新人監督の作品が、大手の劇場で上映されることは前例がないことです。しかし沖縄から世界へ羽ばたく宮平貴子監督を是非応援したい、素晴らしい映画を多くの観客に見てもらいたいとのスターシアターズのご協力を得て実現しました。
先日12月4日にはシンガポールで行われた第5回アジアンフェスティバル・オブ・ファーストフィルム(AFFF)において、グランプリ(最優秀作品賞)と最優秀監督賞を受賞、日本人初の快拳となり、2009年の終わりを飾る素晴らしいニュースとなりました。映画祭の審査員の一人であり『スーパーマン・リターンズ』などハリウッドで活躍するプロデューサーのクリス・リー氏からは「多くの驚きがあり、型にはまらず、感情をゆさぶられ、心に響く作品」との感想も得ています。
全国に先駆けて公開した東京・シネカノン有楽町1丁目では、2ヶ月に及ぶロングラン上映を達成、いよいよ22日に最終日を迎えます。19日からは京都、高槻、そして静岡と続きます。新年2010年も沖縄・北谷での上映を皮切りに札幌、富山、佐賀、岐阜、など全国の劇場で公開の輪を広げて行きます。
これも皆さま方の熱い声援と、応援の賜物です。来年もどうぞ「アンを探して」を宜しくお願いいたします。
コメント(あいうえお順)
クリス・リー(AFFF審査員・ハリウッドプロデューサー"Superman Returns" and "SWAT")「多くの驚きがあり、型にはまらず、感情をゆさぶられ、心に響く作品」
黒柳徹子さん(女優)「こんな結末が待っていたなんて!ロマンチックってこういう事をいうのかしら!息がちょっと止まりました。」
檀ふみさん(女優、作家)「『アンをめぐる人々』の、最上の第一章にめぐりあった思いです。爽やかな涙が頬をつたいました。」
林真理子さん(作家)「本当にピュアな映画で、特に主役の穂のかさんが素晴らしい。一度訪れたプリンス・エドワード島の風を感じるようでした。」
松本侑子さん(作家、翻訳家)「大人の恋愛と、初々しい10代の恋の季節が重ね合わされた『赤毛のアン』のイメージにぴったりの佳作です。息をのむ程の風景、美しさにも感動しました。」
村岡恵理さん(赤毛のアン記念館・村岡花子文庫主宰)「ポジティブに生きる勇気をもらいました。哀しみの先には、また素晴らしい世界が待っているーそう確信させてくれる映画です。」
吉村和敏さん(写真家)「ずっと心待ちにしていたプリンス・エドワード島オールロケの映画!島の光や風、アイランダーの暮らしの様子が丁重に描かれていました。」
日本経済新聞(春秋)11月14日記事抜粋
▶沖縄出身でカナダに住む宮平貴子さんの監督作品「アンを探して」が東京で上映中だ。カナダ東部のプリンスエドワード島の美しい風景のなかで戦争と平和をしみじみと考えさせる。日本人少女が祖母の初恋の人だった元カナダ人兵士を探す物語だ。島を舞台にしたモンゴメリの小説『赤毛のアン』が底流にある。
▶探し当てたと思った元兵士は、日本国内の捕虜収容所で仲間が亡くなっていった記憶を語る。少女に「君を責めているのではない。事実を知ってほしいだけだ」と話す。見終わって、号泣ではないが、感涙を誘う。ゆったりとした映像がいかにもカナダらしい。平和もまた声高ではなく、静かに語る方が胸に迫る。
上映館情報はこちらをご覧下さい!
先日12月4日にはシンガポールで行われた第5回アジアンフェスティバル・オブ・ファーストフィルム(AFFF)において、グランプリ(最優秀作品賞)と最優秀監督賞を受賞、日本人初の快拳となり、2009年の終わりを飾る素晴らしいニュースとなりました。映画祭の審査員の一人であり『スーパーマン・リターンズ』などハリウッドで活躍するプロデューサーのクリス・リー氏からは「多くの驚きがあり、型にはまらず、感情をゆさぶられ、心に響く作品」との感想も得ています。
全国に先駆けて公開した東京・シネカノン有楽町1丁目では、2ヶ月に及ぶロングラン上映を達成、いよいよ22日に最終日を迎えます。19日からは京都、高槻、そして静岡と続きます。新年2010年も沖縄・北谷での上映を皮切りに札幌、富山、佐賀、岐阜、など全国の劇場で公開の輪を広げて行きます。
これも皆さま方の熱い声援と、応援の賜物です。来年もどうぞ「アンを探して」を宜しくお願いいたします。
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クリス・リー(AFFF審査員・ハリウッドプロデューサー"Superman Returns" and "SWAT")「多くの驚きがあり、型にはまらず、感情をゆさぶられ、心に響く作品」
黒柳徹子さん(女優)「こんな結末が待っていたなんて!ロマンチックってこういう事をいうのかしら!息がちょっと止まりました。」
檀ふみさん(女優、作家)「『アンをめぐる人々』の、最上の第一章にめぐりあった思いです。爽やかな涙が頬をつたいました。」
林真理子さん(作家)「本当にピュアな映画で、特に主役の穂のかさんが素晴らしい。一度訪れたプリンス・エドワード島の風を感じるようでした。」
松本侑子さん(作家、翻訳家)「大人の恋愛と、初々しい10代の恋の季節が重ね合わされた『赤毛のアン』のイメージにぴったりの佳作です。息をのむ程の風景、美しさにも感動しました。」
村岡恵理さん(赤毛のアン記念館・村岡花子文庫主宰)「ポジティブに生きる勇気をもらいました。哀しみの先には、また素晴らしい世界が待っているーそう確信させてくれる映画です。」
吉村和敏さん(写真家)「ずっと心待ちにしていたプリンス・エドワード島オールロケの映画!島の光や風、アイランダーの暮らしの様子が丁重に描かれていました。」
日本経済新聞(春秋)11月14日記事抜粋
▶沖縄出身でカナダに住む宮平貴子さんの監督作品「アンを探して」が東京で上映中だ。カナダ東部のプリンスエドワード島の美しい風景のなかで戦争と平和をしみじみと考えさせる。日本人少女が祖母の初恋の人だった元カナダ人兵士を探す物語だ。島を舞台にしたモンゴメリの小説『赤毛のアン』が底流にある。
▶探し当てたと思った元兵士は、日本国内の捕虜収容所で仲間が亡くなっていった記憶を語る。少女に「君を責めているのではない。事実を知ってほしいだけだ」と話す。見終わって、号泣ではないが、感涙を誘う。ゆったりとした映像がいかにもカナダらしい。平和もまた声高ではなく、静かに語る方が胸に迫る。
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