シンムラテツヤのブログ

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ラブレター

2014年11月30日 | 日記
ラブレターに

「君の好きなところは

君の髪と
君の唇と
君の鼻と
君の目と・・」

と羅列した方が伝わるだろうか

それとも
「君が好きだ」

と一文にしてしまった方が伝わるだろうか

う~ん、どうしよう
明日の天気とか明日の君の気分次第で変わるだろうか

う~ん、どうしよう
羅列しようか一文にしようか

う~ん、どうしよう
羅列、一文 羅列、一文 羅列、一文
羅列一文羅列一文羅列一文
られついちぶんられついちぶん

(どんぶらこどんぶらこ時間は流れ)

紙がなくなって書けなくなる前に
髪がなくなって自信がなくなる前に

明日早起きして
ヘアーワックスでかっこよく決めて
君に会いにゆこう

オリジナル

2014年11月29日 | 日記
VELVET UNDERGROUNDの音楽が
耳から入り
脳を震わせて
ハートがぐらついて
口から想いが飛び出した瞬間

VELVET UNDERGROUNDは
まったく新しい存在でこの世界に誕生することになった

「ハッピーバースデー!」

高価な
VELVET UNDERGROUNDのオリジナル盤は
なかなか手に入れられないけど


VELVET UNDERGROUNDの音楽は
君だけのオリジナルな存在となって今夜も街をねり歩くのだ

ネクストライブ

2014年11月28日 | 日記
12/7(日)@金沢メロメロポッチ

OP18:00ST18:30
ADV2000円DOOR2200円(+1D)

出演:
はいからさん
ショットガンランナーズ
noid
新村哲也(あすなろう)


新村は1番手18:30から出演します。
ご来場、お待ちしてます。

イメージ

2014年11月28日 | 日記
僕の想像の中で暮らす、ある人

ある人とはもう30年ほどの付き合いになるだろうか

ある人はいつも笑っていた気がする
ある人はいつもまぶしかった気がする
ある人はいつだって親切に相談にのってくれた気がする

いつだったか
そのある人は笑わなくなった
気になった僕はある人に聞いてみたんだ

それは年月の問題かもしれない
想像の中だって年をとるんだよ
想像の中にも永遠はないんだよ

と、ある人は答えた


僕はなんだか複雑な気持ちになって
鏡に映る自分の姿を見た

なんだか白髪が増えた気がした

デビュー

2014年11月28日 | 日記
君のデビューは何才だ?

生まれた時が、そうか?
小学校に入学した時が、そうかい?
中学校に入学した時が、そうかな?
遅咲きの、高校入学の時が、そうかのう?

そうだ、君に聞いているのは
精神的に独り立ちするデビューのことだ

問い詰めるつもりはないさ

だって僕はまだデビューしていないから

僕は死ぬまでデビューしないことと決めているんだから

僕の目標はデビューしないまま
生き抜くことなんだから

僕は何も分かっちゃいないし
僕は何もかもが、分かってしまったなんて
口がハリセンボンになってでも言いたくないんだ
あっ、ごめん
口がハリサケテも言いたくないんだ


必ずしも、
立派に咲く花だけが美しいとは限らないよ

よりよい明日へ

2014年11月26日 | 日記
国を守るために演説が行われる
子どもを守るために演説が行われる
人間の未来のために演説が行われる

自分のお小遣いを守るために演説が行われる
キャットフードの値上げを阻止するために演説が行われる
自分が住むきれいな町を守る為演説が行われる

よりよい未来のために演説が行われて
よりよい演説を行うために演説が行われる
よりよいよりよいのために演説が行われる

よりよいよりよい、、、
よいよいよいよりより、、、
yりよいよyい(アッヨイヨイ♫)よいよい


「おい、おれは一体何のためにしゃべっていたか忘れちゃったじゃないか」
「昨日より今日、よりよく演説するためですよ」
「あぁ、そうだったそうだった!」

おとしもの

2014年11月25日 | 日記
100円玉が落ちている

これは誰のものだろう

隣の家の、よしこちゃんの100円かな?
その隣の家の、山田のがんこオヤジの100円かな?
そのまた隣の、おだやかなおばあちゃん中村さんの100円かな?

誰の100円か思いをはせているうちに
この100円玉は一体、
どれだけの時間と距離をかけてここまで来たのか、
どれだけの人間たち(もしかして人間じゃない時も)と過ごしてきたんだろうかと考えた

そう考えた途端
1枚の100円玉の中に
バクダイなエネルギーが眠っていることに気付き
ブラックホールに飲み込まれどこまでも落ちていく感覚になったんだ

あわてて僕は、
その100円玉でかっこいい鉛筆を買うことにした
そしてよしこちゃんにその鉛筆を自慢するんだ

そうなんだ、僕はよしこちゃんのことが好きだったんだ

とげ

2014年11月17日 | 日記
とげがささると痛い

とげがささると抜かなきゃならない

とげが刺さると子どもは泣いちゃう

僕は今日、
とげになっていなかっただろうか

誰かを傷つけたことすら気付いてない
そんなとげになってなかっただろうか

(ふー、ひといき)

