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オムロン血圧計HEM-7200のACアダプタ製作

2012年10月28日 | LED
オムロンの血圧計HEM-7200は、アルカリ電池やマンガン電池4本で使用しますが、それ専用のACアダプタが売っています。

・・・が、オムロン。
この会社も倒産するかも。
なんだか最近よく思うんだけど、日本のメーカーの開発能力は本当に地に落ちたと思います。
日本でiPhone等のヒット商品が作れないのは何故だ・・・とよく言われていますが、たぶん、かつて日本が得意だった商品ですらも、今の日本の開発担当者では開発出来なくなっているのではないでしょうか。
基本的な能力の欠如。
たぶんにゆとり教育にあるのだと、最近、確信しはじめました。
激しい受験勉強時代は、それはそれで価値があったのです。

ずいぶんと話が横道にそれましたが、本題に戻ります。
このオムロンの血圧計が、中国で開発・製造されたようですが、その設計には日本人が関与していないかもと思いましたが、たぶん、関与しているというか、地に落ちた日本の開発担当者が設計したものなのでしょうね。
がっくりです。
詳細はあとで述べますが、まずは、どのくらいの電流が流れているのかを測定しました。
でないと、ACアダプタの容量が確定出来ない。
取説に書いていないからね。

乾電池を何本か抜いて、乾電池間の電流を測定しました。
電源on状態:10mA程度(10Aレンジで測定。表示は0.01)
電源onでポンプ動作状態:290mA(ポンプ動作初期は100mA程度ですが、圧力が高まった最後くらいがこの程度の電流。ポンプが空回りではないけど、負荷がかかって滑っている状態みたいな感じで大電流が流れてしまうんでしょうね。)、その後、血圧計測定時は50mA程度。

ってことは、DC6Vくらいで、500mAも流せられればOKです。
であれば、ケータイACアダプタで十分使えます。

が、少し落ち着いて考えると、ケータイACアダプタは近所のリサイクルショップで200円~300円で売っていますが、家には使わないACアダプタが何個かありました。

それならプラグも流用できるかも。
とうことでテキトウに3Fの自分の部屋から取ってきたのがこれ。

SONYのACアダプタです。
4.5V500mAとなっていますが、通常、このようなACアダプタはそれ以上の電圧が出ているので、たぶん、OK(いつもの根拠レス)。
それにプラグも血圧計に差し込んでみると、なんとなんとジャストフィット。
運がついている日です。
ただ、実はちょんぼしていて、ACアダプタはケータイを使おうと決めていたので、プラグだけ流用しようと思って、ケーブルを切っていました。
なので、ハンダ付けが必要ですが、元々長すぎたので長さを調整したんだいっ!!!と自分に言い聞かせ、淡々とハンダ付けします

調度良い太さの熱収縮テープがあったので、作業は楽ちんでした。

今度は、実際に動作させてACアダプタの出力電圧と電流値を測定します。

・オムロン電源off(ACアダプタの開放電圧):6.70V
・オムロン電源on:5.70V(ポンプ動作時)~6.45V(ポンプ停止後、血圧計測中)


ここで冒頭に述べたように、オムロン技術者のレベル低下が分かりました。
なんと、乾電池を入れたままの血圧計にACアダプタをつないでも、電源は乾電池から供給され、ACアダプタ側から流れる電流値は「0mA」です。
普通、逆でしょ。
乾電池を入れたまま、ACアダプタを接続して血圧計を動作させてもACアダプタのDC側配線に流れる電流値が「ゼロ」なので、最初は配線ミスだと思いましたが、乾電池を取り外すと、ACアダプタから電流が流れてきました。

但し、ACアダプタを使う場合、常にACアダプタをACコンセントに差し込んで、常にオムロンを電源onという訳にはいきません。
電源offにして、ACアダプタもACコンセントから抜いてしまいます。
この時、過去測定したデータや日付データは消えてしまうことは無いのでしょうか。

先の述べたオムロン開発陣の実力から言うと、非常に心配というか、たぶん、メモリ保持はされないのではないでしょうか。

今、検証中です。

この続きはまた後で。

(追記)
ちょっと誤解を与えそうで補足します。
上記後半で、ACアダプタで血圧計を動作させた時の電流値とか電圧値とかを測定したのは、DCプラグのケーブルを熱収縮テープで補修した後に見えます。
実際はACアダプタのDCプラグのケーブルを補修したのは、電流値とかを測定した後です。
ですから、電流値や電圧値の測定は、DCプラグのケーブルの途中にテスタをあてて測定しています。
ということで補足でした。

(追記その2)
このオムロン製品のACアダプタの使い方を記します。
乾電池やACアダプタを取り外すと、折角設定した日付や時刻データが消えてしまい、次回使う時にまた設定しなくてはならないのは非常に不便。
従ってACアダプタを使う時は以下のようにします。

普段は、乾電池4本(NiMHは電池残量アラームが出ますが使えます。
心配な人はアルカリかマンガン電池がお勧め。)を入れておきます。

そして、ACアダプタを接続した後、オムロン血圧計の裏にある乾電池BOXから乾電池を1本取り外します。

その後、血圧測定、その後、内蔵メモリに測定結果と測定月日・時刻が蓄積されます。

次に、ACアダプタを取り外す前に、再度、乾電池を入れます。

そして、ACアダプタを取り外す。

こうやると、たぶん、メモリデータは乾電池でバックアップOKです。
↑使い方を示すと言いながら、この手順の検証はしていません。すいません(笑)。

オムロンの開発担当者って、この程度の開発しか出来ないことを許してあげて下さいね。
いずれ倒産するかも。

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