもう仕方ないから、取りあえず今イーゼルを置いてある場所にすると。で、イーゼルは隣室に移すしかない。何かちょっとした書き物をするにも不便してきましたが、もうそれも限界。さすがに文房具や辞書を一ヶ所に収納したくなってきました。
 ちょっとインターネットで調べてみようと思います。いいのがあればすぐに買っちゃうかも。

味噌ラーメンに生卵を落とすと何が起こるか。

2018-02-09 06:20:52 | グルメ、健康、お気に入り、自慢の一品
 ちょっと腹が減ったときにカップ麺で試してみました(単なる気まぐれです)。そばやうどんに生卵を落とすというのはありますが、じゃあ味噌ラーメンだったらどうなのか。

 結論から言うと何も起こりません。生卵の味わいが味噌の強さにかき消され、かといってコクが出るわけでもなく、一応入れただけあって多少腹がふくれる(ような気がする)といった程度。つまりはその効果は極めて薄い(実感しにくい)。

 はっきりいって入れない方が良い。多少なりとも生卵が増量剤の役割を果たしているはずだから、満腹感が出るはずなのだが、それを実感できないのだから入れるだけ無駄(卵がもったいない)。

 人生で初めて味噌ラーメンに生卵を落として食べてみたので、つい記事にしてしまいました。

水彩模写「岩の多い風景の中の滝」

2018-02-07 06:16:57 | 石膏デッサン、模写、自分の絵

「岩の多い風景の中の滝」ロイスダール
         透明水彩、水彩紙(B3)、制作年月不詳

 透明水彩で風景画の模写をしていないと思っていたんですが、実はしていたんですね(何せ大昔のことなので忘れちゃってます)。
 よく描けていると思います。写真は色がやや薄いかな。実際はもう少し濃いです。

 ホルベインの透明水彩絵具は、アラビアゴムが多めに配合されているので掻き落としやすい。その性質を最大限生かして、水面の部分は何回も修正したのを今でも覚えています。

 結構、大変だったんじゃなかな。この模写。よく頑張りました。

「F3号5枚」制作記その11

2018-02-05 17:56:43 | 絵画制作記、スケッチ記、版画制作記
 実に3週間振りにこのF3号5枚を手直しのために見てみました。ほとんど完成していることに変わりなく、もうこれで完成にすることにしました。

 問題となったのは、これ以上手を入れてこの連作の完成度が上がるのかという点なんですが、あんまり変わらないかなと。だったらこれで終わりにするのがいいと判断しました。

 要するにもうこれはこれでいいと。これ以上小細工しても無駄だなと。必要なことはしているわけで、無理に描き込んで(やろうと思えばやれないこともないのですが)、取り繕っても仕方ない、というのが正直なところです。

 だったらこの3週間は何だったんだということになりますが、やはりある一定の時間を置くことで、自分の描いた絵をある程度忘れられるわけで、そうした状態で再見したときにどう見えるかが大切で、そこでもう修正しなくていいとなれば、もうこれは完成とするしかない。

 今日はこの記事を投稿したら、額装を済ませてしまおうと思っています。非常に短期間の制作でしたが、その割には比較的うまく行ったかなと。今回はアイデアの提示、例えて言えばコンセプトアートに近いものと言えなくもないですが、もちろんこれはこれで独立した作品、5連作に変わりありません。

 とはいえ、内部でかなり批判が出そうだなあ。野心作、いや、せめて問題作と扱ってくれば有難いんですが、手抜きとか意味分からないとか、おそらくそういう方向性の話になってしまうのでしょう。

 絵は本来、「見るもの」ではなく「読むもの」なんですが、これがわからない以上、どうしようもない。実際に絵を描き、勉強しているならわかることなんですが。

 とにもかくにも完成です。これで出品する「東京中美『ミニアチュール展』」(写真参照)に間に合ったぞ~。


 付)冒頭の見出し写真にある通り、来週の月曜から土曜まで、ギャラリーGKで「東京中美『ミニアチュール展』」が開催されます。
 私はこのF3号5枚の連作を出品します。不思議な、風変わりの絵をご覧になりたい方は、具体的に言うなら絵を見て何か考え事をしたい人は、ぜひいらして下さい。

 注)今回完成した出品作の詳しい話は来週の月曜にいたします。

 蛇足)これでまた搬入出委託料と出品料で約3万円が出ていく(ひゃあーっ)。

お知らせ~第145週のカテゴリー

2018-02-04 06:28:19 | 随筆(日記、旅行)、お知らせ、こぼれ話
 来週の定期投稿(月、水、金、日)カテゴリーは「絵画制作記」「石膏デッサン、模写、自分の絵」「グルメ、健康」「付記、お知らせ」の予定です。

