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田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

ちょっと気付いたこと

2014年07月18日 | 日記
今年前半の活動はほとんどライブが中心でしたが、
頭の中は『自分で自分をどうプロデュースするか?』
ということでいっぱいでした。

A田中(アーティスト)とP田中(プロデューサー)、
なんて住み分けをしつつも、
P田中の仕事でエネルギーを消耗してしまい、
A田中までもが不調になってしまう…なんて、
負のスパイラルもたっぷり味わいました。

6月のライブあたりから少しずつA田中の領域を広げてたことで、
なんとか調子が上向きに。

さらに急遽決まった7月の星みずくでは、
久しぶりにほぼ100%A田中に集中することが出来ました。

そこであることにちょっと気付いたんです。

それはA田中の“主張”。

ライブの動画や舞台の写真を見ると、
いつも自分が自分でないような気がするんです。
不思議な感覚です。

かと言って、どんな自分が本当の自分なのか?
どんな自分で在りたいのか?
それが自分でも分らない…分らなかった。
たからセルフプロデュースにてこずっていたんですね。


それが少し見えたんです。


星みずくのリハーサルで、
劇中歌としての『ラブ』を歌った時です。

ライブハウスで歌っている田中悟でもない。
登場人物“くーた”でもない。
“くーた”を演じている役者としての田中悟でもない。

ずっと探していたA田中の理想的な姿が自分の中に思い浮かびました。


「A田中はそう在りたいのか!」


なるほど。



2014年後半、A田中の巻き返しなるか?


しばらくは役者としての活動が続きますが、
秋のライブでどれぐらい自己実現が出来るだろうか…


楽しみです。




※7/13 星みずく「やさしい時間」より。これは登場人物の“くーた”。
これもまた田中悟の姿ですけどね(^-^)
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なんちゃって短歌集32

2014年07月18日 | 短歌



風の音感じて夏はすぐそこに君を見つめて空青くなる


幻のキスは透明人間のいたずらっぽい後味がした


小雨降る日は君とまた逢えるかと愛染坂を下っています


ショートした恋に言い訳するように真夏の電気ストーブ消えた


例えれば君が齧っているトマトみたいな色に染まった気持ち


疲れてる君にぼんやり声かけた「それじゃあ蛍でも見に行こう」


純粋にちゃんと狂っている恋の削ったカスを集めてばかり


どことなく寂しく見える夕暮れがむしろ嬉しい君との時間


ありふれたたったひとつを細切れにしながら僕ら互いを探す


サーカスの夜みたいだね何もないけれども星と君とブランコ


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