シンムラテツヤのブログ

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美しい住人

2015年06月30日 | 日記
昨日は終電で帰宅したのだけど、途中で京王線が止まった。
乗客に対して駅員さんが対応している。

世の中どうにもならないことの方が
多いと思うと気が楽になることもある。
疲れ果てて乗った電車に寛容になれるか。
僕は試されているのだ。抜き打ちテスト。

今日はデモ音源をずっとまとめていた。
時間がたつと自分の音源が他人のものに聞こえる。
僕が相当変だと思う小松崎さんに「シンムラ君は変だ」と言われる。
そういうことなのかな。

少しでも美しい人になりたいと思う。
美しい人に会うと背筋が伸びる。
美しい人に会い続けたいと思う。
ずっと背筋が伸びる気がする。
自分の心のなかに美しい人を住まわせようと、そっと思う。

嘉手苅林昌さんは姿も声も演奏も、美しい。


2015.6.29




真相は所沢の深い森へと続く

2015年06月29日 | 日記


所沢音楽喫茶モジョで開催された<ザ・ピーコックスーツ・ナイトVOL3>。
事前に、トークショーの内容はドノバンやキンクスの話しようね。
と小松崎さんと言っていたのですが一番登場したのはGLAYでした。

見てくれた皆様、どうもアリガトウ!

<SETLIST>
 1.おばけになっても
 2.うわさを信じるかい
 3.カウボーイのバラッド
 4.めまい
 5.SUNSHINE SUPERMAN (DONOVAN COVER)
 6.ピートタウンゼント・ファンクラブ
 7.チューインガム・ミステリーツアー
 8.夜明け前
 9.THE ORDINARY FAMILY (DONOVAN COVER)
10.HAPPINESS RUNS (DONOVAN COVER)
11.ポップミュージックに花束を
12.おはようヴァンパイア(w/小松崎健郎さん&クドーさん)



2015.6.28

ゆがんでいる

2015年06月28日 | 日記
世田谷文学館で行われていた
セタブンマーケットにでかてみる。

たくさんのお店が出展している。
そこはぐちゃぐちゃに歪んだ
宇宙の小部屋みたいに
雑貨や本やカレーが一つになっていた。

昼には下北沢に出かけて
食べなれないタイ料理をいただく。
食べなれない香辛料で体がずっと熱い。

帰宅後、
明日のトークショーライブに向けて
練習を始める。
カバー曲多めにやるのだ。

と言うわけで朝から夜まで
歪んだ時間の中をかけぬけてきた。

太陽さん。
今日も歪みをたくさんありがとう。


2015.6.27

象徴できないこの気持ち

2015年06月27日 | 日記
今日は二つのバンドのリハ。

三軒茶屋から生田までの移動。
もしくは異動。

お土産にいただいたお菓子を撮影。
これが夜に浮かび上がる不思議な写真。

「この写真は
ひたすらに演奏した今日を象徴します」
とは流石に言えない。

だけどとても美味しかったことは
間違いない。


2015.6.26


ミリサイズの録音日記

2015年06月26日 | 日記
大きなMTRをリュックサックに入れる。
それを背負い
上北沢のスタジオへ向かう。

これは2年ぶりの行為である。
何かを思い出すと同時に、
何かが始まる予感に打たれる。

楽器に向けてマイクをセットする。

「あなたのほくろはセクシーですね」

そのほくろは
あと数センチ右横に位置していたら
セクシーだと感じただろうか。

つまり、これは運命についてである。
位置とはつまり運命のことである。
主人公はそうメモにとった。

マイクをセットする時に
このメモを思い出す。
このマイクが数センチ右にずれたら…

考え出すと途方もない旅が始まる。

主人公は黙ってマイクをセットし
演奏の準備を始めたのである。


2015.6.25



動いていた

2015年06月25日 | 日記
家を出ると京王線が止まっていた。
心臓が止まらない限り動き続けるその主人公は、
約束の時間に間に合わないのでタクシーに乗った。

「24日はね、電車止まりやすいんですよ」
と意味深な挨拶を主人公に与える。

このタクシーの運転手、これがまたよくしゃべる。
出発点から目的地まで、その距離と時間を瞬時に計算したようで、
この区間内で見事な起承転結の会話をやってのけた。
家族構成、生まれ、収入、現状抱える問題点のブレーキ制御なしの会話。
その運転手は見事だった。

運転手はこう言った。
「お客様はなんだか悩みがなさそうでいいですね。
 人生なるようにしかならないという顔をしている。」

タクシーを降りたあと、
その運転手の言葉が耳からハートの途中あたりで途中下車してしまった。
途中下車してこびりついた言葉を引きずりながら、
その主人公はとても清々しい気持ちになったのだった。

運転手は車だけでなく、心の扱いもプロフェッショナルだった。

その後落ち着いてレシートを一瞥。
電車の20倍ほどかかった運賃を見て呼吸が一瞬止まった。
京王線はもう、動いていた。


2015.6.24

相合傘の楽器ケース

2015年06月24日 | 日記
新宿へ楽器のケースを買いに出かける。
ロックDVD専門店に寄り道してワクワクしてたら
雨が降ってきた。
カレー食べて外に出たらまだ降ってた。
家に一緒にやってきたそのケースは
なんてことないけど
一緒に雨の中から帰ってきただけでなんだか愛着湧いてる。

ネットの買い物は便利だけど
一緒に雨の中帰ってこれないから
それはそれで不便なんじゃないかと思う。

人だけじゃなく、
物もデートしたがってんだよね。


2015.6.23

無重力のラブレター

2015年06月21日 | 日記
その主人公は日記をつけている
それも誠実につけている

誠実に書き残すということは
誰かに何かを
無意識のうちに
伝えようとしていることに気付いた

その誰かとは、未来の自分だった
大好きなあの子へ贈ったラブレターも
どうやら未来の自分に向けたものだった

(どうりであの子は
振り向いてくれないわけだ)

