フランス・リールの日常 ~おいしいもの巡り~

こんにちは!あおいです。フランスでの留学中に体験したこと、思ったことを美味しい話題とともに書いていきます

Arrasへ

2018-05-17 18:21:46 | 日記
こんにちは!あおいです。

今日は日本語学科の友だちに会いにArrasという町に行ってきました。Arrasまではリールから電車で30分くらいで行けます。途中こんなのんびりした景色が。6月からファームステイで南フランスへ行きますがきっとこんな感じの場所なんだろうなー。


朝9時半ごろArrasの駅に到着。


モニュメントがあります。ここで友だちと合流。


アラスは大きな町ではないので歩いて観光名所を回れます。信号機がかわいい(*^^*)


日本でいう商店街みたいな感じですね。

かっこいい旗ですね。


こちらは英雄広場と、そこに立つ鐘楼です。



お家が!かわいすぎる(*´˘`*)♡(*´˘`*)♡(*´˘`*)♡屋根の形がベルギーやリールのギザギザ系とは違って丸みがあります。


ちなみにこちらはGland place(大広場)です。今日は駐車場になってた(笑)


こちらも周りをぐるっとかわいいお家に囲まれています。(あ、でも奥の方に仲間はずれ発見(笑))このGland Placeと英雄広場は両方とも世界遺産に登録されているそうです。


さていよいよ鐘楼に登ってみます!


こちら鐘楼の中にある観光案内所の入口にあったライオンの像です。ライオンはアラスのシンボルらしく、あちこちで見ることができます。


ここで鐘楼に登るチケットを買います。学生は2.1€でした。


なんかかわいかったから撮ってみた(笑)


こちらはアラスの巨人です。今でもお祭りの時に使われているそう。


アラスの巨人は16世紀から伝わる伝統的なもので、19世紀にふたたび脚光を浴びました。戦争で何度か破壊されて今あるものは1981年に作られたものだそうです。もともとは夫婦だけでしたが、1995年に息子と娘が加えられたとか。


うーん大きい


人と比べるとその大きさが一目瞭然ですね。


こちらがアラスのライオンです。正直言われてもあんまりライオンぽくない(笑)


そしてこちらがアラスの紋章らしいです。



鐘楼の地下には戦争の時に使われていた防空壕があります。実はアラスにはあちこちに防空壕があって、たまに陥落しちゃうこともあるとか。確かガイド付きだったら入れると思います。

さていよいよ鐘楼を登ります。と言ってもエレベーターで登れるので楽々(笑)(*^^*)



到着!英雄広場です。鍵穴みたいな印が見えますか?ここには昔礼拝堂が建っていたそうです。


大広場も見えます。




四方八方どこ見てもかわいい建物だらけ(*^^*)


この縦列駐車の技術すごすぎる。


四方に大きな時計が付いています。15分置きに鐘が鳴っていました。今日は天気が良いけどけっこう風が強くて、鐘楼の上は寒いくらいでした(^^;)でもこんなきれいな景色が見られて大満足です。


ちなみにこちらが今はなき礼拝堂です。1791年というとちょうどフランス革命くらいの時期なのでその時に色々な習慣とか思想とかが変わったんだろうな〜。


こちらは「赤い家」と呼ばれていたおそらく裁判所です。礼拝堂の横に立っていたみたいですが、これも今は跡地のマークを残すのみです。


こちらは英雄広場にあるJean Trogneuxという名前のチョコレート屋さんです。フランスでは有名なお店のようです。


母の日のプレゼント用チョコレートも色々。他にもアラスのお家の形をしたチョコレートなんかもありました。


こちらは近くのパン屋さんのショーウィンドウ。メルべイユがリールで売られてるものとちょっと違う感じ。



超カラフルなメレンゲがたくさん売られてました。


英雄広場の近くにあるÉglise Saint-Jean-Baptisteという教会です。



お葬式をやっててこのタイミングでは入れなかったのでご飯食べてからもう一回来てみることにしました。


昼ご飯はタコス屋さんへ。安くて手軽だからか学生だらけ(*^^*)


