卒業式…

今日は次男の高校の卒業式でした。
月日というものは本当にあっという間ですね。
3年間のうち
家でいるより学校にいる方が長かったりするものだから
先生方の方が感慨もひとしおなのだろうね。
親にとっては一つの区切り
子供にとっては夢の通過点…
であってほしい…が
まだ進路は不確定のままだ。

それはさておき
今日の卒業証書授与式で
読み上げていた名前が途中で途切れ
また途切れ
「あれ?どうしたのかな」
と想っていたら
読み上げていた先生の教え子のクラスだった?
余程　感慨無量　感無量だったのだろうね
一昔前なら普通にあったであろう光景がそこにあって
小学校でのPTAのトラウマ以来
学校との距離を置いて来た私にとっても意外な展開にほっとしている自分がいた。

また
最近では珍しい　♬仰げば尊し
や　♬蛍の光
も聴けて何十年前の自分の卒業式にタイムスリップしたようでもあり
こそばゆい心地もしました。

国歌斉唱に始まり
卒業証書授与式があり
来賓の祝辞があり
卒業の歌があり
校歌斉唱で締めくくる
極めてオーソドックスな卒業式の式典は
荒れることもなく平穏無事に終始した。

そんな一種儀礼的な式典に対し改革が叫ばれた頃もあったが、この落ち着いた卒業式の持つ意味…
常日頃、陰日なたなく教え子・生徒達を見守って来られた温かな先生方の眼差しであり、
それに反発するかのような、「かったるい!!!!!!!」などと言いながらも、この日を迎えられた、本当は生真面目な学生達だったという事実…
その学生達の親御さん方が、こんな一面を垣間見てどれだけ胸をなで下ろしたことだろう。

303名の卒業生諸君
本当におめでとう!!!!!!!!!!!
これからも
自分の意志を強く持て。
自分らしい道を歩め。
未来は君たちのものだ。