ギャラクシィ日記

SF好きな主婦の・・・ガーデニングな日々。手作りも大好き。

教育の力

2005-08-15 | 今日のこと
 ちょっと重いよ。
あまり検索に引っ掛かりたくないので、わざと誤字にしておきます。
読みにくかったらゴメンなさい。


 ダンナの親戚の家で、毎年お盆と正月に親戚一同20人以上が集まる。
議論好きなおじさんが多くて、
(議論と言っても自分と違う考えは認めたくないタイプのおじさん)
話は政治ネタ、社会問題ネタになるんだけど、
今回は、「郵製民栄化」。

 世代で賛成派と反対派にきれいに二つに分かれた。
叔父叔母(定年退職)世代は賛成、私たち(中年・・・)世代は反対。

 中年世代は、郵製民栄化放案が良い悪いは別にして、
決め方が強引すぎる、民主的でない、
反対意見を排除しイエスマンだけにするようなやり方は良くない、
というような、やり方が良くないから反対という意見が多かった。

 叔父叔母世代は、
良いことをやろうとしているのだから、方法が悪くてもやらなければいけない。
改革をしようとするのに反対とは何事か!
どうせ反対する人は何言っても反対なんだから話し合うだけ無駄。
リーダーが出したものに反対する奴は出ていけ。
反対派はやっちゃえ!(ってピストル撃つまねしながら言う。おいおい・・・)
というように、良いもの(誰が良い物と決めるんだろう・・)なんだからリーダーに従えみいたな意見。

 そんな体制を作っていって良いんだろうか。
反対派は排除・・・どこかこんな事している国近くにあったよなぁ。

 
 叔父叔母世代は、戦前・戦中に教育を受けた人達、
中年世代は、戦後民主主義教育を受けた人達。

「反対意見も、その人の立場になってちゃんと聞きましょう。」
「単に多数決で決めるのではなく、少数意見だからと言って無視せずに、
話し合いましょう。」
「世の中にはどちらが良くてどちらが悪いとは決められないことがたくさんある。」
学校で、そんなこと教えられたよ。

 ・・・そんなことを教えていたはずの教員が、
叔父叔母の中に何人か居るんだけどな。
 叔父叔母は常識ある普通の人達だと思う。
ただ、戦前・戦中の教育を受けてきた人達。
 政治を動かしている人達も叔父叔母世代。

 選許は行ったり行かなかったりだったけど、
今回のことがあって、「こりゃ行かなきゃ大変!」と思った。


 もう1つ世代ネタ。
別な親戚宅でのこと。
 姑が「私、中國とか韓國って大嫌い!
戦争のことあんなに謝って、千語補償だってたくさん出しているのに
いつまでも、ぐずぐず言って!」・・・・
まあ、姑がそんなこと言い出すのは、そういう人だからしょうがないけど、
いつもとても温厚で気が回る、とにかく人の出来た叔母までが
「私もそう思うわ。私も大嫌い。本当に嫌よねぇ。」と言ったのには驚いてしまった。
 叔母も戦前・戦中に教育を受けた人。
戦中戦後に苦労した人達だからだろうか。
この世代の人ってみんなそう思っているのだろうか。
 何かすごく嫌なことを聞いた感じがした。

 私は子供に
「間違ってお友達に悪いことをしたら、とにかく謝りなさい。
謝っても許してくれなかったら、もう1回謝りなさい。
自分はそんなに悪い事したと思って無くても、
お友達にとってはとても嫌なことだったかもしれないんだからね。」
って言っているんだけど。。。。


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8月16日 追記

 昨日 Yahoo!トピックスでこれに関係するような記事を見つけた。
戦争に関する世論調査
------以下引用------
戦争の評価で30~60代は「間違った戦争だった」との回答が40%を越え、
「やむを得ない戦争だった」より多かったのに対し、
70代以上では逆に「やむを得ない戦争」との認識が45%で多数派だった。
逆に「間違った戦争」と答えた人の比率は40代が最も高かった。

戦争責任に関する戦後の議論については、
「不十分」という回答が20代で66%、70代以上で63%と、
他の世代に比べて低かった。
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戦争を経験した世代。
戦場に行った人はその中でどのくらいの割合だろう。

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