アトリエバラ・スタッフのブログ

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Tシャツのデザイン

2007年02月17日 19時28分32秒 | アトリエバラ美術教室
スタッフMです。

チョット最近市民展で後味が悪くスーさんもママ先生も気持ちが落ち込んでおり、気持ちの切り替えにまだ紹介していなかった作品です。
小学校5年生、綿貫智也君の元気な作品を紹介します。
この作品は昨年の暮れの年賀状のテーマいのししをモチーフにしてTシャツに仕上げました。

智也君も教室には平成15年、8才・二年生の時から学んでいたのですね。
2005年には、フジテレビの「爆笑問題・伝説の天才」の番組に絵画部門でノミネートされたりもしましたが、もう今年の4月からは6年生ですね。

最近特に物事に対する観察力が付いてきました。
絵画に対するバランス感覚も徐々に付いてきました。

それを裏付ける結果は今年から始めた石膏デッサンです。

今月入会された(現役デザイナー)の方と一緒に始めたのですが、私が言うのもおかしいですが、全くデッサン教えていないのですが智也君のデッサンの方が遙かに良いのです。

考えられる点は二点。
まず第一点
一緒に美大受験生のデッサンを書いているのを見ていたから。
(門前の小僧、習わぬ経を読む。スーさんも前に書いたかもしれませんが群大の保健学科や医療短大など15年以上教官をしていれば智也君と同じように医療に関して、門前の小僧、習わぬ経を読む。)

そして二点目
この四年間に観察力と表現力が付いてきた。
智也君は色鉛筆が得意だったのでこれから習う鉛筆デッサンの基礎はもう終わっているのかも、いや終わっているのでしょう。
二年生(8才)で入会した時から始めたMyカッターの鉛筆削り成果が出てくるのはこれからですね。皆他の生徒さんも期待してますよ。

どんな事でもそうですが基礎ができていなくては先には進めませんね。

昨年12月~1月・2月は例年のごとく10数本の電話です。
「受験の為のデッサンを教えて・・・。」との電話です。(すべて母親からの電話です。)

まずお聞きすることは受験はいつですか、とたずねると例年のごとく「今年です

最悪は受験まで一ヶ月も無い。
スーさん。一言「受験はあきらめてください。」

バイオリン一度も基礎を学ばなくて音楽大学に一ヶ月(最悪で「一日見てもらえないか」と言う電話まである。)のレッスンで入学できると思っているようですよ。

せっかく智也君の良い見本を書くつもりが、スーさんが嫌っている悪い例が出てしまいました。

来月も又一人現役のデザイナーの人が入会の予定です。

智也君も小学校も後一年・中学・高校とデッサンの基礎である「物の見方」をしっかり見に付けていってください。先生達も楽しみにしていますよ。
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