ギャラクシィ日記

SF好きな主婦の・・・ガーデニングな日々。手作りも大好き。

ハンガリーウォーター

2006-08-03 | 健康・美容


 大分前になるけど、ハンガリーウォーターを作った。

 ハンガリーウォーターって
14世紀のハンガリーの王妃エリザベートが使っていたとされる、
若返りの美容液で、
エリザベートはこの美容液を使うようになってから日に日に若返っていったとか。
 色々な逸話が伝わっているけど、一番有名なのは、
エリザベートが72歳(この年令も諸説あるけど大体70代)のときに、
20代のポーランドの王子がエリザベートに一目惚れし、
プロポーズしてしまったというお話。

 当時のハンガリーウォーターのレシピは残っていないらしいので、
ネット検索しても、それぞれ微妙にレシピは違う。
多いのは、ローズマリー、ローズ、ペパーミント、レモンピールのレシピ。

 精油(エッセンシャルオイル)をブレンドして作るのと、
ハーブをアルコール抽出して作るのと2種類の作り方がある。
ローズマリーに含まれる抗酸化成分のウルソール酸は
無水エタノールでしか抽出できないので、
もちろん無水エタノールで抽出するレシピ。

 ウルソール酸ってすごい奴で、特にシワに効き、
効果はレチノール以上だとか。。。
浅いシワだけでなく、真皮レベルの深いシワにも効くとなれば。。。
もしかして、エリザベートが若返ったってのも、
このウルソール酸のおかげなのでは?


 で、私が作ったハンガリーウォーターのレシピは、、、
メモ無くしちゃった。。。。
  分量は忘れたけど、ローズマリー
              ローズ
              ミント
              カモミール
              ラベンダー(香り付けに少々)
              オレンジピール(レモンピールがなかったので)
これを無水エタノールに漬けて、一日一回瓶を振って混ぜ、
1ヶ月以上置いて濾した物が一番上の画像。
あ、、、これは、撮影用に見栄えの良い瓶に入れたから少量だけど、
もっともっとたっぷりあるよ。
 原液は数年保つとか。

 使うときは、この原液10ccに資生堂肌水を加えて100ccとし、
保湿のためにグリセリンをちょびっと加える。
精製水で薄めても良いんだけど、
雑菌が繁殖しないように肌水を使っている。

 ・・・・・って今書いてて気付いたんだけど、
ウルソール酸て、20~30%のアルコール濃度だと結晶化してしまうのよね。
せっかく無水エタノールで抽出しても、
薄めたら、、、、ダメじゃん。
ま、ウルソール酸がダメでも、他の成分があるから良いんだけどね。

 ウルソール酸はやっぱりローズマリーワセリンでと言うことかな。