螺旋階段

2007年03月22日 | Weblog
螺旋階段を昇って行くといつまでたっても
たどり着かないものだから
ふと、あるネジを締めたときのことを思い出します。

右に回せば締まるはずだが
さっきからいっこうに入っていかぬから
これはきっと左に回すものだと
やってみたところで、やはり入らず
やれ右だ、やれ左だを繰り返す。

すると、この螺旋階段も
本当に昇っているのか疑わしくなってまいりました。
ならば向きを変えてみるかと思いをめぐらしてみたり
そもそも、何を以って今、昇っているなどと言えようか
必死に降りている可能性も否定できない
と考えられてなりません。

ネジの場合は大概の場合、右に回そうが左に回そうが
ネジ穴が馬鹿になっていてどちらにも進んでないものです。

昇っているのか降りているのかならまだしも、
どちらかに進んでいるかどうかさえ怪しいものです。

そういうことに、
気付いてないフリをする術を身につけました
ぼくもわたしも

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そういう時は (Mai)
2007-03-23 01:49:03
昇ったり降りたりするのをやめて、立ち止まる方がいいです。

慌ててどっちか分からなくなったら、止まってゆっくり休んで冷静になるのを待ちます。

ゆっくりしていたら、どっちが上かふと分かる時がきます。

そしたらまた昇ればいいんです、簡単でしょ。

何事でも、止まっている余裕があるなら止まってみるのが次の為に大切な時があります。

案外、止まっていてはいけないと制限をしているのは自分自身だったりしますからね。
返信する
Unknown (上濱ラヂヲアキマサ)
2007-03-23 19:50:37
特効薬的発言どうも。

意外と滑って転んで転がり着いた先が目指す場所だったりしてね。

ありそうでなさそうな話。
返信する

コメントを投稿