シンムラテツヤのブログ

シンムラテツヤのブログ

はいからさん

2015年07月06日 | 日記
以下、新村哲也と名乗る男の手記である。
若干ポエムが過ぎるが、原文のまま抜粋することにする。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
昨日ははいからさんのワンマンライブだった。
僕が参加する最後のライブだった。
このワンマンに向けてスタジオにたくさん入った。

一曲一曲最後の演奏になることをかみしめ
レクイエム(鎮魂歌)のようなイメージをもって
ネクタイを締めてステージにたった。

しかしイメージが先行しすぎてしまい
2曲目のイントロでいきなりフレーズを間違えてしまった。

このままじゃレクイエム(鎮魂歌)に僕は飲み込まれてしまう。
その瞬間ドラムのオッキーと目が合う。
目が光っていた。
僕は救いの手だと思いその手を掴んだ。

その後登場するリフは
ボーカルの近田君とたくさん目が合った。
それはとても自然な行為であり
その目はためらいも恥じらいもなく寛大であった。
僕はその手も掴んだ。

二人に助けられた僕は調子にのってしまった。
FUZZを全開にして平和な曲を邪悪な世界にしたり
ベースラインをディスコ調にしてむず痒くしたり

つまり(やりすぎちゃった)

ベースを弾く楽しさを教えてもらい
レコード屋で散財する快感を教えてもらい
全国、街の音のおこぼれを頂戴し
神様から「2014年サンプリングの旅」というプレゼントをいただいた。

そんな僕からのお礼が昨日のライブなのでした。
演奏中はお客さんが見えなかったけど
ライブ後お客さんがたくさん笑っていてくれたのは
僕にとってのご褒美なのでした。

どうもありがとう。




2015.7.5