goo blog サービス終了のお知らせ 

田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

ハート

2014年08月25日 | 日記
1980年代の初頭。
中学生だった僕は、生まれて初めてプロレスを生で観戦しました。
地元の近くの小さな市民体育館に、
当時TVで大人気だった新日本プロレスがやって来たのです。

アントニオ猪木、坂口 征二、藤波辰巳(辰爾)、長州力、
小林邦明、タイガーマスク…。
TVの中のスーパースター達が目の前に現われた時の感動は凄かったです。

記念にアントニオ猪木さんのサイン入り下敷きとノートを買って、
早速、翌日から学校で使っていたのですが、
先生がそれを見て、
「なんやお前、プロレスなんか見て喜んでるんか?
 あんなもん八百長やないか。筋書きのあるもん見ても感動せんやろ?」
と言ってきたので、
「先生はドラマとか映画観て感動するやろ?ドラマや映画にも筋書きがあるやんか、
 筋書きがあっても感動する時は感動するやろ?」
と返しました。
「お前は非理屈ばっかり言う」
と先生は笑ってました。

先生、あの時僕が言ったことは屁理屈ちゃうで(^-^)
まあ、プロレスとか好き嫌いは人それぞれやからええけどね。

あの日のプロレスも、先生との会話も、
どちらも大切な思い出です。




※『グリーズ&エイド』の上演風景。下記アドレスに他の写真もありますよ♪
P・T企画ブログ お子様向け参加型イベント◆未来パトローラー グリーズ&エイド より


さて、プロレスの話から強引に先日行われた『グリーズ&エイド』のお話。

お芝居やイベントはまさに“筋書き通り”。
全てがシナリオに書かれており、段取り通りに進行されて行きます。

でもね、全てが予定調和という訳にいきません。

どうすれば観ている人にドキドキ、ワクワクして貰えるか?
どうすれば子供達を退屈させないパフォーマンスになるか?
なんてこと考えながら、
僕らもある意味、プロレスをしています。

往年のプロレスラーの足元にも及ばないけど、
僕らのショーが子供達の記憶の片隅に残れば幸いです。


ショーの終わりに女の子がやって来て、
グリーズとエイドそれぞれにお手製のプレゼントくれました。

こういうのが僕らにとってのチャンピオンベルトですね☆


※折り紙で作った小さなハート。グリーズには青、エイドには黄色。さすが女の子ですね♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする