今日は電車を3回乗り継ぎ東久留米へと向かった。
初めての街はいつだって緊張する。
初めての街ではそう簡単に背中を見せちゃいけないって先輩が言ってたけれど、改札を抜けるやいなや壁がまったくないだだっ広い空間。
危険を察知する為に背中を360度回転させながら前進してみると一向に目的地へは近付けない、と気付いたのは3回転目の時。
1回転目の時はまだ若かったなと、3回転目の僕は先輩面を下げて堂々と回転前進をやめた。
商店街を抜けて到着したのは某レコーディングスタジオ。
バンジョーとオルガンとベースとリードボーカルという大役を果たす為にここへやってきた。
そこで待っていたのは小松崎健郎さんだった。(続く?)