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目指せ!パリのローカルガイド

パリをお散歩しながら、生活しながら見つけたあれこれを紹介します。

フランスの給食事情

2021-02-23 21:00:45 | ヴィーガン研究
こんにちは!あおいです。

今日のル・モンドの一記事。

リヨン市の学校給食、肉食中止で物議に

リヨン市が22日の学校休暇明けから、小学校の給食において肉のメニューをなくすと発表したことが物議を醸している。政府閣僚が一斉にリヨン市の決定を非難した。
リヨン市の小学校では、主菜を、肉・魚か、肉と魚が入らないメニューか、2品の中から選べるようになっている。同市では、衛生基準が強化され、人の間の距離をこれまでの1メートルから2メートルへ拡大することが義務付けられたことを理由に、これに対応するため肉の入ったメニューの提供を当面の間中止することを決めたと発表したが、これが各方面から批判を受けている。
リヨン市では先の市議会選挙で環境派が多数派を占め、コロン市長(旧マクロン派)からの政権交代が実現していた。マクロン政権の閣僚らは、今回の件について、肉食を禁止しようとする環境派の教条的な決定であり、子供の栄養不良を招きかねないなどとして批判。リヨン市側はこれについて、厳格化された衛生基準の下でも温かい食事の提供を継続するために、品目を減らす以外はなく、様々な理由から肉類を選ばない子供が半数いる現状では、肉類を出すのをやめるのが次善の策だったと釈明している。ルモンド紙は、コロン前市長の時代にも、第1次ロックダウン後の学校再開時に同様の決定が下されたが、その時は論争にならなかったことを挙げて、今回の論争には政治的な背景があると報じている。」

その他ル・フィガロ紙などでも同じ話題が取り上げられ、朝と夜のニュースでも話題となっていました。

ル・フィガロ紙においては政府閣僚の中でもこの件について意見の不一致が生じていると報じていました。
環境省大臣は「まるで時代遅れな批判だ。魚や卵が肉の代替品になることはよく知られた事実だ」とリヨン市の決定を擁護する発言をしています。
保健省大臣は「これはスキャンダルではない。学校は肉や魚なしの給食を提供できる」という発言。
農林水産省大臣は「栄養的な観点から見ると常軌を逸している、社会的に恥ずべき決定である」と批判的。

私は当事者である保護者や生徒などがどう思ってるのか知りたいなと思いました。
ちなみにフランスの学校はそもそも給食を食べるか食べないかから選択できます。仕組みは詳しく知らないのですがどうやら週や日によって変えることもできるよう?(友達にちゃんと聞いてみます)。リヨンでも今まであった選択肢がなくなってしまったということでこれがどう受け取られたかなども気になります。フランスは何かと権利を主張する国なので、選ぶ「権利」がなくなった、と言うような主張はないのかな、と。

実は大学で教職の授業にも足を突っ込んだこともあり、教育は自分の関心のひとつでもあります。学校という場で食がどのように捉えられているのか、特に肉食や宗教などについて気になるところです。この話題もっと深掘りしてみようと思います。

スーパーマーケット巡り(L'eclaire , Lidl)

2021-02-15 18:30:15 | ヴィーガン研究
こんにちは!あおいです。

今日は有給。でもどこに行くでもなくのんびりお買い物。おなじみLevallois地区のアートな壁画。

ショッピングモールSo Ouestに来ました。ここもスーパーマーケット以外は閉まってる。最近は大型商業施設は一般的なお店は会いてないのね、と今更ながら実感。

スーパーマーケットはちゃんとやってます(^-^)

旧正月のブースがありました。

が、その真下は全く関係ないチーズとか置いてある(笑)適当。めもちゃんどアジアな食材も売ってましたよ!

