土屋鞄 ナチューラヌメ革キーケース（ブラウン）経年変化報告

土屋鞄 ナチューラヌメ革キーケース（ブラウン）
　　　　　　　　　　　　　　　　　５０００円（税込）

　買ったのが去年の２０１５年６月２９日で、上記の写真を撮ったのが今年の２０１６年の９月１日。だから１年２ヶ月使用しての経年変化写真です。
　何回か撮り直しましたが、写真はどれも自分が普段目にしている、日中の自然光で見える色合いそのままです。かなり色が濃くなっていますが、これはキーケースなだけに、自宅の門や玄関の鍵の開け閉めでしょっちゅう取り出すので、よく日に当たるためでしょう。

　さて問題は一番上と真ん中の写真を見てわかる通り、革がかさかさして皺が目立つ状態で、かなり傷んでいることです。雨の中、門の鍵の開け閉めでキーケースを使う機会はあるわけで（実際そうした機会は多かった）、そしてまた濡れたときも慌ててハンカチで拭いたりしなかった。ひとつの実験として敢えてそうしなかったのですが、これがその結果です。
　また一番下の写真の中央の下には横に一筋、汚れがありますが（おそらく門の鍵穴に差した油が附着したのではないか）、これもずっとそのままです。革の裏生地の部分が黒ずんでいますが、これは革を柔らかくするために手で揉んだ手脂のためです。

　要するに、私はこのヌメ革キーケースであれこれ実験したのですが、このままだと革が脂不足で駄目になってしまうので、先週の土曜に土屋鞄白金店で買ってきた、コロニルシュプリームクリームデラックスを塗って手入れしようというわけです。これも実験です。その結果報告は、明後日の土曜に記事投稿する予定でいます。

　付）このヌメ革キーケース、最初は革が硬いので、そのまま使っていると、ボタンが壊れてしまう可能性がある。私もボタンの１つ（一番上の写真の左側のボタン）が壊れてしまった。たまたま買って１年以内だったので、無料で修理してもらったが、そこで提案したい。
　このボタンのある革の部分、真ん中の写真で言えば両端を、実際に使う前に手で揉んで柔らかくしてしまうのはどうだろうか。買ったら使う前にこの部分だけを手で揉んで柔らかくしてしまうと。そうすればボタンが壊れることはないと思うのだが、どうだろうか。