アン旅33日目は大阪に移動!
4月に『アンを探して』を上映していただいた
大阪のシネ・ヌーヴォーさんを訪ねました!

迫力のある銀製のバラがアレンジされた入り口、すてきです。

シンボルマークの月マーク。

・・・館内はとにかく、映画、映画、映画、一色!

そして貧乏学生にはうれしい

キネマ旬報が読み放題(笑)のロビー。
・・・
さらに

壁を埋め尽くす名だたる映画人の名前、名前、名前!
シネ・ヌーヴォーの壁は、国宝級かもしれない。

シネ・ヌーヴォーさんでは『アンを探して』だけでなく
ガニオン師匠の『KAMATAKI-窯焚-』(私は助監督として参加)、
そしてドキュメンタリー『炎の声-Fire Artist-』
(私は撮影・編集を担当)を上映して下さった!!
『KAMATAKI-窯焚-』の美術監督で建築家
竹山聖さんのサインも刻まれています。

映画好きなら知らない人はいない歴史ある映画館ですが、
足を運ぶのは今回が初めて。こんな映画館があったら
絶対通い詰める。すっごく贅沢な空間です。

オーナーの影山さんが熱く語るシネ・ヌーヴォのはじまり。
初めは小川紳介監督ひきいる小川プロダクション製作の作品の
自主上映からはじまりそれが後にミニシアターの
種をまいていったらしい。
ミニシアターの源泉は団塊の世代にあった...?!
勉強になる~~!!
・・・
そして最近ヌーヴォさんが増設した、
デジタルシネマに対応の30席のシアターXにも
案内していただきました。

事務所を改造して作ったという劇場「シネ・ヌーヴォX」
もちろん友人の建築家に設計をお願いし厳しい消防法もクリアーしてます。

座席もスライド式で、一番前でもみやすい~。
この床に段差をつけると増設コストがかかるので
ある工夫がされています。

そう、「椅子の足」を高さにあわせて切断、
切った部分を溶接してつなぎあわせ
後部に並べていき「段差」をつけているのです!!
ナイスアイデア!

影山さんに近所を案内してもらいます。
「できるだけ、多くの国の、色んな作品を見て欲しい!」
という影山さん。町のアーケードを歩いていると
支配人の山崎さんが何人かに「ポスターもっていくね」
「ラジオ聞いたよ」などと、話しかけられていました。

そして...メチャクシャ美味しい中華もご馳走になりました。
シネ・ヌーヴォーでは映画を上映するだけでなく、
映画を観て、語り合うイベントも行っています。
ふらりと映画にいって、一緒にみた人と語り合う。
そんな映画の楽しみ方もいいですね。
(そしてその後に美味しい中華...)
・・・
分厚い歴史の詰まった「映画新聞」もいただき、
最高のおみやげになりました。
そして、私たち「アンを探して」一行も
シネ・ヌーボーの歴史の1ページに私も名前を刻むことができました。

映画人として、、、とても、光栄です!
・・・
たかこ
太田油脂さん(このアン旅のパートナーズの一社です)のある町で、大々的にメディアにも取り上げていただく予定。愛知といっても広いですからね。遠くていらっしゃれないでしょうか。