自分で入れてほしいものを適当に選びます。


ミニタコスとポテトと飲み物、写真にはないけどクッキーついて5€くらい。セレクト系はフランス語で希望を伝えなくちゃいけないから難しいけど楽しいです。



午後の最初はアラス美術館です。写真では伝わらないですがけっこう大きな美術館です。


ここにもライオンがいました。美術館の常設展には学生は無料で入れます。


地上階は遺跡や彫刻などの展示が充実しています。


アラスのノートルダム大聖堂の遺跡。


ちょっと確信はないけどアラスは「クマ」という意味らしいです。たぶんこれは何かしら地名に縁のある絵だと思います。


こちらは先ほど紹介したかつて英雄広場にあった礼拝堂です。


こちらはたしかGland Placeかな。驚くほど建物が今も変わらずに残ってることがわかります。


こちらは2階の絵画の部屋。大きな宗教画ばかり展示されています。




どの絵に描かれているキリストも青い服を身につけているのが印象的でした。


この絵この前リール美術館で見たやつと似てる!

並べてみました。改めて見てそっくり具合にびっくり。作者が同じ(ブリューゲルJr)なので納得ですが。なんだか知ってる作品に出会えて嬉しかったです。


写真のようにリアルな絵。うまく言えないけどこういう絵好きです。


アンティークな家具が展示されてました。なんかこうやって写真撮るだけで何かの作品みたいになる(笑)




品がありますね。


この建物は667年に建てられたものらしいです。建物自体も貴重な遺産ですね。


最上階は現代アートの展示でした。


???


これ映像があったんですがめちゃくちゃシュールでした(笑)(^^;)電話の音が鳴り響く中、謎に光る装置を付けたフォークとかを使って黙ってご飯を食べてるっていう理解不能な作品で、私なら気が狂いそうだなぁって思いました。


能生のお面がありました。


これ前の人が浮き出て見える!後ろは文字通り地獄ですが(笑)(^^;)



鳥鳥鳥。


天使(男の子?)と骸骨というこれまたシュールな作品。



こちらはアラスの伝統工芸品の陶磁器です。青色が特にアラスの伝統的なものだとか。

あまり人がいない静かな空間でのんびり美術鑑賞ができました。アラスや北フランスに縁のある作品が多くておもしろかったです。


さて、今度は先ほどの教会に再アタック!


今度はちゃんと入れました!





超今更ですが、教会はミサだけじゃなくて、結婚式にもお葬式にも使われてるんですよね。ほんとうに生まれてから死ぬまで色んな行事をここでやってるのかぁ。日本だと必ずしも1箇所でそういう行事が行われてるわけではないのでなんだかしみじみしちゃいました。



教会奥のステンドグラスがきれいでした。


その後はぶらぶら町歩き。カラフルなフローズンドリンクを発見。


こちらは日本のゲームなどを扱うお店。


GEEKは日本でいうおたく、みたいな感じらしいです。


こちらは大きな本屋さんです。


おそらくスタッフだけが入れるんでしょうが、2階部分がすごくおしゃれ!



大きな女の人の人形がありました。



こちらはBD(Bande Dessinée)というコマ割りマンガです。日本のものより一冊のサイズが大きいです。


こんな感じのコマ割りマンガです。
日本のマンガもたくさんあって、友だちも色々読んだことあるみたいです。

SNCFのストライキが19時から始まるらしいのでその前にリールに帰りました。アラスはきれいな小さな町でした。あんまり大きなスーパーマーケットやショッピングモールはないけど、のんびりしていて住むにはちょうどいいところなんだろうなと思いました。またひとつ、フランスのすてきなところを知ることができてよかったです。

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1 コメント

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Unknown (おかあさん)
2018-05-19 12:54:51
超大作ブログやね〜(笑)
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