今日も晴れ、小春日和といえる暖かさ。
先ずは第2保育園で泣いた赤鬼を観る。
第2の赤鬼の劇は、子どもたちが演じると聞いていたが?
9時半ジャストにホールに入ったが、準備が遅れていたのか、
観客が遅いのか?
村人役の子どもが下手前に立って、「これから・・・」と話し始めたが
劇は始まりそうにない。
とんぼ返りで第1(むくどり)保育園に戻る予定だったので、
しびれを切らしていた。
第1も第2も、今日の午前中に泣いた赤鬼の日だった。
「今年の”泣いた赤鬼"は、子どもたちで劇をしたいのですが?」
と聞かれていた。「もちろん。いいさ」
毎年公演する第2保育園の子ども劇場は、12月13日にお年寄りのサークル「薔薇の会」をお招きして開催された。保護者向けの公演は12月15日(土)でした。その後に第2保育園の劇公演はない。”泣いた赤鬼”の劇は、その後で上演する子どもの演じる劇を成功するために、先ずは保育者の劇経験のために考えた出し物だった。”泣いた赤鬼”の劇公演は、だから保護者向けに上演することはしなかった。ボクは薔薇の会のお年寄りたちと一緒に子ども劇場を観劇したが、かってボクが目指していた”本来の子どもの劇”とは、思えなかった。いわゆる典型的な学芸会・保護者向けの公演だった。10年も以前に園長を引退したボクが言うべきではない。
第2の泣いた赤鬼は、出演者は全員子どものはずだったそうだ。ところが公演当日に青鬼役と村人役の二人が風で欠場。急遽保育者が代役で出演したという。子どもの劇では、よくあることだ。そのためには代役を別に子どもの中に用意する必要がある。
その代役の用意がなかった。