前回(6/28)に続いて少し間が空きましたが、『白血病って何だろう?』の2回目です。
「白血病・骨髄バンクをテーマにしたお芝居を・・・」とは言うものの、僕自身は何の知識も経験も持っていなかったし、決まっていることと言えば、劇場ではなく公の施設の会議室で上演するとゆうことと、少人数による1時間程の短編であるとゆうことぐらいでした。
白血病のお芝居なんて言うと、例えば夢を追いかける主人公が発病し、病院で医者からその旨を本人か家族に宣告される。主人公は一度は絶望のどん底に堕ちるも、周囲の励ましもあって懸命に前向きに生き様とする。が、大切な日(本人がやっているスポーツの試合や、バンドのライブの日なんか)に主人公は現れない。懸命に頑張る仲間達。主人公の思いを胸に、命の大切さを噛み締めながら・・・みたいな感じのストーリーが単純に連想されました。
悪い発想ではないけど、もう使い古されているパターンな気がしたんです。使い古されているパターンでも良いんですけど、そこは台本を書く上で慎重に選ぼうと。書く以前に、まずどんなお話にするかをじっくり考えようと思いました。
実際のところ物語の設定を決めるのは、かなり難しかったです。出来ることなら“お涙頂戴”的な作品を安直に用意したくなかったんです。では、どうすればいいのか?とにかく「白血病」「骨髄バンク」に関しての知識を得よう、まずはそれからだと思ってあちこちの書店を巡りました。
お芝居の依頼主である杉本さんの体験談などを参考にしても良かったんですけど、何と言うか、まずは自力で見識を深めることが礼儀な様な気がしたんです。礼儀って誰に対してって訳じゃないんですけど、扱うテーマに対して本能的にそう感じました。
しかし書店を巡っても簡単に知識を得られる様な書籍には巡りあえませんでした。無いことはないんでしょうけど、都合良く僕のニーズに適ったものがなかなか見つからなかったんですね。
そんなある日、僕は自宅にてインターネットを使い「白血病」「骨髄バンク」を検索してみたのでした。
つづく
「白血病・骨髄バンクをテーマにしたお芝居を・・・」とは言うものの、僕自身は何の知識も経験も持っていなかったし、決まっていることと言えば、劇場ではなく公の施設の会議室で上演するとゆうことと、少人数による1時間程の短編であるとゆうことぐらいでした。
白血病のお芝居なんて言うと、例えば夢を追いかける主人公が発病し、病院で医者からその旨を本人か家族に宣告される。主人公は一度は絶望のどん底に堕ちるも、周囲の励ましもあって懸命に前向きに生き様とする。が、大切な日(本人がやっているスポーツの試合や、バンドのライブの日なんか)に主人公は現れない。懸命に頑張る仲間達。主人公の思いを胸に、命の大切さを噛み締めながら・・・みたいな感じのストーリーが単純に連想されました。
悪い発想ではないけど、もう使い古されているパターンな気がしたんです。使い古されているパターンでも良いんですけど、そこは台本を書く上で慎重に選ぼうと。書く以前に、まずどんなお話にするかをじっくり考えようと思いました。
実際のところ物語の設定を決めるのは、かなり難しかったです。出来ることなら“お涙頂戴”的な作品を安直に用意したくなかったんです。では、どうすればいいのか?とにかく「白血病」「骨髄バンク」に関しての知識を得よう、まずはそれからだと思ってあちこちの書店を巡りました。
お芝居の依頼主である杉本さんの体験談などを参考にしても良かったんですけど、何と言うか、まずは自力で見識を深めることが礼儀な様な気がしたんです。礼儀って誰に対してって訳じゃないんですけど、扱うテーマに対して本能的にそう感じました。
しかし書店を巡っても簡単に知識を得られる様な書籍には巡りあえませんでした。無いことはないんでしょうけど、都合良く僕のニーズに適ったものがなかなか見つからなかったんですね。
そんなある日、僕は自宅にてインターネットを使い「白血病」「骨髄バンク」を検索してみたのでした。
つづく