シンムラテツヤのブログ

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スター

2015年05月28日 | 日記
ある瞬間から
僕はスターになっていた

今朝の新聞は見出しはこうだ
「スター、
今朝のゴミ出しに間に合う!」

昨日の新聞なんてこうだった
「スター、
深夜のコンビニでファッション雑誌を立ち読みする!」


スターは大変なんだ
なんてったって
僕がやることなすこと
すべておおごとだからね

総理大臣の失言より
僕の立ち読みの方がおおごとなんだからね

僕には責任がつきまとう
なんてったって
スターだから

子どもたちの良き見本となるようにね

昨日の立ち読みが
難解な雑誌じゃなくてよかったよ

子どもたちの良き見本となるように

今夜は少年マンガを立ち読みする
明日はパズルゲームで高得点を叩き出す
そしてあさってには
前人未到のエッチな雑誌の立ち読みに
挑戦するんだ

きっとみんな僕を尊敬するぞ
だって僕は
子どもたちの憧れのスターなんだから

新村ソロ所沢ライブ決定!

2015年05月15日 | 日記
新村、初の所沢ライブ決定です。
トークショーにも参加します。

トークショーのお相手は
キンクスのレイデイヴィスに
インタビューした小松崎健郎氏。

緊張しますが僕も
口下手なりに頑張ります。


6月28日(日)@音楽喫茶モジョ(埼玉県所沢市)

ザ・ピーコック・スーツナイトVOL.3

【出演】
小松崎健郎(随筆家)
新井裕尚(芽瑠璃堂)
田中賢司(Kenzi&ガンマGTPs)
新村哲也(あすなろう)

背が伸びる

2015年05月11日 | 日記
ある時は
「太陽を浴びていたから私は背が伸びたの」と言う

またある時は
「牛乳を飲んでいたから私は背が伸びたの」と言う

また別のある時には
「もっと遠くをみたいから私は背が伸びたの」と言う

そのまたあくる日には
「あなたのことをもっとよく見たいから私は背が伸びたの」と言う

その翌週には
「もっと太陽のことが知りたいから
 私は背が伸びたの」と言い

その翌月には
「私の居場所はここじゃないと悟ったの。
 だから私は背が伸びたの」と言った


そして
その人はもうここにはいない

太陽の中に吸い込まれたんだ

背が伸びるっていうのは
とても悲しいことなんだと 僕は思った

事案

2015年05月09日 | 日記
レコファンに売ったCDを
昨日取り返しに行きました

今回の事案については
取り返しがついたから良かったものの
この世の中
取り返しがつかない事案の方が多い

さて明日も
夜目覚めて
昼間に眠ってしまう
鈍感な感情にムチを打つのです


2015.5.7@渋谷喫茶SMiLE

2015年05月08日 | 日記
1.おはようヴァンパイア
2.BINGO!
3.手紙を書くわ
4.僕の車にのりなよ
5.ハピネスを語る男
6.おばけになっても
7.ピートタウンゼント・ファンクラブ


1000円で購入できたシンセ、
YAMAHA君を初めて使いました。

チープなリズムボックスサウンドで、
これまた久しぶりにBINGO!をやりました。

リハ後にレコファンで
ずっと欲しかったCDを二枚買い
(それにしても
SMiLEの近くは誘惑に溢れてる‼︎)

意気揚々とやりすぎたようで。

観ていただいた皆様、ありがとう。
また、会いましょう‼︎



南極の氷

2015年05月04日 | 日記
言葉もお化粧もやめた
すっぴんの君はきれい

すっぴんの君を好きになった僕も
すっかり言葉と煙草をやめてみたんだ

「どう?
すっぴんの僕はかっこいいかい?」
と僕

「あなたの言葉は
自意識のかたまり
南極の氷のように
まるで溶けそうにないわ」
と君

なるほど南極の氷かと
おそれいった僕は
ドライヤーで髪を乾かしながら
南極の氷について考える

「僕の頭の中の氷よ溶けろ」

なんてことを口にしては
遠くからすっぴんの君の横顔を眺める

そんな君と僕との距離は
まるで南国と南極だね

うまいこと言ったな
と思った僕は
まだまだ南極の氷


2015年05月02日 | 日記
「年をとるということは
坂道を転がり落ちていくことなのか」

今夜の町内会の議題である

ある人は
年をとることは登り坂を
登ることだと言い

ある人は
年をとることは下り坂を
転がり落ちることだと言った

登り派か下り派
君はどちらに立つのだね?
と僕は問われる

この議論は
とても一日で終わりそうもなく
明日に持ち込まれることになった

坂道には
なんの恨みもないけれど
僕は坂道を見ると
ゾッとするようになってしまった

大人になる

2015年05月02日 | 日記
目があったところに
目があったはずなのに

耳があったところに
耳があったはずなのに

どういうわけだろう
見つからない

涙が流れ出る場所も
キュートな声を聞き入れる場所も

悲しいがあったところに
悲しいがあったはずなのに

楽しいがあったところに
楽しいがあったはずなのに

どういうわけだろう
思い出せない

落し物に気付いたのは
だいぶたってから

落とした日は覚えているけれど
もう戻れない

何がつらいって

涙を流している
君のところへ戻れないこと

涙を流している姿を見つけて
何も言えないこと


それでも
少年は大人になろうとするのでした