目指せ!パリのローカルガイド

パリをお散歩しながら、生活しながら見つけたあれこれを紹介します。

ケ・ブランリ美術館

2019-09-28 16:29:00 | パリ散歩・観光
こんにちは!あおいです。

今日はケ・ブランリ美術館へ行ってみます。
ケ・ブランリとは実はブランリ河岸(Quai Branly)のことで、この付近にあるからこの名前が付いたみたいです。
2006年設立のパリでは比較的新しい美術館です。詳しくはこちら
西洋美術ではなく、その他の地域の文明文化を紹介するとというコンセプトのもと造られた美術館です。


トロカデロ庭園を回っていったのですが、なんだか大きなクレーンが立ってて、これは写真撮るのに難儀するだろうなーと思いました(^^;)


あはは(´▽`;) '`'`


着きました〜。道に面してる敷地が全面ガラス張りになってます。


割れてる(^^;)たぶんこれ当分直らないんだろうなー(笑)


荷物検査を受けて入ります。


敷地はかなり広いです。広大な庭園もあるみたいです。


こちらは先日亡くなったシラク元大統領ですが、パリ市長だった時にジャック・ケルシャシュと共にこの美術館の構想を立ち上げたとか。彼に哀悼の意を示すためか10月11日までは美術館を無料開放するようです。私は常設展はもともと無料ですが、企画展も無料なのでラッキーかな。



エントリーです。私は見逃してコート持ち歩きましたがクロークもちゃんとありました。


日本語のパンフレットもあります。


美術館の展示にアクセスする長い廊下があるのですが、その床には言葉の川が流れています。チャールズ・サンディソンという人の作品「The River」だそうです。子供が踏んだり追いかけたりして遊んでました(*^^*)


美術館の構造はこんな感じです。ワンフロアにアメリカ、オセアニア、アフリカ、アジアとブースが分かれています。メザニンとは中一階のことでここで企画展が開催されているよう。



全体的に薄暗い感じ。けっこう人が多いのはシラク元大統領訃報効果でしょうか。



出入り口が中央にあるのでどの展示からでもスタートできます。


インドのサリー。改めて見るとこれが1枚の布ってのはすごい。


日本の文化として型付け紙が紹介されていました。


こちらはアボリジニの絵画です。


細かい点で描かれています。



木彫りのオブジェなどなど。


怖い(^^;)


ちょっとカオナシっぽい?


これもなかなかのインパクト(^^;)子供が見たらトラウマになるんじゃなかろうかという展示も色々とありました……。


こうやって美術館にジベタリアンして見るのなんかいいなぁと思うの私だけでしょうか?たまに中高生っぽい子がなんかレポートみたいなの書いてたりもします。



こちらも木彫りのオブジェですが、高さが半端ないですね。どうやって持ってきたんだろう。


エチオピアのキリスト絵画。アフリカでもけっこうキリスト教徒が多いようです。


光っちゃってて見えにくいですが、たしかヨルダンのお祭りの時の衣装です。めちゃくちゃ大きいですが、普通の人用です。ビデオでどう着るかやってましたが、帯を使ったりしてうまく長さを調節していました。ちょっと日本の着物みたいです。


企画展その1。台湾の葬儀の際に捧げられる紙細工。


立派な神殿。


こういうミニチュアっぼいの大好き。


と思ってたらミニチュアレストランもありました。


食べ物もよくできてるなぁ。


中一階から常設展も見渡せます。



企画展その2。フェリックス・フェネオンという人物(美術批評家、アナーキスト、編集者、ギャラリー監督、収集家)についての展示です。


新印象派のシニャックが彼をモデルに絵を描いています。


彼が編集者だったときに植民地の不当徴収を暴露した記事を出したそうです。また、現在も議論が残る「移民は危惧されるべきものなのか」という問いに対するアンケートも行ったとか。


今日は地上階の特別展も見られました。構想ができてから2018年でちょうど20周年ということだそうです。


この美術館の意義について語るシラク元大統領。


ここにも色々な展示が。


ヨーロッパの画家(作者不明)が描いた日本人の絵。


布って個人的に見てて飽きない気がします。



こんな感じで、ルーブルやオルセーなどの他の美術館とはだいぶ色が違う感じでした。個人的には美術館というより博物館と言った方がしっくりくる感じです。ただ、フランス語のmuséeでは美術館と博物館は区別されないので別にどっちでもいいのかな。「アート」というよりは、その地域に根付いた文化、そこから生まれる世界観とか信仰とかが見えるような展示でした。本当に色んなものがあるから子供とかでも飽きずに楽しめそうだなと思いました(実際子供もたくさんいました)。

なかなかマニアックな美術館ですが、行ってみると意外とおもしろいかもしれません。ミュージアム・パスも使えますし、オーディオガイド(有料)も借りられます。


メトロでめっちゃかわいいわんこがいました〜。1人にやにやする変な人になってしまった(^^;)


帰りにAuchanで買い物。栗が出ました!\(^^)/さっそく少し買い。
もうネクタリンとか桃は売ってなくてちょっと悲しい。


ラクレットチーズもだんだん幅を効かせてきました(笑)


プレーンなものだけじゃなくて、ペッパー、ハーブ、チリ、ヤギ乳、スモークなどバリエーションもたくさん。冷蔵庫が臭くなるのは知ってるけど思わず買ってしまいました(^^;)(笑)開けたらすぐ食べれば冷蔵庫の被害は少ないけどさすがに400gもチーズ一気には食べられない。しかもよく考えたらお昼ご飯で職場に持ってくのもひんしゅくだなぁ(^^;)おいしいけど何かとめんどくさいチーズです(笑)


今日はバス、メトロ、RERをうまく活用して移動できた日でした。でも13000歩以上歩いたみたい。充実した1日でした!

