目指せ!パリのローカルガイド

パリをお散歩しながら、生活しながら見つけたあれこれを紹介します。

too good to go

2020-10-20 10:33:40 | 手続き系
こんにちは!あおいです。

フードロスを減らすすてきな取り組みを紹介します。その名もtoo good to goという名のアプリケーション。こちらは確か留学中くらいから知っていましたが、Googleストアの居住地がずっと日本になっていたためダウンロードできずここまで来ました。最近同僚が使っててけっこういいよ〜という話を聞き、設定で居住地をフランスに変更してダウンロードしてみました。

こんな感じでたくさんのお店が登録されています。パン屋さん、スーパーマーケット、レストランなどなど。だいたい定価の1/3〜半額くらいで色んなものが買えちゃいます。

試しにホテルの朝ご飯で出される菓子パンを注文してみました。マジックバッグというのは何が入ってるのかはお楽しみというシステム。

指定時間内に回収場所に行きます。仕事終わりにふらっと回収。

その場で注文をコンファームして受け取り完了!支払いはアプリで終わってるので受け取るだけで良くてとっても簡単。

こちらが今回の戦利品〜♪

じゃーん!いっぱい入ってる〜(^-^)サイトでは大きな菓子パン4つって書いてありましたが、確かにそれくらいの分量ですね。

パンオショコラ2つとシュケット3つ、あとこのリンゴのフィリング入りデニッシュが7個。今日の朝ご飯に食べましたがサクサクでとっても美味しかったです。

中身は選べない場合が多いので「これが欲しい!」っていう場合にはイマイチなのと、平日だと回収時間が合わなくて買えないってこともありますが、お得においしいものが買えてしかもフードロスにも貢献できるとってもすてきな取り組みだと思います。残りの滞在期間色々活用してみたいです(^-^)


Navigo libertéを買ってみた

2020-10-05 20:25:01 | 手続き系
こんにちは!あおいです。

Navigoとはパリの公共交通機関(メトロ、バス、トラム、RERという電車)のパスです。今回買ったNavigo libertéはフランスに銀行口座がある人しか買えないので観光で来る方には無縁のものですが、概要は以下の通り。
・使った分だけ登録口座から引き落とし
・1日の利用額が7.5ユーロ(=1日乗り放題券と同じ価格)を超えた場合、そこからどれだけ乗っても請求されない
・バス↔メトロ↔トラムの乗り継ぎは90分以内なら無料でできる
・1回券が1.49ユーロ(通常は1.9ユーロ、紙の10回券が16.9ユーロ、Navigo easyなら10回券が14.9ユーロ)

毎回チケットを買わなくていいので便利。落としたら大変ですが( ^_^ ;)発行自体はインターネットで無料でできます。カードはRATP(パリ公共交通公団)の代理店で引き取るか指定した住所に送ってもらうか選べます。


なんか気づいたら色々持ってる…(笑)
左から
1 Navigo easy(ナヴィゴ イージー)
2 Navigo liberté(ナヴィゴ リベルテ)
3 Navigo découverte(ナヴィゴ デクヴェルト)
4 Navigo annuel(ナヴィゴ アニュエル)

1と3はフランス国外からの観光客も変えます。
2はフランスに口座がある人、4はパリ近郊に住んでる人が買えます。

それぞれのカードについては以前ブログに書いたので良かったらこちらをどうぞ↓↓↓



私の今後これらのカードの使い方としては
平日 Navigo liberté
休日・祝日 Navigo easy(週末若者割引)
1週間使う時 Navigo découverteに1週間定期をチャージする
1ヶ月がっつり使う時 Navigo découverteに1ヶ月定期をチャージするor Navigo annuelを再開する

となりそうです。なんやらややこしや( ^_^ ;)(笑)

Navigo easy を買ってみました

2020-07-20 22:36:00 | 手続き系
こんにちは!あおいです。

最近パリの公共交通機関パスNavigo(ナビゴ)の観光用パスその名もNavigo easyを買ってみたのでそのまとめをしてみます。

こちらのNavigo easyは手数料2ユーロでメトロなど有人の窓口で買えます。

こんな感じ。

記名するようなところがありますが別に名前書かなくても使えます。

Navigo easyは他のNavigoと違って顔写真なしで使うことができます。チャージ式なのですが、チャージできるチケットのタイプは下の種類のもの。
・1回券(好きな枚数、10回券)
・オルリーバス、ロワシーバス(空港までのバス)
・一日パス
・週末若者パス(=ticket jeune、26歳未満の若者が買えるお得な乗り放題パス)ちなみにこちらの若者パスは以前は紙のチケットがありましたが、現在はこちらのチャージ式のものしかないらしいのでこちらを利用したい場合はこのNavigo easyを買う必要があります。

