青草俳句会

草深昌子主宰の指導する句会でアミュー厚木での句会を主な活動としています。

「青草」が、角川『俳句年鑑』に記載されました。

2020年01月07日 | お知らせ
「全国結社・俳誌1年の動向」
青草 主宰=草深昌子  「同」間草蛙  「編」松尾まつを

◇=平成29年2月、草深昌子が創刊。大峯あきらの宇宙性俳句を標榜。自然の中で自然と共に生きる、季節を感受する喜び。                        「年2回刊」
◇=平成31年2月、新春句会並びに「青草」発足10周年の祝い。4月、小田原城にて中央吟行句会開催。

 山と海あらば空ある新酒かな              草深昌子
 かちわりや快音またも空を抜け      松尾まつを 
 ことさらの設へもなく迎盆               間草蛙
 睡蓮の一片ごとに今朝の風              坂田金太郎
 チューリップ時々来るよ犬の鼻            佐藤昌緒
 深く吸ひ静かに吐くや苺の香           菊竹典祥
 知らぬ子に手を握らるる花火の夜    佐藤健成
 ねころんで瀬の音聞くや鮎の宿          柴田博祥
 子かまきり田守の衿に乗つてをり     二村結季

 諸家自選五句          草深昌子
  春寒の汀のここは松林
  今し行く小倉遊亀かも白日傘
  君が墓キリンビールで濡らしけり
  底紅に看板出して鍛冶屋かな
  雲去れば雲来る望の夜なりけり

(角川『俳句年鑑』2020年版所収)

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