2005年11月23日 (水) 八代町の一本杉
勤労感謝の日。
やはり、かみさんに感謝か。
というわけで、
カングーを飛ばして木喰五行の取材を兼ねて、
甲州路を八代町まで出かけた。
これが、かの有名な?
八代町花鳥山の一本杉。
もともと二本の杉が絡み合って一本に見える。
樹齢千数百年の町が自慢の文化財だ。
なにしろ日本武尊(やまとたけるのみこと)が東国遠征の途中に
ここ若彦路の丘で一休みして弁当を食べたとき
杉箸を地面に挿したら根付いて木になったのが、
この一本杉だと伝えられているのだ。
それが証拠に一本ではなく二本の杉だ。
忘れるところだった。勤労感謝。
夕日に映える花鳥(はなとり)山を後にして、一路目指すは市川大門。
知る人ぞ知る市川大門の名店「うな吉」。
ぼくにとっては裏を返して二度目の来訪。
親父は顔など覚えてなかったが、
客の顔を見てから割いて焼いて蒸して焼くウナギは、
さすが柔らかくて美味である。
「お店は粗末だけど、ウナギは柔らかくておいしいわね」
とは、かみさんの感想である。