「青草」の総会ならびに新春句会が、2月14日(水)厚木市総合福祉センターにおいて開催されました。
はじめに草深昌子主宰の挨拶があり、続いて松尾まつを編集長より前年度活動報告と今年度活動計画案、規約改定が発表され、出席者42名全員の拍手でもって承認されました。
続いて、華やかなうちにも緊張の新春句会が催され、以下の方々が受賞され、豪華賞品が授与されました。(2句出句・2句選句)
◎草深昌子主宰選
天賞 月食の影赤くある雪間かな 奥山きよ子
地賞 散りさうで散らぬ一ひら梅日和 日下しょう子
人賞 奥山の木彫めきたり春の雪 間 草蛙
◎松尾まつを選
天賞 あの人に束であげたきチューリップ 長谷川美智江
地賞 春泥の轍の跡や約百歩 泉 いづ
人賞 春霞雨降の嶺の力瘤 東小薗まさ一
◎最高得点賞
手鏡で父に見せたり初桜 末澤みわ
◎草深昌子主宰選
春めくや湯気に日射しの堆肥小屋 二村結季
花筏言問橋に見送りぬ 松尾まつを
春浅し薬缶の湯気の白きこと 芳賀秀弥
薄氷を割らずに歩く齢かな 米林ひろ
立てば開く扉の外の街おぼろ 山森小径
春立つや鳴子こけしの花模様 山森小径
寒明くる牛は大きく声上げて 湯川桂香
梅林に日のさし込みて長寿会 新井芙美
手鏡で父に見せたり初桜 末澤みわ
句会終了後、会場を移し懇親会を行いました。
バイキング料理をいただきながら、一父さん、乾恵さんの進行で、本日受賞者の歓びの声、結社誌「青草」3号の感想など、楽しくも和やかな挨拶が相次ぎ、大いに盛り上がりました。
春障子大海原にひらきけり 草深昌子
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