Auchanみたいに「料理で旅しよう」みたいなコーナーになってました。

で、また植物性食品探し。このスーパーマーケットはけっこう色んなものが置いてありました。

初めて見るタイプのプラント・ベースド・ミート。

チーズコーナー。妹のんちゃんからの帰国時のリクエストスカモルツァ発見!ここに来れば買えるな(^-^)

量り売りのチーズコーナも楽しい。

またしてもブリヤ・サヴァラン買っちゃいました。

その後Lidlに行ったら新しいシステムが。自動でお店の中の人数を把握して多すぎると上のマークが✕になってドアが開きません。これだと忙しくても中に入る人数がちゃんと制限できますねー。でも休日は行列になりそう( ^_^ ;)

どうでもいいけどおまけ。
帰宅途中に前歩いてた男の子達が見事にチーム白&黒だったのでつい(笑)( ^_^ ;)
みんなちゃんとマスクしてました。ふと、日本ではかつて「顔が見えると恥ずかしい」などの理由で夏でもマスクしてる若者がいたけど、フランスの若者たちの間では今後マスクがどんなふうに取り入れられていくのかなと思ったり。それにしても、高校生くらいの子だともうだいぶ年下な感覚になってきたな(笑)光陰矢の如し。


植物性食材あれこれ(大豆製品)

2021-02-04 07:31:14 | ヴィーガン研究
こんにちは!あおいです。

だいぶ前の話ですが一時期Lidlで豆腐が売ってました。ちなみに先週行ってみたらもうアジア食材コーナーになってました(笑)( ^_^ ;)。このお店日本のドンキみたいに行くたび新しい商品との出会いがあっておもしろいっちゃおもしろいです。

あと豆腐ヨーグルトも。

どちらも1つずつお買い上げ。

お豆腐(2ユーロ)。

200g入がふたつ。賞味期限は日本のものより長め。こちらは冷蔵タイプですが、フランスではなんと牛乳パックみたいな入れ物に入った常温保存できるタイプの豆腐もあります。

こんな感じ。

片手で持てるくらいしっかりしてます。木綿豆腐よりさらに固い。

ちぎって使える(^-^)(笑)
ちなみに味はちゃんとお豆腐でした。このしっかりした固さはちょっと沖縄の島豆腐みたい?

水切りしてあるみたいな固さなのでそのままお菓子とかに使えてこれはこれで便利かも。フランスでは焼いたりサラダに入れたりして食べることが多いようなのでこれくらいしっかりしてる方が使いやすいのかもしれません。

豆乳ヨーグルト(約1ユーロ)。

ビタミン12やカルシウムなどが添加されているみたい。

開封~。

とろっとして見た目はヨーグルトと変わらないです。
いざ実食。プレーン味買ったけどほんのり甘みがある!って思ってパッケージ見たら砂糖の表記がありました(笑)少し糖分も入ってるみたいです。でも控えめでちょうどいい感じ。酸味はなくて豆乳のコクが感じられます。あんまり得意じゃない人もいるかもしれませんが個人的には好きかな。でも牛乳のヨーグルトとは別物です。

どちらも原材料の大豆がどこ産かの記載がありませんでした。製造そのものはヨーロッパのようです。

ヨーロッパの大豆製品の実食記録でした!

Naturalia Vegan

2021-02-01 16:57:00 | ヴィーガン研究
こんにちは!あおいです。

今日のお昼休みにToo gooe to Go の引取りでNaturalia Veganというお店に行きました。NaturaliaはBIO(有機)食品を扱うオーガニックショップですが、こちらはその中でもヴィーガンに特化しているお店のようです。

BIOは体や環境に優しいとのことでフランスでは年々人気が高まってる様子。

もちろんものにもよりますが比較的手に取りやすい価格帯のものも多いです。

冷蔵食品コーナー。アーモンドやカシューナッツなどを使った植物性チーズなども充実。

もどき肉、いわゆるplant-based-meatも色々あります。

豆腐の加工品もたくさん。

海藻も色々。

のり、わかめ、昆布など見慣れた懐かしい食材たち。

醤油もたくさん。たまり醤油がありますね。めんつゆは出汁が入ってるからか見当たりませんでした。

Too Good To Goの内容。野菜や果物が中心ですね。

もうひとつPâte de fruit(果物の果汁と砂糖を煮詰めたゼリーのようなお菓子)も入ってました。日本にも似たようなお菓子がありますがこっちのは甘々です。ご飯の後に1個で満足な感じ(笑)

追加で買ったもの。
小麦タンパクのタルタル、カシューナッツのスプレッドです。

生でも焼いても食べられるとのこと。80g2枚入りで4ユーロくらい。

材料は小麦タンパク、玉ねぎ、セモリナ粉、濃縮りんご、ひまわり油、ビーツ、醤油など。

出してみました。見た目はお肉っぽいですね。

いざ実食。甘辛い味付けでなんとなく高野豆腐の煮物を思わせます。んー、お肉とは全く別物だけど個人的には好きな味だと思いました。でも肉だと思って食べるとたぶん微妙( ^_^ ;)

