今年は3回の個展があり、
自分たちの企画の展示もあり、
海外での展示の機会も多くいただきました。
どれもこれも、これまでのご縁からできたものでした。
色々な方に感謝を想いつつ
ざっくり振り返ってみようと思います。
今年の最初は韓国でのグループ展
「Olivia Park Gallery
Japanese Artist Exhibition」
韓国の展示が終わらないないうちに
大阪のアートカクテルでの個展
「閉塞と空虚 -そして見つめている-」
韓国のグループ展は場所を移してあと2ヶ所
「ARTBULL Gallery Insa」
「OSAKA GALLERY SEOUL」
香港のアートフェアにも出展させていただきました。
「Affordable Art Fair HONG KONG」
6月は今年1番のチャレンジとなった
神戸のSUPER GUSSAでの個展
「見つめている」
作品集「うずくまる」の出版と合わせての展示で
これまでやったことのない展示、
そして空間となりました。
7月は明石のアイドルYENA☆の10周年を記念して
こちらもこれまでのYENA☆の作品を全て収録した
作品集「星に願いを」の出版と合わせての
作品展「君へのありがとう」
3ヶ月連続となった8月の個展は
初めての東京ので個展
「閉塞と空虚 -そして見つめている-」
11月は海外での展示が続きました。
台湾・台北の「Tokyo Tones」
韓国・ソウル
「Art Alliance 2023」
台湾・高雄のアートフェア
「ART KAOHSIUNG 2023」
12月はちょっと異色なポスター展
「稀代の摺り師 VS 30人のアーティスト」
そして最後の最後にもうひとつ
韓国・ソウルでの年末イベント
「ART SUNSET 101 」
展示はざっくりこんな感じでした。
海外での機会もたくさんいただき
ありがたい1年となりました。
今年の初めに描いて、しばらくテーマにもしていた
「そして見つめている」
今の自分に向き合った、いいテーマとなりました。
でも、来年は新たなテーマが必要だな、とも感じています。
「閉塞感と空虚感」これは変わらず、
その中で何をテーマにするのか、それはこれからの制作の中で
考えながら突き詰めてゆこうと思います。
来年は夏に大阪で個展、
秋に大阪で企画のグループ展が決まっています。
少し緩やかなスタートですが、ここいら辺りで
じっくり制作に向かいたいので
ちょうどいいな、とも思っています。
新たな作品、新たなTONを見ていただけるよう
いい制作の時間を過ごしたいと思います。
展示の振り返りでも出てきましたが
今年は2冊の作品集を作りました。
1冊は、2019年から取り組んでいるテーマ
「閉塞感と空虚感」の作品を集めたもの。
このテーマに向き合い始めて4年となりました。
作品も多く生まれ、その中でも変化してゆく今の段階で
一度まとめておきたいなと思ったのです。
この作品集を作るにあたって、SUPER GUSSAの
コーシンさんとasacoさんにはたくさんのご協力をいただきました。
魅力的な空間で、かっこいいお写真を撮っていただき、
自分たちだけでは作ることのできなかった作品集ができました。
そんな作品集は、オンラインでも販売中です。
2024年のカレンダーにもasacoさんのお写真を使わせていただき
今年は本当にお世話になりました。
Web Shopはこちらから(宣伝w)
もう1冊の作品集は、明石のアイドルYENA☆。
YENA☆は8月にラストステージを迎えました。
デビューの時から、メンバーのイメージ画を描かせていただき
10周年の今年まで、YENA☆に関わる作品は120点となりました。
その全ての作品を収録した1冊です。
この10年間のチャレンジは、私の作品にも影響を与えてくれて
その変化をまたYENA☆の作品に反映させて、と
想定よりずっとずっと大きな存在となりました。
何より、ここで出会った方々から得たものは
言葉にできないほどの私の財産です。
YENA☆の25人のメンバーたち。
明石ケーブルテレビの皆様。
YENA☆を支えた関係者の皆様。
YENA☆を応援するファンの皆様。
本当にありがとうございます。
作品発表の活動の他に
昨年から本格的に始めた「大人アート部」
こちらは朱晶さんが中心で企画をし
朱晶さんの日本美術史の講座などをしています。
今年の前半は、TONの展示が続いたため
多くはできませんでしたが
それでもやってみたかった事はできました。
そのひとつが
「ぬりえ組」
TONとともに、TONが普段使っている色鉛筆を使って
みんなでぬりえをする会です。
ただ、一緒にぬりえをするだけなので、
この企画、楽しいのかな?大丈夫かな??
と思いながら開催しましたが
とても面白かったです!
TONの普段の色鉛筆に加え、様々なメーカーの色鉛筆を取り揃え
塗り比べをしたり、実際ぬりえをしながら質問にお答えしたり、
そのうち全然違うお話で盛り上がったり。
わいわい、もくもく。
当初の想定より、きっと朱晶さんの想定通りに
面白い会となりました。
そしてもうひとつ。
SUPER GUSSAでの日本美術史講座
いつもは会議室のような、殺風景な場所でやっていますが
思い切ってSUPER GUSSAの空間に飛び込みました!
もうね、空間の力がすごい。
ご参加の皆様がいつもよりリラックスした雰囲気で
お話を聞いてくださっている気がして
こちらも想定していた以上に良い会となりました。
あとは、ワークショップと講座、っていうのも開催しましたね。
開催回数は少なかった今年でしたが
濃度の高い大人アート部となりました。
来年も開催しますよ。
決まっているものもあります。
すでにSNSでは発表していますが
年が明けてから、ブログでも詳細をお知らせします。
どうぞお楽しみに!です。
さて、ざっくり振り返りました。
振り返ると色々なことに、チャレンジしてたんだな、、、と
改めて気づきます。
チャレンジといえば、制作配信なんかもしてみましてね。
そこでアバターを作ってみたり、普段描かない絵を描いてみたり。
見てくださる皆さまと、わいわいしながら生まれてくるものたち
生まれてくる空間が、なんとも面白い変化を生みました。
配信は期間限定でやっていたので、あと数回で終わりますが
楽しい時間、貴重な体験を共有してくださった皆様に感謝します。
ありがとう!!!
2024年はどんな1年になるかな。
もう決まっていること
これから決まってくること
心の向く方へ心を向けて
柔らかく挑んでゆきたいなと思います。
明日からの2024年も
私たちのアートを
私たちとともに楽しんでいただければ幸せです。
今日までの2023年
ありがとうございましたー!!!
TON