あさちゃんの懸賞日記

日々の出来事や、懸賞生活について書き綴ってます。

有難うございます

2022-02-10 23:14:14 | 日常
男子フィギュアフリー。
ネイサン・チェン選手。
平昌での雪辱を果たしての金メダル。
本当におめでとうございます。
堂々とした素晴らしい演技でした。

鍵山君、銀メダルおめでとうございます。
18歳まだ高校生と思えない演技に感動しました。
大舞台で実力をしっかり出せる強心臓。
これからのフィギュアを引っ張っていく存在になってくれるんじゃないかなと嬉しく思っています。

宇野君、銅メダルおめでとうございます。
平昌で銀メダルを取ってから不調もあり、中々結果が出せない日々に苦しんだこともあったけどこうして世界の舞台で中心選手としてまた活躍する姿を観ることが出来て嬉しいです。
練習で得たことを試合に生かし、試合で得たものを練習に生かすと言っていたこと本当に凄いと思いました。
高難度のプログラムで失敗もありましたが、この失敗を生かして益々強くなった宇野君が観られるんじゃないかなと期待が高まっています。

羽生君の8位→4位の怒涛の追い上げ。
SPでのジャンプロスは、本来であればあと+16点くらいあったはずの点を無情に消し去りました。
にもかかわらずフリーでは4Aを含むより攻撃的なプログラムを組み、勝負を諦めない姿に感動しました。

より成功に近づき片足で着氷したかに見えた4A。
残念ながら成功はしませんでしたが、オリンピックの場で試みられた最初の4Aとして認定されたのは本当に素晴らしいことだと思います。

8年前ソチで金、4年前平昌で金。
普通のスケーターなら満足して引退を考えるかもしれないけれど、彼は4Aという新しい目標に向かって努力し続けました。
誰も成功したことの無い技に取り組むことは、本当に私たちの想像以上に厳しい道だったと思います。
ここ2年はコロナ禍で、喘息の基礎疾患を持つ彼にとっては日常生活を送ることも困難があっただろうし、コーチに直接指導を受けることもままならず孤独な戦いだったでしょう。
その中で4Aの精度を高めつつ演技に組み込むことは大変だったと思います。

今回のオリンピックでは、ネイサン・チェン選手のプログラムの完成度、安定感も増しその上を行くためにはより高難度なプログラムを組む必要がありました。
とは言え、羽生君の芸術性あふれる演技は今まで得た技の組み合わせで十分彼に対抗していけるものだったと思います。
鍵山君、宇野君の成長も著しいとは言っても、羽生君がいつも通りの力を発揮すれば全日本で見せたように上を行くことは難しくはなかったと思います。

でもあえて4Aを組み込み、より高難度な技に取り組んでいこうとする姿勢は本当にアスリートとして尊敬すべきことです。
ショートのアクシデントで8位と出遅れたもののフリーでもまだ完成形と言えない4Aを組み込んだ高難度なプログラムに挑戦したことは、今後も語り継がれる偉業となったと思います。
実際に成功していたら凄い得点になっていたでしょうね。
せめてジャンプのミスが無ければ、メダルに届いていたかなと考えてしまいましたが、彼自身が守りに入ってメダル狙いに切り替えることは望んでいなかったと思うので仕方ないよね。

ただ言いたいのは、4A挑戦は無駄じゃなかったよってことです。
皆が彼の挑戦し続ける姿に勇気や感動を貰いました。
金メダルを取ることより4Aを成功させることの方が何倍も難しいことだと思います。
今は疲れて何も考えたくないだろうと思うので、ゆっくり休んで身体を労わってほしいです。
それから落ち着いたらまた素敵な演技を私たちに届けてくれたら嬉しいなあ。

選手の皆様、素敵な演技を有難うございました。
エキシビションでの演技も楽しみにしています。
本当にお疲れ様でした。

ただね~オリンピックとは離れた話題ですが、私がちょっとショックだったのは、パトリック・チャン選手が現在不動産取引のお仕事をしていると言っていたこと。
コロナ禍でショーが出来ないことは、プロスケーターのお仕事にも影を落としているんでしょうね。
彼のように素晴らしい選手が、フィギュアスケートを離れることは損失だと思うのでまた指導者として関わってくれたらいいなあと思ったのでした。




コメント
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