ちょっとひと言

日頃の自らの経験を通じ感じていることや身近な出来事を綴っていきます。

私とピアノ

2007年06月04日 | Weblog
 地域婦人連絡協議会の総会があった。この団体は開会の時、市民愛唱歌「われらの街に」を歌うのが慣例となっている。市民愛唱歌を活用いただいて、とても嬉しいのだが、この歌が市民にあまり知られていないのが残念である。
 この市民愛唱歌は市制60周年を記念にしてつくられたもので、地元の清水次郎さん(故人、市役所前の時計店主)が作詞し、八洲(やしま)秀章氏が作曲したとても美しい詩とメロディーである。なんとか学校で教えてもらいたいと思っている。ちなみに私のケータイの着メロはこの曲になっている。
 北仲通りに「ヌーベルスクエア足利」という店舗がある。ヌーベルはフランス語、スクエアは英語、足利はもちろん日本語の合成語である。中心市街地空き店舗対策事業で設置したもので、手芸、音楽等の講座を開いている。結構、楽しい雰囲気でたくさんの人たちが楽しんでいる。私もここでピアノを習っている。そのヌーベルが丸3年を迎えた。それを記念してそれぞれの分野で発表会があり、私も参加した。
 私は市長になってからピアノを始めた。少しは基礎があったが、60ならぬ70の手習いになった。もともと指先は不器用ではないので少しは弾けるようになった。2日58歳の若さで亡くなられた「題名のない音楽会」で司会を務めた羽田健太郎さんというピアニストがいた。2~3年前足利でリサイタルがあった。その時『世界3大小品(ピアノ)を知っているか?それは「エリーゼのために」「乙女の祈り」、それにモーツァルトの「トルコマーチ」である』と言っていた。隣にいた家内が「モーツァルトを弾けるようになれば、3小品をマスターすることになるね」と囁いた。それに刺激されて練習を始めたが難しい。発表会ではかなり恥をかいたが、最後まで弾けたのでホッとした。ヌーベルスクエア足利ではいろいろな講座(手芸、シャンソン、ジャズ、ピアノなど)をやっている。みなさんに参加して楽しんでもらいたい。

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