ちょっとひと言

日頃の自らの経験を通じ感じていることや身近な出来事を綴っていきます。

親愛なる伊藤長崎市長のご冥福を

2007年04月18日 | Weblog
 断じて許すことが出来ない事件がおきた。長崎市長の伊藤一長氏が凶弾に倒れたのである。私は、3月19日孔子廟の視察で長崎市(前日は多久市)を訪れた。市長室で長崎チャンポンをご馳走になった。全国市長会の会長に立候補することになったので、その話もしたのである。
 その後、4月10日に全国市長会役員会でもお会いした。13日も全国市長会の今後のことについて電話での話しをした。非常に親しくなったのに、今では空しい想い出となってしまった。
 伊藤市長は昭和20年生まれ、私より15歳若く、原爆での被爆地の市長として、核廃絶運動の先頭に立ち、世界の恒久平和を希求し、真の平和主義者としてリーダーであった。昨年8月の長崎平和祈念式典では「人間はいったい何をしているのか。被爆から61年目を迎えた今、ここ長崎では怒りといらだちの声が渦巻いています。」と平和宣言の冒頭で訴えていたのが思い出される。
 今回の忌まわしい事件、私の憤りはまさに頂点に達していると言っても過言ではない。現在、長崎市は市長選挙の最中である。今後の事を考えると混乱を極めていることだろう。素晴らしい人を失ってしまった。ただただ、哀悼の意を表し冥福を祈るのみである。

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