アトリエバラ・スタッフのブログ

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レオナルド・ダ・ヴィンチ

2006年07月27日 12時14分09秒 | 芸術
スーさんです。
ココ2日書き込みできませんでした。
写真は皆さんご存知のモナリザです。

これからレオナルド・ダ・ヴィンチの豆知識を書こうと思います。

ここ2日間BBC制作のダ・ヴィンチ1~2巻を借りてきて見ました。
ホームページのデッサンの見方で今から4年まえにダ・ヴィンチを私なりに引用しUPしたページです。

今又映画「ダ・ヴィンチ・コード」が話題となる中、昨年は教室の生徒サンたちが別々ですがイタリア・フランスなどに出かけて格美術館のパンフを集めてきていただきました。
その中の一冊に「レオナルド・ダ・ヴィンチ」解剖図なるA4版の美術館販売のパンフレットが混ざっておりました。
改めてダ・ヴィンチの才能には驚かされます。

その才能の原点をBBC制作のダ・ヴィンチが解き明かすヒントになる映像を見たような気持ちです。
一時間のドラマのわずか4分20秒ですが翻訳を下記に紹介します。
少し長くなりますよ。

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(ナレーション)
1452年トスカーナのヴィンチ村でレオナルドは生まれました。

(ダ・ヴィンチのお祖父さん)
4月15日土曜夜中の3時に孫が生まれた。
息子ピエロがレオナルドと命名した。

(ナレーション)
彼は私生児です。地元の田舎娘だった生母カテリーナは隣村の男と結婚しました。
ピエロは不幸の娘と結婚しレオナルドを引き取ります。

実の母の愛情を受けていないせいか愛に満ちた母と子の姿が彼の絵に描かれています。

生い立ちが影響したのかラテン語やギリシャ語をきちんと学んでいません。

そのため無学だと世間のそしりを受けました。

(ラトカーズ大学教授ロナ・ゴフェンさんコメント)
学校で学んだのは足し算と引き算だけです。

教科書で学ばなかったのが結果的には良かったのです。

後にラテン語を学んでいるのですが思考の仕方がわからなかつたので
生涯 独自の方法で観察し思索を続けました。

(ダ・ヴィンチ)
著名な作家の言葉を引用することに意味はない。
経験を伴わない知識は間違いも多くむだである。
私は経験の弟子だ。

(サセックス大学教授エブェリン・ウェルチさんコメント)
教育を受けた人々は知識を文字にしますがレオナルドは絵に描いたのです。

自分が研究したことを手で描写していたのです。

(ナレーション)
レオナルドは自然に囲まれ幼年時代をすごしました。
自然と たわむれるのが幼いころの無上のよろこびだった。
自然は真の知識の宝庫だ自然には法則があり現象には必ず原因がある。
不必要なものは存在しない。水の流れや植物を成長を
つぶさに観察し生物の生態や生命の驚異を目のあたりにしました。
まるで夢のような幼年期の最初の記憶。
私が揺りかごの中にいると一羽の・・・・・

彼は生涯 飛ぶ鳥を観察し描き続けー空気力学の原理を理解したのです。
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映像もなくただの文字からでは上記の文章からどれだけ頭の中で描けるか・・・

私の好きな言葉に百聞は一見にしかずという言葉は皆さんご存知ですね。
話を聞いても本を読んでも、自分の目で見ないと現実は理解できないということだろう。
そんな用の意味ですね。

しかし建築デザイナーであり陶芸家であり料理人である私が重要視することは。

「百聞は一見にしかず」ではなくその後に続く「百聞は一見にしかずされど百見は一触にしかず」の一触に重点を置きアトリエバラ30人の生徒さんが日々励んでいます。

今日の最後にダ・ヴィンチの映画をみてアトリエバラ美術教室の指針に大きなズレがないことを改めて確信しました。


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