勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

懐かしい思い出のエキストラ

2006-03-05 | TVや舞台やスポーツのお喋り
品川庄司出演映画、『鳶がクルリと』Amazonで予約受付している。
22%OFFで4259円・・・。
やっぱりちょっと高いかなぁ~。
映画館で上映してる時、いろいろあって見逃してしまったのでぜひ見たい。
だが高い。う~~~ん。
レンタルじゃダメ?

ちなみに品川祐初監督作品を含めたオムニバス映画『監督感染』は4200円。
こちらはちゃんと見ているが、5作品のうち品川監督作品の《TWO SHOT》は絶対お勧め。

実はこの映画の中で、品川庄司が演じる漫才コンビの単独ライブシーンがある。
撮影はルミネで行われたのだが、この時エキストラを一般から募集した。
2003年夏のことだ。
集合は朝6時~6時半。私は当然のごとく、始発で新宿へ向かった。
始発なんて乗るのは高校時代以来のことだ。意外と混んでいるのでビックリする。
7時にルミネの入り口が開く。が、エレベーターもエスカレーターも動いていない。
階段で7階まで上がった。私は貫徹だったので、最後はフラフラ。

ルミネの舞台はいつもと違って、映画撮影の現場となっている。
前説のラフコントロールが私たちを出迎えてくれた。
品川監督は積極的に動き回り、スタッフに指示を与えている。
48時間寝てないと言うのに、それほど疲れた様子はない。

漫才のシーンの撮影になって、初めて主演俳優の一人、庄司さんが登場。
スタンバイOKとなって、品川庄司ではなく《TWO SHOT》が舞台袖から登場。
私たちは何となくいつも品庄を迎えるように拍手で出迎えてしまった。
ここで品川監督からのダメだし。
「お客さんはキャ~~!と言う感じで盛り上がってください」
はい、はい、わかりました。ジャニーズっぽい感じが欲しいのね。
再度登場。
私たち、拍手プラス「キャ~~~~!!」
OKを出した品川監督、なんとも言えない笑顔だったな。
漫才師だって、こういう歓声欲しいんだよね。普段はちょっと恥ずかしいけど。。

ここでオリジナルの漫才が披露される。
この映画の為に書き下ろした漫才なので、品川庄司としてやることはない漫才だ。
うろ覚え(品川さん、辞書で調べましたが、やはり「うる」ではなく「うろ」です)だが、確かプロポーズの仕方と言うネタだったと思う。
短いネタなのだが、庄司さんは3回連続噛んでしまう。
正直、私の方がネタを覚えてしまったほどだ。
最後は「ちょっと待って」と言って、舞台袖に引っ込んでしまった。
「すいませんね。普段はもっと出来る子なんですけど」と品川さんがフォロー。
でも、仕切り直しで登場した後は、庄司さんもきちんと決めてくれた。

この時庄司さんは役柄で、指輪をはめていた。
それが気になるらしく、何度も指で触れている。
私も妙に気になってしまった。
昔はアクセをよくつけていた庄司さんだが、指輪はそのときが初めての様だった。
やっぱり体育会系タンクトッパーに、アクセは似合わないと思う。

その後も撮影は続いた。
だけど品川さんと庄司さんが交代で舞台に立ち、私たちエキストラが飽きてしまわないように面白話をしてくれる。
品川さんなんて監督と言う大切なお仕事があるのに、ちゃんと私たちをかまってくれる。
品川さんがスタッフに呼ばれると、今度は庄司さんが。。
もう贅沢な空間としか言いようがない。

私としては、庄司さんが舞台の端っこの方で、野球選手の物まねを始めたところに食いついてしまった。
左バッター?「イチロー?」庄司さんが首を振る。「掛布?」大きく頷く。
庄司さん、ホントに掛布さんが好きなんだねぇ。
それから最後のほうで、当時公開中だった映画「ハルク」の物まね「トモハルク」をやってくれる。
これは全員が爆笑。

終了したのは午後1時近く。
こんなに長いことルミネの椅子(硬い!)に座っていたことはない。
だけど、こんなにたくさん品川庄司のお喋りを聞け、素に近い顔を見られるチャンスなんて、もしかしたらもう二度とないのかもしれない。
最後に御礼にと言って、エキストラ全員に品川庄司が入った写真をプレゼントされた。
その時は顔も知らなかったML仲間のYさんやNさんも一緒に写ってる。
これは今も私の大切な思い出の宝物になっている。