それを悟り
驚愕した主人公は無の境地を求めた
それもとびきりの無重力のやつだ

瞑想と座禅を経たのち
驚愕状態が続いている主人公は
更にお金を支払って
無重力体験システムの中に入った
(これもまたとびきりの課金制である)

主人公は今そこで
愛をしたためている
タイトルは
「無重力のラブレター」である

今度こそ、
きっとうまくいく。

語る代弁者

2015年06月18日 | 日記
君はいつも代弁をしているなあ

夢の中ではあんなに寡黙なのに
現実ではいつも代弁をするんだ

僕にしか分からない暗証番号で
秘密の金庫を開けてしまいたいのだけど
そいつも難しい

君はいつも
「代弁霧スプレー」を噴射するからだ

そいつが噴射されると
何も見えなくなって
肝心のクエスチョンもどこかへ行ってしまうんだ

夢の中の
寡黙な君の方が
多くを雄弁に語っているのになあ

と一言でも言えたらな

と、思ったらまた「代弁霧スプレー」だ

野良猫の処方箋

2015年06月17日 | 日記
真夜中からハロー。

昨日は渋谷wwwで行われた
TALKING HEADS『ストップ・メイキング・センス』の爆音祭に行ってきました。
(主催の方、お疲れ様です&ありがとうございます)
これが本当に最高で、昨夜からずっと体がクネクネしたがっています。

そしてここ最近は「古事記」を愛読しています。
(下手なA級SF映画よりずっと面白い)
今果たして何時代に生きているのかも分からないまま
さまよっていますが、
おまわりさんに道を尋ねたりはしません。

「自分が歩いた道があとで地図になるから
 道聞くのはカッコ悪いよ」って、
昨日出会った野良猫君が僕に教えてくれたからであります。

というわけ(?)で風邪をひきました。
頭がぼーっとしますが野良猫の処方箋を頼りに明日も頑張りたいと思います。

後日談の神様

2015年06月15日 | 日記
素晴らしい瞬間や
素晴らしい出来事に
かち合ってしまった時

まだまだ生きていたいと思うんです
(それを事故と呼ぶのかい?)

もう死んでしまった才能には
生きている限り触れられない
(だから神様なのね)

もう死んでしまった才能に
新しい誕生日は訪れない
(だから神様なのね)

死んでしまったら神様になれる
君も僕も神様になれる
もう触れられない才能になれる

時間が止まってしまった美しい彫刻に
最大限の敬意と愛情を送りつつも

今、どうやら生きているらしいなら
少しでも美しい神様になりたいと思うんです

世田谷文学館/打ち合わせ

2015年06月12日 | 日記
今日はデザイナーきっさんとの
打ち合わせ。
待ち合わせは世田谷文学館。
植草甚一の展示を堪能。
「没頭して対象を心から愛すること」
なーんてことをぼんやり思いながら
ホクホクして二人で打ち合わせ。

この夏、新しいことに挑戦するのです。
まだ言わないけど、
楽しみにしててくれたら嬉しいな。

レコード買うのをおさえる代わりに
頭の中で新しい音楽を鳴らす時間が増えた。

それは聴いたことある音楽なのか
そうでないのかよく分からないけど
脳みその中で知らない人と出会ったら
ひとまず「はじめまして」と言うことにしている。

漫画家と寿司屋と音楽家

2015年06月10日 | 日記
僕が寿司屋の配達アルバイトをしていた時の話。
定期的に注文してくれる漫画家Kさんという方がいらっしゃった。

気さくで接し方が丁寧で、
大人しそうな物腰の方だった。

会うたびにニコリと笑顔でお話を交わすのでした。
あれから何年たったろう。

昨日、新宿で漫画家Kさんの方と
ばったり出会ったのです。
僕は普段着で楽器を背負っていた。
お互い目と目が合ったけど、
お互いちょっと口が開けかけた「あ」という同じような口の形をして
そのまますれ違ってしまった。

新宿の人混みの流れは川のようで逆らえなかった。
そして時間の流れも荒れ狂う川のようで逆らえなかった。

僕の脳裏でたくさんのことが思い出され
また新しい川の流れが生まれたのでした。

それは激しい流れの川なのか
ゆるい流れの川なのか
分かりませんが
その流れに逆らわないようにしようと思います。

そうやってまた新しい景色が見られる気がするのです。

変化

2015年06月05日 | 日記
少しずつ爪が伸びてたり
少しずつ髪が伸びていたり

そんな少しずつは普段気付くことはない

そう考えると
目に見える変化というのは
サプライズプレゼントのようで

嬉しいこともあるけど
悲しいことの方が多い気がする

「いつまでも元気でいてね」というのは
ワガママなことだけど
正直な人間の感情でもある気がするね

2days

2015年06月01日 | 日記


5/30@高円寺UFOCLUB
【あすなろう】


1.うわさを信じるかい
2.スパイスちょうだい
3.メリーゴーランド
4.おはようヴァンパイア
5.彼女は愛煙家(She's so heavy smoker)
6.ポップミュージックに花束を
7.ピートタウンゼント・ファンクラブ


5/31@高円寺グリーンアップル
【新村哲也がやりすぎた!!】

1.BINGO!
2.おはようヴァンパイア
3.おばけになっても
4.スロウ・スロウ・スロウ
5.ポップミュージックに花束を
6.ピートタウンゼント・ファンクラブ
7.白衣ダイナソー(w/ミックスナッツハウス)
8.U・F・O!(w/ミックスナッツハウス)