夏休み 2023-07-27 08:29:11 | 日記 夏休みメール打つ手を子にさらふ季語 夏休み 夏季の休暇。地域による違いはあるが、学校で、七月二十一日より八月三十一日までの休み。暑さで学習効果があがらないから休みとし、野外学習、旅行・その他独自のすごし方ができる・会社なども、盆前後にまとめて休暇を与えるのが定着してきた。歳時記抜粋。例句 大きな木大きな木陰夏休み 矢島渚男
かき氷 2023-07-26 06:30:43 | 日記 水滴で書くこともなしかき氷季語 かき氷 氷水の傍題。 削った氷にシロップを加えたり茹で小豆・餡・白玉・抹茶などを入れたもの。かっては氷を鉋で削ったが、現在ではほとんどが機械削りになった。氷水が流行し始めたのは明治4・5年頃から 歳時記抜粋。例句 男にも唇ありぬ氷水 小川軽舟
凌霄花(ノウゼンカズラ) 2023-07-25 08:55:53 | 日記 朝夕の挨拶がふゆ凌霄花季語 凌霄花 中国原産平安時代初期に渡来。庭木や石垣などに絡めて育てる落葉僕本で夏ので夏の暑さが盛りになるころ満開となる。花序は枝先につき先が五裂する漏斗状の花冠が暑さを演出する。歳時記抜粋。凌霄花(ノウゼンカズラ)掲句 隣家の主が塀越しの通路に落ちた花を朝夕掃除しているので、会話する機会がふえた。例句 日盛りの風あふれゐる凌霄花 石原舟月
冷奴 2023-07-23 06:43:35 | 日記 口髭をことさら白く冷奴季語 冷奴 冷やした豆腐を一口大に切り、おろし生姜・花すつお・葱・紫蘇・茗荷などの薬味を添えて、生醤油で食べる。庶民的な夏の副食物であり、酒の肴にも喜ばれる。歳時記抜粋。例句 湯上りの歯の美しき冷奴 近藤きくえ
雨蛙 2023-07-22 07:05:39 | 日記 杖持てば何故か鳴きだす雨蛙季語 雨蛙 無尾目アマガエル科の蛙で日本には二種いる。葉や草の上にすみ、肢先に円盤状の吸盤があり、枝に吸い付いているので枝蛙とも言われる。梅雨期などに雨が近づいたり降ったりすると、けたたましく鳴きだす習性を持つ。体長3cmの小さな体の割には声が大きいのは共鳴器官をもっているからである。木の幹や地上ではたちまち灰褐色に皮膚が変わり、保護色の好例である。皮膚からは強い毒が分泌されているので注意を要する。歳時記抜粋。例句 雨蛙泰然として小さきかな 岸本砂郷