Hank Burger

2019-09-27 22:29:00 | レストラン・パン屋さんなど
こんにちは!あおいです。



今日紹介するのはビーガンハンバーガーのお店です。パリにはビーガン(動物性食品不使用)のお店がけっこうたくさんあります。今日はそのうちの一つに行ってみます。
こちらのお店は姉妹店でピザ屋さんもあるようです。


地上階の様子も撮ったはずなんですがどうやら消しちゃったみたいです(^^;)
二階にはイートインスペースがあります。ちょっと屋根裏部屋みたいな感じ。外は涼しかったけどここは空気がこもってるのか暑いくらいでした(笑)トイレは注文カウンターの奥にあります。


コーラもオーガニック!


ハンバーガー(5種類くらいから選べる)+サイド(ポテトやサラダ)+飲み物で13ユーロでした。ケチャップやマヨネーズなどはセルフサービスです。


私はバーベキューソースのハンバーガーをチョイス。甘辛いバーベキューソース、燻製のような風味も感じます。パテはダイズミートでしょうか。お肉より柔らかいですが、食べ応えはあります。ふしぎな食べ物。しっかり濃い味だというのもポイントかなぁと思います。

お店は大盛況で座席もけっこう埋まっていました。年齢層としては若者が多い雰囲気でしたが私が見る限り家族連れはいなかったです。

13ユーロって日本円だと1500円以上ですが、パリは外食が高いのでこれでも安く感じます。

パリはビーガンのお店が本当にたくさんあります。ビーガンについてはこれからもっと知りたいと思っていますが、パリはそんな私にうってつけの環境だなぁと思います。

秋の足音

2019-09-26 13:54:00 | 日記

今日は有給を取ったので平日しか開いてないお気に入りのパン屋さんBoulangerie Régis Colinへ。パリブレスト(3.1ユーロ)を買ったらちゃんと潰れないように包装してくれました。芸術的とまで言えるようなラッピング技術(*^^*)


クリームたっぷりですヾ(*´∀`*)ノプラリネでしょうか、コクがあって甘すぎないクリームです。このパン屋さんはほんとに何食べてもおいしいです(*^^*)


その後みんな大好き(笑)Lidlへ。栗の丸ごと剥き身缶を発見。


前はここでラタトゥイユセットを見かけましたが今日はポトフセットがありました。ポトフはフランスでは日本のおでん的存在とでも言いましょうか。


最近桃やネクタリンが少しずつ姿を消し始め、代わりにぶどうが出てきました。ネクタリン好きだからちょっと寂しいなぁ。でも最近涼しくてあんまり冷たい食べ物を食べたくなくないなぁと思うこともしばしばです。


季節は関係ないですがすごいもの見つけました。ソーセージのチーズ挟み、ベーコン巻き(笑)

もう涼しい、あるいは寒いと感じることが日常になってきました。食べ物も少しずつ秋、冬のものが出回り始めました。
秋はすぐそこまで来てるみたいです。

Lino Ristorante

2019-09-23 20:12:59 | レストラン・パン屋さんなど
今日のお昼ご飯はイタリアンでした。クロアチアであれだけピザ食べてきたのに(笑)


今日のおすすめだったブラッターチーズのピザ(18ユーロ)にしました。生ハムもたっぷり乗ってて豪華!フレッシュバジルが味のアクセントになってます。ブラッターチーズは思ってたほど中トロトロ〜っという感じではなかったですがコクがあっておいしかったです。生地はどちらかというと歯切れが良い感じ。軽いと思わせておいて食べ終わるとめちゃくちゃ満足感がありました。

結論 : まずいピザはない(笑)

あっという間に9月後半(^^;)

2019-09-21 19:16:16 | 日記
こんにちは!あおいです。

気づけば10月がすぐそこまで来てますね(^^;)9月はなんだか仕事が鬼のように降ってきて大変でした(笑)来週もまたあっという間におわりそうな予感です。


さて、最近のパリですが好天に恵まれています。ですが朝は10℃を切ることもあり、寒いと感じることも多くなってきました。


昼間は23-28℃くらいになります。公園でのんびりするにぴったりな感じですがそんな時間が無いのが悲しい(^^;)


家の近くの街路樹もなんだか秋の装いになってきました。最近は日が昇るのが7時半ごろ、日が沈むのが20時ころとピークに比べたらだいぶ昼間の時間が短くなってきました。そういえば来週月曜日は秋分の日ですね。北フランスの冬は日が半端なく短いのでちょっと憂鬱……。


栗そっくりのトチの実を発見!これは留学中に栗だと思って喜んで煮たらめっちゃ苦かったやつです(^^;)(笑)でもそろそろ栗が出回る季節になるってことですね。それは楽しみ(*^^*)

夏が終わってしまうのは寂しいですが、秋には秋の、冬には冬の楽しみを見つけたいなぁと思います。