にいがた総おどりの中のメインの一つが下駄総おどり 皆で下駄を履いてそれぞれの振り付けで踊る この時に欠かせないのが樽きぬただ 永島(えいしま)流樽きぬたは300年の歴史を持つ伝統的なもの 最近は若いメンバーが増えてきているそうだ 酒樽や醤油樽を使うのだが これに笛と太鼓が合わさって腹に響いて来る勇壮な音を奏でる 演奏者は連続打ち続けるのは困難なので20~30秒で交代する 一つの樽を二人で交互に叩く この音に合わせて踊り手がやってくる 永島流樽きぬただけを聞いていても充分楽しいが これに踊り手たちが加わると一層盛り上がる 樽きぬたが無い下駄総おどりは考えられなくなってきた。