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さてさてどうするか

2016年11月23日 15時30分00秒 | 機材

今日、メンテナンスから77EDⅡが返ってきました。レンズもレデューサーもピカピカです。
箱の中にはどのような効果が得られたのかの説明が、写真付きで入っていました。
ご丁寧にありがとうございました。


ガムシーズンに間に合ってよかったです。


さて、ガムチャレンジするにはもう一つ問題があります。
それはこれです。

アトラクス赤道儀とジュラポール三脚を繋ぐネジです。
一見問題なさそうですがよく見ると、

黒のつまみにヒビが入っています。わかりますか?
1年ほど前から締めようとすると、つまみが空転してしっかり固定できません。
ナットも外そうとしますが、外れません。

こまった。


あかん

2016年10月29日 22時11分00秒 | 機材
今日は昼間から雲一つない快晴で、夕方になっても雲が出ません。
こんな天気は引っ越しして初めてです。
今までできなかった機材のチェックをすることにしました。

今日の目的はSynscanのポーラーアライメントが
どれだけ信用できるかの調査です。

北極星が見える庭にGPD赤道儀を下ろして、
ポーラーアライメントで正確に極軸を導入できるかを調べます。

とりあえず極望に北極星を入れ、諸設定を終えて3点アライメントの開始。
最初はベガを指定されたので、導入しEnterを押す。1点目完了。
次はアルタイルを指定されたので、enterを押して移動。
ファインダー内に見えていたので中心にもって行き、enterを押して2点目の終了。
最後は東の空のフォーマルハウト。移動しファインダーを覗くが入っておらず。
少し望遠鏡をふるとフォーマルハウトが見えたので中心に持って行きenterを押し、3点アライメント終了。
その後極軸の再調整を行い極望を覗いてビックリ。北極星が極望の端っこの方にありました。
GPDについている高度計は28度を指しています。
28度といったら奄美大島あたりで見える北極星の高度です。

次は最初に極軸を合わせてから3点アライメントをし、極軸の再調整をしてみました。
極軸を合わせているのでほとんど動かさなくて良いはずでしたが、3点アライメントをしたあとの表示は

1度以上ずれているという表示でした。
どうもおかしいです。
2点アライメントのあと東西をまたいで3点目の星を導入するとファインダー内にすら入りませんので、
ここの移動中に原因があるのかもしれません。

ここで終わりにするとせっかくの新月期の晴天がもったいないので、
アトラクスを出してss-oneオートガイダーの実戦投入と撮影をします。

2台並べて撮ってみました。

SSAG+100mmレンズで

2016年09月22日 09時15分00秒 | 機材
タイトルの組み合わせで、何等ぐらいまで写るか試してみました。
PHD2で画像を保存→SI7でfitをJPGに変換(処理は無し)です。
ダーク有り。高度が高かったベガ付近を撮像しました。


等級は目安で。

まず15秒露光(オートガイドで使うことは無いと思います)


次に7秒露光


5秒露光


2.5秒露光


1秒露光



オートガイドで使うのは1~5秒露光ぐらいでしょうか。
この後、比較のためにQHY5LⅡで撮ろうとしましたが、ダークを撮っている間に曇ってしまい、撤収となりました。

SS-ONEオートガイダーに向けパーツを購入

2016年09月17日 19時30分00秒 | 機材
SYNSCANのポーラーアライメントを使って極軸をだいたい合わせることができるようになったため、
次の課題「ss-oneオートガイダー」を使う準備をしました。


今まで使っていたQHY5ⅡLはこのようなシステムでビクセンのファインダー台座につけて使っていましたが、
このパーツではASI120を脚に取り付けることは不可能です。
ss-oneオートガイダーはQHY5ⅡLが使えないので、どうにかしてASI120を取り付けられないか考えていました。
ASIを買ったエレクトリックシープさんに相談をしていたところ、今週「ASIカメラ固定キットを再販します」
と連絡をいただき、その日に注文し翌日に届きました。

取り付けたところ。

付属のパーツを装着すれば

カメラのホットシューに取り付けができます。
2つ上の画像に赤⇐のパーツが2つ付いています。カメラの上に取り付けた後、
上のネジは雲台側に、下のネジはカメラのホットシュー側にもっていくと、しっかり固定されます。
カメラのホットシューにも取り付けられるのはすごくいいです。


Synscanを試しました

2016年09月03日 18時30分00秒 | 機材
今週になり気温が下がり、やっと夕方の曇り空が解消されてきました。
そこで導入したsynscan on GP の練習ができました。


引っ越した家の2階のベランダは、ラッキーなことにコンセントが2口取れます。

電源をコンセントからとるために

秋月電子からAC-DCコンバータと近くのホームセンターからACタップを買いました。
ACタップはUSBが2つあり、アストロアーツで購入したヒーターの電源に使います。

まずは部屋で練習。電源オン

極性があっているか心配でしたが大丈夫でした。
緯度経度、時刻の設定などを一通り終わると、アライメントの画面になります。

アライメントで基準星を2つ以上行うと、
極軸の再調整(ポーラーアライメント)の画面が選択できるようになります。

ここまでの流れを確認し、夜に実践です。

3点アライメントをして、極軸を調整。
マニュアルに従い再度アライメントを行い極軸の再調整をおこなうと、
極軸の高度レバーを何周かまわさないといけませんでした。
3点アライメントで極軸を調整したのはずなのに、けっこう再調整が必要でした。
別の日にやった時には、水平方向の再調整が必要でした。
誤差は

8分・・・ 大きいのかな。
ケンコーNES赤道儀のマニュアルには、
「一般的には、このポーラーアライメントを2,3回と繰り返すとポーラーアライメント精度を1’以内に近づけることができます」
と書いてあります。


ここで「最初の3点アライメントした後の極軸の再調整の精度は悪いのだろうか」と疑問が沸き、
1回極軸の再調整をしたあとに電源を切り、再度3点アライメントをして極軸の精度をみました。

高度・水平ともに1’以内の精度が出てます。

「極軸を調整した後に電源を切り、再度3点アライメントで精度を確かめて撮影に入る」
という流れで次回からやってみようと思います。