HighSierraを新規インストールしたとき、別のパーテーションやTimeMachineから
データとか環境を移行するときは、だいたい「移行アシスタント」というアプリのお世話になると思います。何もしなくてもいいから楽ちんです。
でもこれ、注意しないととんどもないことになります。
アップルコミュニティでは既に常識なのかもしれませんが、ここ数年、殆ど読まなくなってしまい、今回はいきなり素人状態でやってしまってドツボにはまったので、記録としてここに書き留めます。
OSのバージョンアップが楽なので、OSを入れるパーテーションは2つ、そしてデータを格納するパーテーションが一つという構成になっています。古いMacBookProでは、Yosemiteでしか動かないアプリがあるので、Yosemite専用パーテーションもあります。
今回、HighSierraがリリースされ、バージョンアップ用のOSに新規インストールしたときに選択したのが「APFSで大文字、小文字を区別する」でした。
これが失敗の元。切り分けはしていないけど、現状のフォーマットが「HFS+」であり、「大文字、小文字を区別する」というHFS+ではなかったため、移行アシスタントは使えませんでした。APFSとかHFSとかではなくて、大文字・小文字が、移行アシスタントの邪魔になるとは思ってもいませんでした。
実は、アップルコールセンタさんにお世話になり、1時間くらい調べてもらったのですが、アップルさんのDBにそんな事象はないとのことで、わからずじまいでしたが、ひょっとして思い、上記のような切り分けをした結果、大文字・小文字を区別していないHFS+の場合は、移行先として、単なるAPFSでないと、移行アシスタントが使えないということが分かりました。使おうとすると、黄色い三角マーク(中にびっくりマーク)が出てきて進まなくなります。
ただ、もう一つの問題。
一旦、APFS(暗号化、大文字・小文字など)でフォーマットしたHDDは、二度とHFS+には戻れなくなります。どういうことかと言うと、一旦、APFSでフォーマットした後に、再度、ディスクユーティリティでフォーマットしようとすると、選択肢にはHFS+以外は表示されなくなります。HFS+でフォーマットしたHDDにインストールされたHighSieeraから起動して、別パーテーションをフォーマットしようとしても、HFS+は選択肢に表示されなくなります。
これを回避するのはどうやってやるのか分かりませんが、自分の場合は、上記に書いたようにYosemiteがはいっていて、ここから起動してディスクユーティリティを使えばHFS+に戻せます。
なんだか、気持ち悪いですが、SSD用と聞いたので、まぁ当分はHFS+でもよろしいかと。
と言いながら、全部、APFSにしてみようかしら。
というのは、相変わらず体たらくなアップル開発陣なので、今回のHighSierraにもバグが残っていて、フォルダのアイコン表示が乱れますが、まぁ、良しとしても、iMac(2016Lateだったか、現行機種)では、相変わらず、HighSierraが最適化されておらず、起動時間は、MacBookPro2010Midの、倍以上かかります。体感的には7年前のMacBookProより数倍遅い。
これ、内蔵HDDをすべてキレイにしてから、HighSierraをAPS上で手作業で移行してみようかなと思っています。
来月は、ドコモ光を解約して、ぷらら光にする(その方が月額料金が1000円くらい安い)のですが、光コラボの場合、再転用はできないので、廃止、新設手続きとなり、どうやら空白期間が1ヶ月くらいかかるみたいで、その間、ネットが使えないので、気長にiMacのメンテができそうです。
メールは、ネット環境になるPCならウェブからでも見えるし。
ということで、再転用にチャレンジです。