 こぼれ話をいくつか。

 木曜、金曜と、天気予報通りに雪が降りました。これで先週に続き、東京では2回目の降雪となりました。今回は雪は金曜の昼頃で終わり、あとは雨になりましたので、降った雪も溶けて都合が良かったです。
 金曜は雪の降る中、朝から社員の皆様は会社前の雪かきをしてました。雪かきも早めにやると楽で、前回ほど疲れなかったと皆さん意気揚々でした。
 私は今回は自宅前の雪かきはせずに済みました(雨が溶かしてくれたので)。東京では2月が一番雪が降るそうです。この分だと、あと1、2回は降るような気がしています。

 さて今回の雪のおかげで野菜の高騰に歯止めがかからなくなってしまったらしい。いずれニュースで大きく取り上げられるでしょうが、4月がやばいのだとか。今から種つけしたのを4月に収穫、出荷になるのだそうですが、この雪で種つけができないという。
 これ以上値上がりするの?(もう誰も野菜を買えなくなってしまうよ)もうこうなったら毎日お肉を食べるしかないのかも。私の父が喜びそうだなあ(野菜、大嫌いだもの)。
 この分だとわが家の食卓は、野菜はじゃがいも、人参、玉ねぎ、もやし、白菜、きゃべつ、これしか使わない、いや使えない状態がこれからもずっと続くことになっちゃう。
 うーん、仕方ないんですが、早く何とかならないものか。

 今年から私の給与は減っているんですが、これがかなり厳しい(もっとも働く時間が減っているから当然と言えば当然なんですが)。今までのような長時間労働ではサラリーマンと一緒で、これでは思うように時間が取れなかったわけで、助かったと言えば助かったんですが、金銭的にはやや苦しくなってしまった。
 どうやら昼飯代を削るしかなさそうです。以前は午前中だけだった短時間労働だったので、朝食を多めに取っていき、その代りに昼飯は食べませんでした。
 現在は半長時間労働なので(曜日によっては午後2時半に帰れる)、昼食を食べる日と食べない日に分けようかと検討中。これでしのげるといいんですが。

 今年は黒澤明没後20年だそうで、朝日新聞出版より「黒澤明DVDコレクション」が発売されました。写真は第1巻ですが、現在第2巻(「七人の侍」)が発売中です。
 私は黒澤映画を全て見ているわけではないので、これを機会に全制覇しようと思っています。一度見たきりで覚えていない作品もあるので楽しみです。

 昨日は両親の誕生祝(父も母も2月生まれ)も兼ねて、近くの蕎麦屋で昼食を取ったんですが、初めて「竹鶴12年」を飲みました(ロックで)。
 いやー、めちゃくちゃうまかった。日本酒同様、おいしいウイスキーも水のような味わいになってしまうのだろうか。大変気に入ったんだけど、スーパーや酒屋などで一瓶買うのは夢のまた夢ですかね。高くてとても手が出せない。
 そういうわけで、この蕎麦屋へ行ったときは必ず飲むことにしようかと。確か値段は570円だったので、金額的には問題なし。やはりおいしいものは良いですね。

フジパン クワトロ チーズパン、銀チョコクロワッサン

2018-02-02 06:44:33 | グルメ、健康、お気に入り、自慢の一品




 どちらも去年末に地元のスーパーで見つけ、食べて気に入った商品。値段はクワトロチーズパンが98円+税、銀チョコクロワッサンが94円+税でした。

 どちらもバランスが絶妙。クワトロチーズパンは、パン生地とチーズの塩梅が、銀チョコクロワッサンも、クロワッサン生地にミルク風味クリームの入り方が絶妙で、また表面のチョココーティングも効いています。

 実は大手パンメーカーのチーズ入りパンって、食べたことのある人ならわかると思うんですが、結構外れが多い。価格を抑えるために結果として味がまずかったり、逆に価格を比較的高くして、力を入れすぎれて、つまりチーズの量が多すぎて却ってまずくしたりということで、なかなかうまくいってない。
 ところがこのフジパンの「クワトロチーズパン」は例外。価格も安くその上うまい。よく食べてました。

 同じくフジパンの「銀チョコクロワッサン」ですが、この手の商品は逆にどれも比較的美味しく外れも少ない。だけどすごく美味しいものもない。ところがこれは例外でとても気に入りました。とにかくうまい。

 こういうのを見つけたときって、人間、とても得した気分になります。ちょっとしたことなんですが、つまり何気に使っている、身近にあるスーパーで出合っただけに喜びも大きいもの。いやー、美味しかった。まだ食べていない方、ぜひお楽しみあれ。

 蛇足)この2枚の写真はアルバイト先の屋上で撮りました。いつも私はそこで独りで昼食を取っています。別に休憩室で取ってもいいんですが人の出入りも多く、同じように昼食を取る方々もいて何となく遠慮してしまう。

 屋上で撮ったとはいえ日陰になってしまい、ちゃんと明るく撮れているか心配しましたが、ばっちり大丈夫でした。携帯電話のカメラ機能も優秀ですな。感心することしきり。