今日はヘアワックスのつけすぎで
君にとってのとげになってなかっただろうか

東京→←埼玉

2014年11月16日 | 日記


今日はタワレコ上尾店にて、
はいからさんのライブがありました。

上尾駅からタワレコまでバスで10分かかるとのことでしたが、
天気も良かったので歩くことにしました。

そこで出会ったのがゴトー&カメレオンズの後藤さんと
アメリカから東京にいらっしゃっているドラマーのフランクさんと遭遇。
そこからみんなでワイワイと、
一緒に歩くことにしました。

その道中フランクさんと会話未満のようなコミュニケーションを交わします。

おっしゃることは32%くらいは理解できるのですが、
言いたいことが2.8%しか言葉として還元できません。

後藤さんは英語達者なので、
「僕はこう言いたいのですが」と
お手伝いしてもらいながらー

気付けばタワレコまで50分ほどかかりました。

今日のこの50分の歯痒くも
ワクワクした体験は曲になりそうです。

演奏後、寒くもなってきたので
バスに乗って帰ることにしました。

乗りこんだそのバスは、
大通りを一直線に走りすぐに駅に到着。

どうやら行きの際、
トンデモナイ遠回りをしていたようです。

おかげさまで一曲、
神様がプレゼントしてくれました。

写真はその道中での一枚。

むずかしい

2014年11月14日 | 日記
二年前に書いた曲「からっぽのままで」
この中で僕はこう書いていた。

からっぽの頭のなか 難しいことばかりでいっぱいだよ
これじゃ重くて飛べやしないな からっぽがいい


なるほど。
二年前の僕は今の僕に向かって歌っているように聞こえる。

むずかしい顔して腕組み。
むずかしい顔して物知り顔。
むずかしい顔してケンカ腰。


曲を書くときそう、
何か新しいものと出会う時もそう、
人と過ごす時もそう。

僕は身をまかせよう、と思う。

僕は僕であり、
今日見かけたはぐれてしまった飛べない小鳥でもあるのだ。

胸いっぱいの愛を。

愛とケーキのはざまで

2014年11月14日 | 日記



今日は池袋のとある喫茶店へ出かけた。
ライター小松崎さんと再会を果たすためである。

いつものようにディスクユニオンのドノヴァンコーナーで待ち合わせ。
お元気そうで何より。

席に着き、会話も12音階ばりに弾み、
ケーキセットを二人でたいらげ、
コーヒーをおかわりしようと
小松崎さんが「コーヒー2本追加~」と店員さんに呼びかける。

コーヒーを2本って言うなんて新しいなと感心してたら
小松崎さんが、
「あれ?タバコと間違えた。コーヒーは2杯だね」
とおっしゃる。

あすなろうのこと、イギリスのモッズシーンと日本のモッズシーンのこと。
手塚治虫のこと、町内会のこと。

いろんな話を交わして、またケーキセット食べに来ましょうと別れました。

そのあと小松崎さんは一人ディスクユニオンに行き、
一人同じ喫茶店でコーヒー飲んだらしい。

きびきびとも、だらだらとも、
何とも形容しがたい時間が僕にはとても楽しいのです。

おやすみなさい。

宝物

2014年11月10日 | 日記
君の瞳の中には
宝石たくさんの宝箱が眠ってる

その瞳で僕を見る
僕はその宝箱に惹きつけられる

するとたちまち
僕の瞳の中にも宝箱が存在し始めた

そうだった、思い出した
宝物っていうのは

誰か一人のためにあるものじゃなかった

迷路

2014年11月10日 | 日記
誰かを守るために撃った銃

真っ赤な血が
空気にとけて
雨が降って
涙に変わった

その涙が言う
「銃をとってその悲しさを晴らすんだよ」って

誰かを守るための感情
ゴールが見えない迷路をさまよって

また真っ赤な血がー

スピードの方程式

2014年11月08日 | 日記
サラリーマンが取引先に急ぐスピード

女子大生が久しぶりに会った友達と
ランチに向かうスピード

おじいさんが家族のお見舞いにと病院へ向かうスピード

バンドマンがバイトを終えて寄り道でも
しながら帰宅しようかなというスピード

恋人同士がラブホテルに向かうスピード


素晴らしいことに
街はいろんなスピードで溢れている

熱量も速度も違う
このスピードがもたらす幸福度を
計算する公式はまだ見当たらない

ただ言えるのは
このスピードに思考を持ち込んだ人たちは
息切れをして強壮剤を飲むはめになる、
ということだ

片想い

2014年11月06日 | 日記
こんなにも、
ビートルズのリボルバーを愛してるのに

こんなにも、
キンクスのサムシングエルスを愛してるのに

こんなにも、
ベックのオディレイを愛してるのに


ひとつもこっちに振り向いちゃくれない

ただそこに寝そべっているだけ

レコードは完成した時点で
溶けない氷の彫刻みたいになって
ただそこに寝そべっているだけ

だから僕は
くるおしく求めたり
違った角度で解釈しようとするんだろう

「飽き足りないからと言って
人と違った解釈を求めて求めて
誰かより優位に立とうとしちゃいけないな。
そんな退屈な話ったらないな。」


さて。
作品と受け手が両想いになることは可能なのだろうか?

少なくとも。
命と命が両想いになれるってのは
とんでもなく素晴らしいことなんだよ。