ちょっとひと言

日頃の自らの経験を通じ感じていることや身近な出来事を綴っていきます。

新成人と市長との座談会に出席して

2006年11月13日 | Weblog
 11月11日土曜日、本年度成人を迎えた市内11中学校区の代表の人たち11人と「新成人と市長との座談会」を行った。今年度成人を迎える人数は、1695人である。自己紹介のあと、足利市の良いところ、良くないところを一人ひとりから聴いた。共通した良いところは、豊かな自然と歴史的・文化的な香りのあるまちであった。特に、中橋を渡る際の眺めが素晴らしいと言っていた。良くないところは、あまり指摘されなかったが、若者が楽しむところがないこと、車が渋滞することなどであった。車の渋滞は全国的な傾向で、特に休日の商業地域での渋滞はやむを得ないところがあると話した。
 近隣の商業地域で、太田市のイオンと佐野市のアウトレットには全員行ったことがあるそうだ。本市のサンヨー電機跡地に巨大モール街の建設が予定され、シネマコンプレックスができると話したら、みんな喜んでいた。
 足利市のように、周りが町ではなく同規模の市と隣接しているところは、お互いにその街の特徴を生かしながら、同類の施設を作らず、相互に施設を利用しあうことが本来の姿であろう。若い人たちは意外に割り切っていて、このことをよく理解してくれた。
 「みんなの時代は必ず道州制が施行されて、足利市を含む両毛6市とともに政令指定都市として生まれ変わる。本市は必ず中心的存在になるに違いない。みんな、その様な環境の中で活躍を期待したい。企業誘致を図り、雇用の機会やビジネスチャンスを増やし、生活しやすい足利市をつくることが、われわれ行政に与えられた責務である」と話したが、真剣に聞いてくれた。
 将来が期待できる、さわやかな若い人たちとのふれあいだった。

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