チャージは窓口や券売機でできます。いくつかの種類を同時に購入した場合、週末若者パス→一日パス→回数券または空港チケットの順に消費されていくとのこと。
以下個人的に思うメリットデメリット

メリット
・紙の使用が減る
・10回券、空港までのチケットを少しお得に買える(パスにチャージすると10枚14.9ユーロ、紙のチケットは10枚16.9ユーロ、ロワシーバスはパスだと12ユーロ、紙だと13.7ユーロ)

デメリット
・他の人と共有できないので1人1枚カードを買わなくてはいけない(=旅行者がパスで10回券を購入しても1人で使いきれず結果お得じゃなくなる可能性あり)
・チャージできるチケットの種類が少ないパリの公共交通機関のチケットは他にも3日券、5日券、定期券だと1週間パス、1ヶ月パスなどもありますがこちらはチャージできないよう。

ちなみに今まで旅行者や短期滞在者のためのパスとして使われていたのがこちらのNavigo découverte。こちらは発行に5ユーロかかり、また証明写真が必要です。こちらチャージできるチケットは以下の種類のもの。
・一日券
・1週間券
・1ヶ月券
・週末若者パス

こちらには回数券などはチャージできないです。この中で1番使い勝手がいいのは1週間券かなと思います。が、この1週間券、使えるのが月曜から日曜となり、チャージができるのは前の週の木曜から使いたい週の水曜までとかなりややこしいです。つまり、今週7月20日の週に使いたかったら先週の16日木曜日から今週の22日水曜日までチャージ可能。要は月曜日に到着すると1番お得ってことですね。このへんについてはとってもわかりやすいブログがあったので載せさせていただきますね(^-^)



ちなみに私が今まで使ってたのはNavigo annuelという年パスです。こちらは発行に銀行口座や住所が必要になります。
私は最近あまり公共交通機関を使わないのでこちらは一旦停止中。また寒くなってきたりしたら使用を再開しようかなーと考えていて、今はたまに利用するだけなので回数券と週末若者パスが使えるNavigo easyを買ってみたというわけです。でも、こちらのパスは回数券がお得に買えるとは言え、発行にまず手数料がかかるので実際はあんまりお得感がなくてちょっとイマイチな感じ( ^_^ ;)せめて1週間券がチャージできればいいんだけどな。

ということで、最近のパリの公共交通機関事情をご紹介しました。パリは環境保護政策に力を入れていて、こちらのカード式チケットも紙の使用を減らすための試みでもあるのかなと思います。が、もう少し利便性を向上させないと結局あんまり普及しなさそう( ^_^ ;)Navigoの今後やいかに。



サマータイム終了と新家電

2019-10-27 14:32:33 | 手続き系
こんにちは!あおいです。

今日は予想通りの雨なのででかけずのんびり家で過ごしてます。


今日でサマータイムが終わりました。サマータイム終了時は午前3時が午前2時になります。つまり、今日は1時間得したような感じです。今どきのスマホは頭がいいので勝手に時間を調節してくれますが置時計などは自分で直さないといけません。そんなわけで今日は朝早く起きちゃうかな?とか思ってましたが、起きて置時計を見ると、9時。つまり8時。全然通常通りでした(笑)


そういえば最近新しい家電が仲間入りしました。トースターちゃんです!フランス語ではmini fourと言います。普通の電子オーブン(four)はありますが、こちらはけっこう余熱に時間がかかるのでお菓子作りにはいいですがちょっとトースト焼きたいなぁとかいう時に不便なんですね。という訳で、留学中も使ったleboncoin
(ル ボン コワン)というサイトを使いました。留学中はアプリをダウンロードできたのですが、今回はなぜか検索かけても出てこなかったので普通にインターネットのサイトからアクセスして探しました。

今回はNanterre(ナンテール)という地区の人から直接譲り受けました。今回も5ユーロ!中古ですが使えればこだわりはないです。ナンテールから自宅まではRER→メトロ→バスと乗り継ぎましたが、そんなに重いものではなかったので大丈夫でした。でもむき出しのトースターを抱えてるちょっと不思議な人になってしまいましたが(笑)


ジャーン!いい感じに収まりました。なんと鉄板まで付いてました\(^^)/


さっそくバゲットを焼いてみました。


これをやりたかったんです〜!
経験上フランスでは実はあんまりパンをトーストして食べないみたい?でもやっぱりカリッとトーストに染み込むバターは最高です(*^^*)


