目指せ!パリのローカルガイド

パリをお散歩しながら、生活しながら見つけたあれこれを紹介します。

ナンセンスだと思うことがナンセンス

2019-09-02 22:01:07 | 日記
こんにちは!あおいです。

週末はコルマール&ストラスブールとアルザス地方に週末トリップしてきました。近々その様子もブログにまとめます(*^^*)

気づいたらもう9月が始まっていました。
フランスでは9月が新学期の始まりなので、今日は朝お父さんお母さんに連れられて小学校に向かう子供たちや、お昼休みか学校終わりに歩道に溢れかえる中学生(or高校生)たちを目にしました。
道路は車がまた多くなってきました。メトロも気持ち混み始めたような。また活気あるパリが戻ってきました。

天気はと言うと、最近は割と穏やかな日が続いています。朝は10℃くらいになる日もあり、寒く感じるほど。日の出は7時頃、日の入りは20時半頃と、着実に日が短くなってきています。

9月もなんやかんや公私ともに忙しくあっという間に終わりそうな予感です(^^;)今週は週末も仕事が入ってしまいましたし。

タイトルはフランスに来て実感することです。
最近日本のネット記事を見ていて、「去年は流行っていたゆる系ファッションが今年はダサい、今年はきちんと目ファッションが定番」みたいな記事を見つけました。
流行を作ることが一概に悪いこととは思いませんが、自分が好きな服ならずっと着続けたいはずなのにそれがダサい、時代遅れ、と言うようなレッテルを貼られてしまうのはなんか悲しい気がします。
フランスにいると色んなファッションに出会います。肌や髪、目の色、体型がみんな違うから、人と同じ服を着る=絶対正解みたいなのがないからだと思います。民族衣装みたいなのを着ている人もいれば、ジャージの人もスーツの人もボディコンみたいな人もいます。メイクもガッツリやってる人もほぼすっぴんな人も。要は自分がしたいようにしてるんです。からの、タイトルです。「ナンセンスだと思うことがナンセンス」。フランスのミニスカートおばあちゃんたちを見てると、年取ったらミニスカートはキツいよなぁとか思うことがナンセンスだなぁと思うのです。はきたきゃ何歳でもはけばいいんだな。私は夏はワンピースを着て過ごすのが好きなのですが、会社でも特に外に出ることがなければワンピース着ていけるのが嬉しいです。けっこうガッツリサマードレスみたいなロングワンピースでもここでは浮かない(笑)流行に振り回されず(日本にいてももともとあんまり干渉されてなかったですが)自分に合っていると思うスタイルを自然にまとえるのがすごく楽だなぁと思います。

でもそのいっぽうで日本以上に個性が埋もれやすいです。なぜなら誰もが異なるから。少しでも周りと違えば目立つ日本とは違ってフランスでは多少の違いはないものになります。だから、この世界で「私はナニモノなのか」をアピールしていくのは簡単ではないです。今のところ「多少フランス語が話せる日本人」くらいです(^^;)

このフランスという場所で「私」じゃないとできないようなことはなんだろう。そもそも自分は何をやりたいんだろう。

フランスに来てあっという間に半年が経ち、まだ早いかも知れませんが(むしろ遅い?)次のステップについても考え始めなければと思います。
本来なら就活をしていたはずですがそれを先延ばしにして今フランスにいます。この選択が今後どういうふうに転ぶのか。

仕事に追われて日々あっという間に過ぎていって何も残らずに日本に帰るのは嫌だけど、疲れを理由になかなか外に出られないことも。

フランスは住みやすいと思うし、住み続けたいと思うけどその理由をなかなかはっきりと言葉に表せないのがもどかしくて、将来フランスに関わる仕事をしたいとは思うけど全く道が見いだせなくて、色々グルグルしています。

と全くまとまらず駄文ばかりの今回ですが半年目にしてなんだか迷走中です。正直こんなにもあっという間に半年経ってしまったことに動揺してます(^^;)

9月はきっと忙殺されて、なかなかこのモヤモヤとちゃんと向き合うこともできないんだと思います。でも、せめて自分の気持ちに敏感になって、自分の理想や、好きなこと、嫌いなことを見つけ出して、それを次のステップに生かせるようにしたいです。

ちなみに日本の流行、フランスの雰囲気はただ単に私の一個人の感じ方であって、日本が窮屈だとか、フランスは何でもできるとか、そういうわけではないので補足します。