小説を書いたなら

「あんな曲を作ろう」とか「こんな歌詞にしよう」とか、
そういう意図の持たずに思い浮かぶまま即興で作って仕上げる。

大体そんな作法なのですが、
ライブをするようになってから曲調も少し変わってきたような気もします。
それでいてワンパターン（？）な世界でもあり。

良く言えば「一貫性」てことになるかも知れませんが、
欲を言えば「意外性」ももっと欲しいなと思うこの頃です。


また新しい曲が出来ました。
またひとまず歌詞だけＵＰします。

歌えるようになるまで練習に時間がかかるのも、
ある意味で一貫した傾向であります。

こつこつ頑張ります(^-^)





小説を書いたなら

その日はなぜかポテトが食べたくて
いつもよりも早起きをした
雨が降ってた日曜の朝
風の匂いに君を思い出す

二人は遠く離れて暮らしていた
細い線路に繋がった町
駆け上っていく駅の階段
ポケットの中 切符が折れた

もしも僕が小説を書いたなら
君のことをヒロインにはしないで
僕のそばで目立たないように
座ってるだけの人にしたいって
思ってるんだけど
許してくれるかな

君と出会って好きになってから
僕はまるで探偵みたい
わからないことばかりの心
それは今も変わらないまま

もしも僕が小説を書いたなら
解けない謎をひとつ隠しておくよ
そして答えは出さないままで
結末も描かない
ずっと続いてゆく
物語にするよ

今日はポケットに秘密があって
いつもよりも君を引き止めた
渡したいものがるから今
５秒だけでいい
目を閉じていて

僕のそばで
目を閉じていて

題名のない表紙を開けた






【ライブ情報】
４月１３日（日）道頓堀かつおの遊び場
http://kattyandayo.wix.com/catooo#
18:30オープン 19:30スタート チャージ1,500円（1ドリンク＋500円投げ銭コイン付き）
【出演】まさとりょう、鴨しんご、あっちん、田中悟、やすばてつふみ