アトリエ 籠れ美

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平成27(2015)年5月4日より

将棋道場通いその19(強行軍)

2024-08-08 03:00:00 | 将棋、チェス、囲碁、麻雀、花札、クラッシックギター、社交ダンス、乗馬、書道
 今月の4日、何とか千駄ヶ谷の将棋会館道場へ行ってきました。

 今週末の11日からは、父の三回忌の準備で忙しくなり、出かけられそうもなく、出かけるなら先週末の日曜。というわけで、溜まった用事を片づけるのを兼ねての、新宿詣で、道場通いとなりました。


 朝9時前に家を出て、まずは新宿へ。京王百貨店5階の伊東屋でボールペンの替え芯、でもちょっと早かったので(10時開店)、ヨドバシへ行き、欲しかったゲームソフトを探しもないとわかり、戻る。

 伊東屋で替え芯のパッケージが変わったのを確認し(中身は以前と同じ)、購入。次はディスクユニオンへ行くのだが、直接行くには時間が早い(11時開店)。そこで道すがら、ダメ元で小田急ハルクのビックカメラへ寄ると、ヨドバシでなかったゲームソフトを発見、即購入。

 まだ11時前なので、どこかで遅い朝食を取ればいいものを(朝起きてから何も食べてない私)、ちょっと紀伊國屋書店へ寄って久し振りに美術書でも見ようと思ったのが偉かった。

 ふと音楽のコーナーへも行ってみると、何とそこで、ディスクユニオンの後に池袋の現代ギター社ビル3階の、クラッシックギター専門店GGショップへ行って買おうと思っていた楽譜を見つけ、即買い(これで池袋へ行かずに済む)。

 それからディスクユニオンのクラッシック館、ジャズ館と回り、いつも通り中古CDを購入してから、今度は千駄ヶ谷の将棋会館道場へ(結局この日は外出中、一度も食べず、食事は帰宅してから)。

 道場へは確か12時30分前に着き、17時20分過ぎまでいました。それから地元の革工芸店へ寄ったんですが、千駄ヶ谷駅前で駅員が「四ツ谷駅で車両故障のため総武線が止まっており、再開には時間がかかる」と拡声器で喋っており、歩いて代々木駅へ行くのを推奨してました。

 しかし何を言っているのかしらん。すぐそばに都営大江戸線の国立競技場駅があるじゃないの? そうか他社路線になるから、そういうことは絶対に言わないのね。

 ところが驚いたことに、皆、気づかずに代々木駅方面へ歩いて行くという。一部の知っている人だけが国立競技場駅へ向かってました。

 国立競技場駅から代々木駅でJRへ乗り換えればよかったものの、つい新宿まで出てしまい、そこから少々歩かされて中央線へ。国分寺へ出て西武線で一駅、一橋学園駅で下車し、革製品の店「サンフェイス」へ。

 実に久し振りですな、ここへ来るのは。トレー(大)を注文し、それと持ち込んだベルト2本の穴開けを頼む(無料でやってくれるので)。

 私、痩せ過ぎちゃって、ベルトゆるゆる。困ってました。その後、店主と話し込み、21時半に店を出て、帰宅は22時30分前(帰宅する前に駅前の西友で惣菜パンを買う)。

 それから入浴し、テレビ見ながらこの日、初めての食事。就寝は何だかんだ言って、翌1時20分になっちゃいました(買った物など、いろいろと片づけ等ありまして)。


 その買い物結果がこちら(この記事の見出し画像拡大再掲)。



 まあ、いろいろと買ってきたこと。

 左下のがボールペンの替え芯(灰色のパッケージが旧パッケージ)。

 欲しかったゲームソフトとは、任天堂スイッチ「遊んで強くなる!銀星将棋DX2」で、欲しかった楽譜は「ギターソロmのための16世紀リュート作品集」。

 CDは毎度ですね。

 とにかく池袋へ回らずに済んだのが大きかった(この場合は、道場着が14時の想定)。そしてゲームソフトが売っていたのが奇跡ですね。将棋ソフトなんて、発売日に買わないと入手は困難になるのが常識なので。

 実はこのソフト、ダウンロード販売しているんですが、私の任天堂スイッチ、故障していてテレビ出力どころかダウンロードもできなくなっているという。だからパッケージ版を買うしかない。

 こんだけあれこれ買い、総出費は1万5千円を軽く下回っているんだから(「サンフェイス」で注文した「トレー(大)」も含む)、かわいいもんです。


 さあ、前振りが長すぎました。

 池袋へ行ってたら、もしそこで時間を取られたら、最悪の場合、千駄ヶ谷へは行かず、つまりは将棋を指さなかったわけで、新宿で欲しい楽譜が手に入ったのが時間的に大きかったです。

