汗かきKRの鳥見記録

   ~汗をかきつつ鳥見するは楽しかりけり~

水鳥なのに”水かき”がない? (水かきの種類)

2015-12-10 | 雑記帳

 画面左最上段のカテゴリー(散歩エリアの鳥)に
  金井遊水池、遊水池付近の柏尾川、田谷で 
    ”見ることが出来る・見たことのある”  
  鳥の写真を表形式で一覧にまとめてみました 


ブログのカテゴリーに、”水鳥”というカテゴリーを作ろうと考えています。
そこで”水鳥の定義”についてネットで調べてみると、
・指の間に水かきをもち、水上、または水中での行動に適した体形の鳥
・陸上や樹上での敏捷性にかけるものが多い。
と書いてありました。

”あぁ、なるほどね”と納得した後、あらコサギやバンは細長い指だけですよ。
さらにネット検索をして納得できました。
コサギの足を良く見ると、確かに指と指の間に小さな水かきがありました。

せっかく調べましたので、自分の備忘録代わりにアップしておきます。

水かきの種類は、大きくわけて2種類(弁足と蹼足)

弁足(べんそく)

各趾(あしゆび)が木の葉状の形状になっている。

木の葉状の形状をした膜を、弁膜と呼ぶ。 カイツブリ、オオバンなど 

蹼足(ぼくそく)

趾(あしゆび)と趾の間に蹼膜(ぼくまく)(=水かき)がある。



さらに、蹼足には3つの型がありました。

第2趾、第3趾、第4趾の間に蹼膜が張った足
カモ目、カモメ科など
第1趾から第4趾まで全ての趾に蹼膜が張った足
カワウなど
趾の半分以下の足(指の根元に小さな膜があります)
コサギ、クイナ、シギなど


写真をクリックすると、別窓を開いて拡大します。

弁足(べんそく)

蹼足(ぼくそく)

標準蹼型

全蹼型

半蹼型

オオバン カルガモ カワウ コサギ

さらにさらに調べるうちに「欠蹼足」というのもあるそうです。
わたくし的には、ここまで判れば十分ですのでこれでおしまいです。

ここで終わろうと思いましたが、ところで「第1趾」ってどの指?
「趾(あしゆび)とは?」で調べてみました。

趾(あしゆび)とは
・鳥類特有の足のつま先に該当する部分。
・鳥類の基本は、4本の趾を持つ。(第5趾は完全に退化してしまったとの事)
・第1趾は、多くの場合は後方を向いている指。(人間でいえば親指に相当)
・3本は体の内から外に向かって、第2、第3、第4趾。

ここで面白かったのは、ミサゴやフクロウ類では第4趾が後ろ方向へ動かすことが出来るそうです。
枝や獲物をつかむとき時に、基本の「前3、後1」と「前2、後2」のどちらが良いのでしょうね?

まだミサゴを見たことがないので、早く見てみたい!



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