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ライフアップ仲間たち「ハングル友の会(轟公民館)」

2005年10月18日 | コラム
 韓流ブームが続いている。きっかけは冬ソナやヨン様を初めとする韓国スターで
あったとしても、隣国への関心や理解が深まるのは望ましいことではないだろうか。
 公民館主催の韓国語講座を受講した有志で立ち上げたこのサークルで、現在指導し
ているのは学芸大学大学院で日本語教育を学んでいる趙恩英(チョ・ウンヨン)さ
ん。「来日してすぐ、通っていた語学学校で出逢った日本人の先生がとても尊敬でき
る方だったんです。はじめは日本で建築関係の勉強をするつもりだったんですが、学
生に良い影響を与える先生になりたいと思うようになりました。ここで皆さんと韓国
語を勉強するのは、私自身の勉強でもあるんです」と語る。
 2時間の活動時間のうち、1時間はテキストを使って、残りは会話のレッスンを行
う。1週間にあった出来事や考えたことを一人ずつ話す。それに対し趙さんが質問し
たり、文法や語句の選び方を直し、他のメンバーが質問をしたりする。
「先生が熱心に教えてくださるので、予習も大変ですがみんな一生懸命取り組んでい
ます。私自身はハングル文字の形や日韓の古代史に興味があって始めました。韓国語
を学ぶことで日韓関係にも関心が向くようになりました」と代表の川端澄子さん。
 英語、ドイツ語が堪能で、フランス語やスペイン語、中国語もかじったという田原
紘一さんは「文法が日本語に共通しているし、漢字語の6~7割は共通していて、驚
くほど似ているんです。根っこはつながっていると感じます。美人の先生が熱心に教
えてくださるとあっては、ここに来たいという気持ちもふくらむものです」。
 趙さんや他のメンバーが舌を巻く上達ぶりを見せ、会のアイドル的存在なのが高校
1年生の小高源くん。「母が昔韓国語をちょっと勉強したことがあるらしく、家にテ
キストがあって、それを見ているうちにやってみたくなりました。インターネットで
調べたら学校の近くでやっているというので、ここに通い始めました。夏休みに短期
ですが韓国に行き、現地の高校生の友人ができたことで、さらに不自由なく話せるよ
うになりたいと思いが強くなりました」。
 メンバーは青木信行、川端澄子、小高源、田原紘一、中西真枝ほかのみなさん。連
絡は℡043(255)1095川端澄子さんまで。

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