タラマという、タラコマヨネーズ(だからタラマではないはずですが奇跡みたいなネーミングですね(笑))みたいなペーストを塗って焼いたら、もう美味しくない訳がない(笑)


こちらは鉄板を活用したグラタン(ブロッコリー、かぼちゃ、ベーコン、玉ねぎ、ラクレットチーズ)です。


カリカリとろとろチーズが味わえる幸せ(*^^*)

これから寒い季節がきて温かい料理がおいしくなるので嬉しい買い物でした。今回はオーブンもあるし、トースターはなくてもいいかなと思ってましたがあるとやっぱり便利です。嬉しくて色々食べすぎないようにしないと(^^;)

パリ横断

2019-05-18 17:58:47 | 手続き系
こんにちは!あおいです。

今日はまずLa Défence(ラ デフォンス)駅のSNCF(フランス国鉄)の代理店でcarte jeuneを買います。

これは28歳未満の人のための特典で、49€払うと1年間フランス国内のTGVが3割引き、その他もろもろのサービスも割引が効くというお得なカードなのです。


ネットでも手続きできますが、なんか結局代理店まで受け取りに行かなくちゃいけないようなので直接代理店で手続きしました。空いてたので待ち時間0。手続きとしては、
名前(必要事項)を登録
お金を払う
受け取る
だけです。
おそらく私は過去に買ったことがあるので名前しか聞かれませんでしたが、新規の場合は電話番号、メールアドレス、住所など必要だったと思います。
あとは生年月日が確認できる身分証と、証明写真があればその場で貼り付けて完成です。


使用開始日も自分で決められるので私は6月からにしました。留学中と違ってなかなかポンポン旅行行けるわけではないですが、それでも例えばニース〜パリを一往復すれば元は取れるので(*^^*)感じのいいお姉さんにてきぱきと手続きしてもらえて嬉しかったです。

その後RERのA線に乗って一気にリヨン駅へ。そこから14番線に乗り換えてOlympiades(オリンピアード)駅で下車。13区、パリのアジア人街に到着です。ここに来た目的はずばりグリーンカレーペーストを買うこと!(笑)なぜだか分かりませんがここ最近めちゃくちゃグリーンカレーが食べたくて(笑)もちろんパリにはタイ料理のレストランもありますが、ペーストさえあれば家で作れるので探してみようと思ったわけです(*^^*)


漢字表記が至る所で見られます。


でもまずはおなじみLidlです。ここは色んなものがほんとに安くて毎回びっくりします。実は今回「あるもの」がここにあるんじゃないかなーと思っていて……



やっぱりあったー!そう、醤油です(*^^*)実は留学中このLidlが寮から一番近いスーパーで、以前そこでこの怪しい「アジアの心」を見たことがありまして。このLidlはアジア人街にあるから売ってるんじゃないかしらと思って見てみましたが、やっぱりありました(*^^*)しかもリールでは99セントでそれでも安いと思ってたのにここは79セントとさらに安い(笑)ちなみに日本だと1ℓ200円とかでも手に入る醤油ですが、フランスでは1ℓ10€、こういう瓶入りタイプは200ccで3-4€が相場なので、この醤油がいかに破格かお分かりいただけるかと。ちなみに帰ってさっそく使ってみましたがいたって普通の醤油でした。


わさび玉(ピーナッツの周りにわさび味のカリカリ)は「アジアの心臓」表記で強者レベルがさらにアップ(笑)思わず買っちゃいました(笑)


これは中国の心臓でしょうか(笑)


グリーンカレーヌードルだって。69セントとこちらも破格なのでついつい買い(笑)(^^;)もしカレーペーストが見つからなかったらこれで気を紛らわせよう(笑)他にも色々買いたいものはありましたがいかんせん家まで遠いので泣く泣く断念(^^;)ほんとにここのLidlでしか買えなさそうなものを厳選しました。ちなみにパリには他にもLidlがあってStrasbourg - Saint-Denis(ストラスブール サン・ドニ)駅の近くのものが市内では一番アクセスしやすいと思います。カカオ分が多いチョコレートなども扱ってるのでお土産にできるようなものも見つかるかもしれません。



通りに出るとアジア料理に使うような野菜たちを売る人があちこちに。


バインミーのお店も人気があります。
13区はあちこちから食欲をそそるいい匂いがします。ヨーロッパにはない独特のスパイスや肉の焼けるような匂い。かつて旅した東南アジアを思い出します(パリなのに(笑))。


リールの郊外でも一度行ったことのあるパリストアというアジア食材店。リールだとこれだけ大きいアジアンスーパーは珍しかったけどここではあちこちにこんなお店があります。