もうひとつカシューナッツのスプレッド。

材料は水、カシューナッツ、ココナッツオイル、イヌリン(有機農業由来とのこと)、塩コショウ、増粘剤など。
植物性チーズの多くは第1に水が来るんですよね。

栄養は100g当たり
カロリー 212kcal
脂質 20g
炭水化物 3.8g
タンパク質 4.1g

開けてみました。

ふんふん、クリームチーズっぽい。
いざ実食。こちらもチーズとはまた別物ですね。どっちかというとシーザードレッシングみたいな酸味があります。じゃがいもとかと合いそう。

フランスのスーパーマーケットは見たことない食材がたくさんあって楽しいです。これからもスーパーマーケットネタが多いと思いますがどうぞお付き合い下さい(笑)( ^_^ ;)


モノプリ探検

2021-01-26 15:04:41 | ヴィーガン研究
こんにちは!あおいです。

今日はお昼休みの時間を利用してPont de Levallois近くのモノプリ(MONOPRIX)へ。初めて来ましたがけっこう広くて色々充実してます。

色とりどりの野菜たち。
今回私が注目したのは植物性食品。

こちらは大豆や小麦タンパクを使ったナゲットやフライ。Végétalはフランス語で植物性という意味です。2個目は半額キャンペーン実施中。

大豆を使ったハンバーグもありました。

こちらは豆乳やココナッツミルクなどを使った植物性のヨーグルト。こちらもバラエティ豊か。

チンして食べられるレトルト食品コーナーにはひき肉の代わりにえんどう豆を使ったシェパードパイ。

モノプリは自社製品でも植物性食品をけっこう出してるんだなーと思いました。こちらのスーパーは植物性食品コーナーみたいなのはないのでパッと見植物性食品を見つけるのはちょっと難しかったですが、よく見るとあちこちに植物性食品がありました。それだけ需要があるってことですね。スーパーマーケット大好き人間なのに加えて最近は美術館もレストランも開いてないのでまたスーパーマーケット探検したいと思います…(笑)
ここからは植物性食品以外も少しご紹介。このスーパーマーケットバターが安い!同じモノプリと比較しても安い!なんでだ?(笑)

クリスマス関連のお菓子大安売り。

夢の棚(笑)

モノプリブランドの蕎麦や米麺発見!蕎麦はそんなに高くないですね。他にも米酢や醤油などもありました。なかなかの充実ぶり。

このモノプリ初めて来ましたが色々充実しててけっこう楽しかったです。家からも近いしまた来よう〜。

で、試しに植物性食品買ってみました。
こちらは小麦タンパクのナゲット。3ユーロくらい。

材料は水、パン粉、小麦タンパク、植物油(ヒマワリ油、菜種油)、オニオンフライ、自然由来の香料、お酢など。
栄養表示は100g当たり
エネルギー 275kcal
脂質 14g
炭水化物 21g
タンパク質 15g
とのこと。

見た目は確かにナゲットっぽい。

トースターで焼いてみました。本日のランチ。
ほうれん草とネギのラクレットチーズかけ
シリアルパン
小麦タンパクのナゲット
チーズ色々

いざ実食!
なるほどー、確かに鶏肉みたいな味がします。食感は少し柔らかめ。しっかり味がついててご飯にも合いそう。食べごたえがあって満足感もありました。
植物性食品は動物性食品より環境に優しいという議論があります。
世界的には人口が増えている今、今後の食料生産を考えるとこういう植物性食品の生産を増やしていくこともひとつの選択肢になるのかなと思います。

もうひとつ買ったのは大豆のハンバーグ。こちらも3ユーロほど。

材料は大豆タンパク、小麦タンパク、植物油、卵白、乾燥玉ねぎ、マッシュポテト、コーンスターチ、塩、にんにく、卵黄、マスタード、砂糖
など。

栄養表示は100g当たり
エネルギー 219kcal
脂質 11g
炭水化物 6.2g
タンパク質 21g
とのこと。こちらは近いうちに食べてみたいと思います。

以上フランスのスーパーマーケット記録でした!