このエントリーを書いているうちに、今私が一番品庄にして欲しいことが浮かんできた。
トークライブ!!
いつの日か実現してくれないだろうか。
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タンクトップは二枚着ても寒い

2006-03-02 | TVや舞台やスポーツのお喋り
【Decoration】のDVD、Amazonで予約して、とっくに届いているのにまだ見ていない。
数日前から体調が良くないのがその理由。
こればかりは元気な時にじっくり見たいからね。

それにしても寒い。寒の戻りなんだろうけど、雨まで降って・・・。
でも雨にも負けず、寒さにも負けず、ルミネだけは行く!
寒さのせいか、タンクトッパー庄司さん、今日は珍しくロンTだった。
少し風邪気味の声だったし。
寒いからってタンクトップを重ね着しても、やっぱり寒いよね。。。

今日のルミネ、客層が微妙だった。
下手側一角が修学旅行生、上手側一角が年配の男性の団体で占められている
品川さんいわく「こちらが修学旅行、こちらが最後の旅行」
もちろんおじさまたちは笑ってました。

ネタはいつもと同じだったが、品川さんの素朴な疑問から、私の素朴な疑問がひとつ解決された。
庄司さんは自分を指す時、いつも両腕を前で交差させる。
右手が左胸、左手が右胸に置かれるのだ。
普通、自分を指す時は右手で右胸を指すでしょう。

品川「おまえ、いつもそのポーズするけどどうしてなの?」
庄司「いや~、筋肉的な問題で」
品川「何、それ?」
庄司(右手を右胸、左手を左胸に当てる)「これ、筋肉的にきついんです」

なるほどね、筋肉がつきすぎてるとそのポーズが出来ないのね。
決して腕を交差させるポーズが可愛いから、わざとやっていたわけではないのね。
自分で鏡見て、可愛いかな~と思いながらやってたわけではないのね。
でも可愛いんだよ、そのポーズ。

品庄の出番が終わった後、修学旅行生の女子から「かっこいいね~」と言う声が何回も聞かれたが、固有名詞は出なかったので、どちらのことか確かめる術はなかった。
ちなみに品川さんはTVで見るより生のほうがずっとかっこいいと付け加えておく。

さて、ネタ組に続いて、今日の私のお目当て(品庄はもちろんだけど)辻本さんの新喜劇の始まりだ。
私は東京で生まれ、近郊で育った為、大阪の人なら絶対誰でも見たことがある「吉本新喜劇」を知らない。
以前一度だけ、辻本さんがやはり大阪のベテラン芸人さんと組んで、ネタ組に出演したことがある。
この時は残念なことに、そのベテラン芸人さん(名誉の為に名前は伏せます)がまったく台本を覚えておらず、さんざんな出来だった。
本来なら早く終わって、と思うところなのだが・・・。

私はこの時の辻本さんの上手さに感動してしまった。
こんな状態なのに、興味をつなぎとめ、飽きさせない。
少なくとも私は辻本さんの喋りを聞いてるだけで、他のネタより楽しく感じたくらいだ。
大阪にはまだまだすごい芸人さんがたくさんいるのねぇと言うのが感想。

今回その辻本さんがルミネで新喜劇をやると知って、こりゃ見なくちゃと思った。
いつもの東京の新喜劇とは違う、大阪の新喜劇のジングルで始まった舞台。
内容は東京のものとそれほど違わない。
人情話や、のっとり話、借金取りとお決まりのパターン。
でもいきなりのツッコミのきつさに唖然。
東京の客はこんなきついツッコミがなくても笑うが、大阪の客はこれがないと笑わないのかもと推測してみる。

辻本さん以外の方のお名前がわからないので失礼は承知の上だが、実の父親役の役者さん、ものすごく演技が上手い。
層の厚さでは、やっぱり本場に軍配が上がる。
あと、やくざ役の黄色のスーツを着た方、ミラクルタイプなどでチンピラを演じてる時の庄司さんにやたらと似ているんで興味津々。
いろいろな人に似てると噂があがる庄司さんだが、この人が一番似てる。
見てるだけで何だか笑ってしまった。

そして辻本さん。
この人の笑いのセンスはもう私のツボのど真ん中だ。
すごいよ、面白いよ。また見たいよ。
というのを、ニセ大阪弁で言ってみたい気分になっての家路だった。
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