ちょっと壁画が怖い中国系教会(^^;)


こちらはLa Galerieという大きなショッピングモール。


入ってみたら、ここはもう、アジアでした(笑)


大きなスーパーマーケットがいくつも入ってます。中国系スーパーマーケットや冷凍食品のお店、服飾店、フードコートなどなどなんでもありますが、パリっぽさはかけらもありません(笑)


ありがたかったのはトイレが使えたこと。便座はなかったですがまぁこんなもんでしょう(笑)


最後はこちらのアジア食材店へ。ここはGoogleマップによると、タイと韓国食材のお店らしいです。


さつまいも〜。長芋〜。買いたいけど、もうすでに荷物がけっこう重い(^^;)ので、今回は残念ですがパス。


そして、ついにグリーンカレーペースト発見!\(^^)/他にもレッドカレー、イエローカレー、マッサマンカレーペーストなどあってカラフル。ひとつ2€ほどと良心的な値段。実は先程のショッピングモール、全く行く予定はなかったのですが、ここのお店が12€以上じゃないとカードが使えないらしく、うっかり職場に現金を置いてきてしまったのでモールのATMで10€だけ引き出したわけです。他にも欲しいものがなかったわけじゃないですが、12€はどうがんばっても無理、と思ったので(笑)輸入してる割にはそんなに高くなく、改めて東南アジアの物価の低さに気づきました。タイやベトナム、フィリピンで出会ったいい意味でチープな食品たちと再会し、かつての旅のじんわり思い出します。ヨーロッパもいいけど、旅をするなら東南アジアも楽しかったな〜。


カラフルなタピオカも発見。

このアジア人街はやはりパリの中心と比べても物価が安く、それでいておいしい料理が食べられるのでありがたい場所だなーと思います。ただ家からだと少し遠いですが(^^;)とりあえず醤油とカレーペーストをゲットできたので大満足です(*^^*)


帰りはオペラ駅まで7番線を使います。途中ルーブル、ピラミッド駅を通ったのですが、その間車内アナウンスで「スリの一味がこの線に乗ってるから気をつけて!」という案内があってこれは実にパリらしいと思いました(^^;)(笑)おもしろかったのは、オペラ駅に着く時にまたしてもアナウンスがあり、今度は急に「 Il n'a jamais, jamais connu de loi(決して、決して規則なんて知らない)」とビゼーのハバネラの1節を歌って「それでは皆さん、気をつけてください」とのこと。
ちなみにこのハバネラ、続きは「Si tu ne m'aimes pas, je t'aime; Si je t'aime,
Prends garde à toi!(もしあなたが私を愛していないなら、私はあなたを愛す、もし私に愛されたら、気をつけなさい!)」となります。
つまり「スリは規則なんて気にしないやつらだから、目をつけられたら(大変だから)気をつけてください」と言うことでしょうか。オペラ駅の近くでこれはなんて粋なアナウンスなんだと、ひとり感動に打ち震えておりました(*^^*)(笑)


と、言うことで夜ご飯はさっそくグリーンカレー(*^^*)このペーストの全量は400gなのですが、ココナッツミルク缶1缶に対し使う量はたったの50g。これで4人分のグリーンカレーができるとのことなのでつまり単純に考えて32人分。当分楽しめそうです(笑)ちなみに我が家ではかつて同じペーストを業務スーパーで購入し、よく説明を読まずいきなり半量を投入し恐ろしいタベモノを作ったことがあります(笑)(^^;)懐かしい過去。

まずペーストを油で炒めて香りを出し、野菜や肉を炒めてココナッツミルクを注ぎ、具材が煮えたら醤油や砂糖で味を整えて完成〜。


具材は鶏肉、玉ねぎ、ナスです。
とっても辛いんですがココナッツミルクでまろやか、甘みもあるし、ナスはとろとろ。文句なしにおいしい!!!
フランス料理はこういうガツンとくる辛いものは基本ないので体が刺激を求めていたのでしょうか(笑)グリーンカレー欲が満たされて幸せです(*^^*)

またしてもアジアに走ってしまいました(笑)(^^;)パリの生活に不満はないですがなんだかんだ根っこはアジア人なんだなーというのをしみじみ感じます。フランスの生活では常に自分が日本人であることを自覚するし、また色んなルーツを持った人がいるのでみんな自分自身のアイデンティティについてどんなふうに思ってるのかなーと気になります。実はあんまり何も感じないで生きてる人も多いかもしれませんけど。異文化、自文化の中で自分自身を発見する今日この頃です。