あさちゃんの懸賞日記

日々の出来事や、懸賞生活について書き綴ってます。

難しいなあ

2021-08-01 15:04:53 | 日常
米国の体操女子選手のメンタルヘルス問題による競技の棄権。
一昔前であれば、大事な試合なのだから何があっても出るべき無責任だと非難されたかもしれません。
世界の人々から彼女の勇気を称える声が上がり、これからは選手の身体の不調だけでなく精神面でのケアが必要であることを改めて感じる一件でした。
過去のオリンピックで複数個のメダルを取り、次回のオリンピックでも同等以上のパフォーマンスを期待されるアスリートの重圧は、私たちには計り知れないものなんでしょうね。

日本のメダルを期待されていた選手たちが、次々と予選敗退する姿を観ていてやはり目に見えない重圧が彼等を苦しめていたのかなあと感じます。
彼等は精神力が弱いから自分に負けたと断罪するのは簡単ですが、実力を発揮することが出来ず悔しい思いをしているのは選手本人です。
最近のSNSでの批判や罵詈雑言は、見るに堪えないようなものもあり、必死で頑張った彼等にそんな心無い言葉を浴びせかけるのは止めて欲しいです。
勝っても負けてもSNSで選手たちが苦しめられる状況になっているのは本当に悲しいことですよね。
オリンピック出場まで人知れず努力を続けてきた選手たちに、心無い言葉を浴びせることは失礼な行為だと思います。

応援していた母国の選手が負けた時、期待していたパフォーマンスを見せることが出来なかったとき応援していただけに怒りや悲しみ、喪失感が沸き上がるのは誰しも同じだと思います。
でもその感情を自国や相手国の選手に直接ぶつけるのは、違うと思っています。
自分の名前や所属を明らかにせず言葉を発信できるSNSは、手軽なツールとして定着していますが、それだけに常軌を逸した言葉が多く書き込まれ問題となっていますよね。

人間は、言葉を経て様々な形で自分の意志や気持ちを不特定多数の人に伝えることが出来ます。
SNSで発信する言葉は、時に人を勇気づけたり感動させますが、反面人を傷つけ死に追いやるような凶器にもなることに気づいてほしいですね。
オリンピックに出場するには血の滲むような努力が必要だと思うし、私たちは彼等のパフォーマンスを観る機会を与えられていることにもっと感謝の気持ちを持つべきだと思います。

特に近隣国とは、様々な政治的な問題を抱え複雑な国民感情があるため、競技の勝敗、大会の是非を巡っても否定的かつネガティブな記事や発言が毎日のように報道され、またかとうんざりするような気持ちになります。
でも個々の選手とは、競技を離れると友情に厚くお互いに尊敬しあう良い間柄を築くことが出来ていると思います。
マスコミのネガティブキャンペーンに振り回されることなく、自国だけでなく他国の選手の良い演技、試合内容に対して素直に拍手出来る人でありたいですね。
コロナ禍で限定した地域でしか活動できない外国選手ですが、東京オリンピックで日本に良いイメージを持って自国へ帰ってほしいと願っています。

そうそう中居ちゃん、心配してたけど大好きな野球で登場して嬉しそうで安心したよ。
今回のオリンピックではメインで出てないけど、大好きな野球に関わることが出来てよかったなと思ったのでした(^^)
野球も勝ち進んでるし、大谷君も活躍しているしで中居ちゃんも楽しく過ごしてるんじゃないかな?とホッとしました。