19世紀、ガラパゴス諸島。
イグアナとゾウガメがたむろす島に英国海軍の測量船乗組員たちが上陸したその翌日、同行していた宣教師の絞殺死体が発見された。
そして次々と起こる殺人事件。
事件の謎を探るのは若き博物学者ダーウィン。
はじまりの島
著者:柳 広司
発行:東京創元社
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孤島で起きる連続殺人事件という本格ミステリ王道のシチュエーション…につられたわけではなく、探偵役のダーウィンにつられて読み始めました。
科学の根底にまだ宗教があった頃。
生物がかくあるのは神がそうお創りになったからであるとされる時代に、それを覆す学説、進化論を唱えたダーウィンが探偵。
もうそれだけでなんとなくおもしろそうではありませんか。
海軍の船に博物学者として乗り組むことを許された、「知りたがり屋さん」のダーウィン。
画家のアールさん。フィツロイ艦長。キング士官候補。宣教師。
南米大陸フエゴ島から3年前にフィツロイ艦長がイギリスに連れ帰り、英国的教育を施した3人のフエゴ・インディアンたち。
のんきなイグアナ、ゾウガメの群れ。
さまざまな嘴をもつ鳥たち。
次々と起こる事件と、知りたがり屋の愛すべき若者ダーウィンの語る言葉に飽きる暇もなく、さくさくと読了。
時代とダーウィンという存在に密接な関わりを持つ事件。
事件に出会うのはダーウィンでなければならなかったのだと思えるところに、気分的な説得力がありました。
おもしろかったです。
この本、面白そうでございますね。
ダーウィンが探偵というシチュエーションだけで楽しいし、進化論の話も絡んでくるみたいで面白そうです。
ダーウィンと聞いて
アルフレッド・ラッセル・ウォレスさま
でも そのようなストオリィを
誰か書いてくださらぬか!と
おもってしまいます、、
xx
探偵ですか
でもって孤島で名探偵
となると美少女も必須アイテム
しかし本気で孤島だし・・・でもおもしろそう
よみたいがふえる・・・。
進化論の絡み具合も、読み物として程良い具合で良かったと思います。
イグアナと一緒になごむダーウィンにほのぼの。
それは渋すぎるご要望…。
ああ、でもこの方は歴史上の人物を探偵に仕立て上げるのがシリーズになっているみたいですから、この先にはもしかして?!
でもちゃんと健気な女の子は登場します。
次回の出張の時にでも…。
昨日、本屋にシアターガイドを買いにいったら目の前のおられたので購入
11日に日帰り出張片道4時間半があるので使用予定
でも往復だからもう一つなんかいりますよね~~~う~~~ん
前回の続きで沢崎シリーズとか?
迷いますね~。
これを映像にするなら・・・紫堂恭子さんに描いて欲しいとおもいました。
コミックにとは思いつきませんでしたが、それもいいかもしれませんね~。