 道場は、今回のように帰りにどこかへ寄る、寄らないは別にして、17時までと決めてあるので、池袋に寄ってから千駄ヶ谷へ行った場合、対局数はいつもより少なくなっていたはず。

 でも実際は5局指せました。いつもは大抵6局なんですが、今回は比較的長めの対局が多かったので、1局少なかったです。

 で、今回の結果は、3勝2敗でした。おお! 何と、ついに勝ち越し。そして内容も大幅改善にて収穫多し。

 では早速対局内容をば。

 一局目(勝ち):対参段、先手番。こちらは四間飛車、相手は右四間。久し振りの実戦ということもあり、対右四間、対応を誤り、不利に。金損のまま終盤戦へ。相手が寄せ間違って勝ちに。銀冠、▲1七玉の強さを知る、というより相手の寄せがマズすぎた。

 二局目(負け):対初段、左香落ち。相手は銀冠から穴熊へ。これに動揺してしまった私は、手損を繰り返し、指し手がちぐはぐ。一人相撲。負けて当然。情けない。てっきり相振り飛車になるかと思ってました。何にせよ落ち着いて指しましょうね。恥ずかしい限り。

 三局目(勝ち):対弐段、後手番。相振り飛車に。相手は四間飛車、私は向かい飛車。角交換となり、手詰まり模様になりそうで、私はそれを嫌い、△8二に自陣角を打ち、△7三歩と突き捨て、相手の美濃囲いをコビンから総攻撃(ちなみに私の囲いは美濃囲い、△7一玉、△6二金)。少々無理かなと思いつつ、そのまま攻め倒す。局後に相手から指摘があり、私の攻めは無理ではなかった。途中の私の攻め間違いを相手が受け損なったとわかる。

 四局目(勝ち):対参段、後手番。相懸かりの出だしから角交換へ(何となくですが、相手は横歩取りを嫌がっている感じが)。相手は早繰り銀を選択。こちらは受けに回るも、端歩の突き越しや、なぜか5筋を突き△5三銀にしてしまい、一手遅れな感じ。しかしながらやはり早繰り銀は飛車のコビンが開いてしまうので反動、反撃がキツい(何だか相手は銀交換で楽観しているみたいでしたが)。私の△5三銀の欠陥を衝かれるとマズかったんですが相手は気づかず。最後は私の読み抜けで相手玉を上部へ逃がしてしまうも無事に捕まえる。

 五局目(負け):対参段、後手番。相振り飛車出だし。私は三間飛車から牽制し、相手は居飛車に。私は石田流に構える。やや有利に進めるものの、勝ちきれず。またしても読み抜けで相手玉に上部脱出される。ただしよく考えてみると自陣は金銀分裂し、△7一に作った、と金は動かずそのまま。しかも自玉の美濃囲いの銀を剥がれたままの終盤戦。こういうのって逆転されがち。プロでもたまに見かける内容。逆転のお膳立ては出来ていた。ではどうすればよかったのかというと、分裂した金銀を玉側にできるだけ寄せるようにし、と金で桂香を取り駒得する。つまりは攻め合いに行かず、ゆっくりした流れにしないといけなかった。


 以上。ということで3勝2敗にて、ようやく勝ち越し。そして前回の居飛車初勝利に続き、これで居飛車2勝目。

 そして何より嬉しかったのが、読み抜けはあったものの、ポカはついになくなりました。これには自宅で任天堂スイッチの銀星将棋を使っての練習将棋が効いてますね、確実に。

 ただし反省点はやはり左香落ち。いずれ何とかします、これは。今は左香落ちに慣れるのと、読み抜けをなくすことに傾注しましょう。

 というわけで収穫も反省材料もあり、充実してました。問題は対局不足。月一回でなく、もっと行かないと。毎週行くのが理想ですが、時間とお金の問題があり、微妙です。どうするべきか。

 とりあえず隔週、月2回と決めていたので、まずはそれを守ることから始めるしかないですね。

 さて次回ですが、今月は父の三回忌があるため、もし行けるとしたら25日の日曜しかありません。できれば行きたいと思ってます。


 付)なが~い記事になってしまい、申し訳ない。前振りがこんなに長いのは初。ゴメンナサイ。

 注)居飛車に慣れた模様。ホントに慣れたのか、しばらく様子見ないといけませんが。ぎこちなさは消えたか。ただし考えすぎて指し手が変なところは直さないと。

 蛇足)CD買ったはいいけど、聞いてる暇あるかな。三回忌関連で割と忙しい。

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