ちょっとひと言

日頃の自らの経験を通じ感じていることや身近な出来事を綴っていきます。

新春賀詞交歓会

2009年01月08日 | Weblog
 今年の新春賀詞交歓会は盛大だった。330名と例年より参加者も多かった。皆さん元気に顔を揃えられていた。私は、足利市の企業家は不況に強いものをもっているとかねがね思っている。日頃から多角的に経営しているし、ものづくりの面でも小廻りが利くような態勢を常に整えている。昔から繊維産業という難しい分野で活躍してきた人が多い。だからどんな逆境にあってもそれを跳ね返す力を持っているのだと思う。
 今回の不況は、平成2年頃から始まった平成不況の時と比べても、比較にならないほどスピードが速い。あっという間に世界中を巻き込んでしまう勢いである。席上、アメリカの車の三大メーカーが危機に陥っている話、世界の最大手にまで登りつめ、2兆円もの利益をあげていた日本の自動車メーカーが、僅か一年で1,500億円もの赤字に転じるという信じられない現象を呈している話も述べたが、出口のないトンネルはない、必ずや明るい光も見えてくる筈であると力強く申し上げた。景気快復の1日も早いことを祈るや切である。