アンを探して Looking for Anne

「赤毛のアン」の島、プリンスエドワード島でオールロケ!第5回AFFF(シンガポール)で最優秀監督賞、グランプリを受賞!

『アンを探して』種まき活動@長崎&福岡

2009年08月30日 | お知らせ
さてお待たせしました!大阪・京都・広島に続いて種まき活動レポート長崎・福岡編です!

今回は、他の上映会と違い、映画センター沖縄・九州ブロックの皆さんの交流会に、なんとユリPと私を招待していただきました。映画の作り手の私と製作者と直接会い懇親を深め、地方上映を盛り上げようと決起会(!?)を行なって下さったのです。


交流会はリゾートホテルで行なわれたのですが『アンを探して』の上映のため重い機材を持ちこみして下さったのです (泣)。


センターさんにとっても10年ぶりの沖縄・九州の交流会。『アンを探して』が復活の火の活性剤となりますように!!

夜はそれぞれの地区の皆さんがそれぞれ自己紹介と『アンを探して』の感想を詳しくお話して下さり 出し物の披露もありました。その後も、映画ができるまで現場の様子本当に様々な事を皆さんとお話できました。やっぱりネットやメールで情報は共有出来ますが「会うって大事だ!」と実感。

翌日は皆さん朝からミーティングでシリアスモード。

ユリPと私はというと、やや後ろめたさを感じながらも(笑)、自転車で観光モード全開です。

ところで、長崎の「いおう島」ってご存知ですか?「硫黄島」ではなくイタリアの王様と書いて「伊王島」です。フェリーで約20分弱でいけるこの伊王島で、交流会は行なわれたのです。

こんなところにあります


映画の脚本・製作・完成・宣伝、と怒濤のような日々でここ3年間バカンスどころか休日さえマチマチという生活が続いたので、温泉のあるリゾートで過ごせて超久々に、羽根を伸ばすことができました!ありがとうございます!

伊王島は2時間もあれば島が自転車で一周できてしまう素朴な島です。『アンを探して』では主人公の杏里がある人を捜してプリンスエドワード島に点在する灯台を自転車で訪ね歩きますが、伊王島にもなんと「灯台」があるのです!さっそく自転車で、ユリPと共に杏里よろしく灯台めぐりに挑戦しました。

かなりキツい坂道を登りきると...見えてきました!真っ青な空と海を背景に真っ白な灯台が!


それにしても...、坂が多くて、電動自転車ですが、かなり足がパンパン!杏里に大いに共感(苦笑)。

プリスンエドワードの灯台は、灯台守のための寝室が灯台の建物と一緒になっている素朴なタイプが多いのですが、伊王島の灯台は、明治10年に日本初の無筋コンクリート造りの吏員退息所が建設され、灯台の自動化の後昭和57年に長崎県有形文化財に指定されているほど立派なもの。




異国情緒漂う灯台オフィス。


「Iojima Lighthouse office」と文字も見えますね。


目の前にはもちろん、真っ青な海が広がります。


気ままに見物していたら、展示物の初期の頃のフランス製の灯台のライトを、管理人のおじさんが点灯してくれました!


誇らしげなおじさんとランプの図。聞き忘れたけど、もしかして、昔灯台守だった人と縁がある人だったのかなぁ~。

他にも、海を背景にあるクリスチャンのお墓や、荘厳な天主堂、小さいながら歴史を感じる情緒ある島でした。








そして、伊王島から帰り。

福岡に向かう前に修学旅行でも訪れたことのある平和資料館を訪れました(数年前にリニューアルオープンしたのだとか)。


8月6日の広島への原爆投下の三日後、長崎に原子爆弾を落とす必要があったのか...?やはりやりきれない気分になります。「天災はどうしようもないけれど、戦争は、人災。人災は、努力すれば必ず無くせる。」これはひめゆり部隊の生存者の言葉ですが、本当に人類が絶対に、この二つの都市が体験した惨劇を忘れてはいけない、と思いました。


大阪・京都・広島・長崎での内覧試写の旅は、以上で一区切り!

翌日の8月27日、福岡で映画センター吉村さんのご好意でKBCシネマのオーナーさんにご挨拶してきました!!


なんと、宮○貴子の、丸の一文字だけが違う!という奇縁!


スタッフも女性ばかりという KBCシネマで、『アンを探して』が上映されるといいなぁーー。残念ながら映画は、作れば自動的に地方都市で上映されるわけではありませんっ!福岡の皆さま、ぜひ応援して下さいね(笑)!


さてさて、ほぼ毎日移動という怒濤の内覧試写の旅でしたが、9月半ばには、故郷沖縄にも、上陸予定です。乞うご期待!

『アンを探して』種まき活動@広島

2009年08月27日 | お知らせ
大阪、京都での試写会を終え、週末は滋賀の宿泊場所に泊まり、月曜朝から『アンを探して』試写会ツアーの第三の会場、いざ、広島市へ!!実は市内に入ったのは初めてなのです。



原爆の町、というイメージからはほど遠い、水と緑が美しいのどかな街並。空が綺麗に晴れ渡り、一足早く秋風が吹いていました。



広島の試写会を手伝って頂いたのは広島映画センターの皆さん。夏休みも後半とあって企画上映が毎日のようにあり忙しい中で、温かいおもてなしに感動でした。広島映画センターのボス・牛尾さんは、一見、強面タイプですが温かいお人柄。



強面ですが、猫が大好きらしい。

こちら映画センターに通う野良の白猫君。新参者の私が遊びに誘うと、ヤンキー顔で「あ?」ってな感じだったのですが...


牛尾さんの前となると...

もはや、同じ猫とは思えません(笑)。

さて肝心の上映会は、『赤毛のアン』の第一人者として知られる赤松佳子先生やその生徒さんが続々とやってきました~。

実はその中のお一人が、私が映画のリサーチもかねて覗いていた「薔薇の蕾のお茶道具」HPオーナーさんということが発覚。子育てを終えて何か新しいことを始めようと思ってインターネットを勉強し始めた、という設定は劇中の登場人物そのもの。共通の趣味がきっかけで年代も生まれも違う人がつながっていくという設定にとても共感していただいたようで、感激。赤松先生と「モンゴメリが現代に生きてたら、絶対日記をブログに書いてると思う!!」という話しで盛り上がったり...、話しはつきませんでした。

そして、広島といえば、、やっぱり広島風お好み焼き!前回のblogで紹介したたんぽぽコーヒーなど、世界中の健康食品を扱うビバの森戸社長の一押しの「お好み村」へ、いざ、出陣!



上映会にも来て頂いたヒロさん(写真中央)のお店で本場広島のお好み焼きを、堪能しました~!!カナダのテレビ局がはるばる取材にやって来るほど盛況なんだとか。


山盛のキャベツ、もやし、海鮮、野菜、焼きそばが...

ぎゅーっと重なり合ったお好み焼きです。愛も詰まってます!美味しくて全部平らげましたよ~。

お好み焼きを囲んで、ビバの森戸ファミリーと一緒に、ビバ☆ヒロシマ!の図。ありがとうございました!


また、広島と私の住むモントリオールが姉妹都市ということもあって、広島・カナダ協会の会長でもある中国電力の社長さんともお会い出来ました!とてもお忙しい中、カナダで撮られた映画ということで、時間を作って頂いたのです。感謝!写真は、歴史ある中国電力のビル。夕方の回にも広報の方に観にきて頂いて、嬉しかったです!何か一緒に出来るといいな~。



そして... 翌朝は平和記念公園を訪れました。沢山の資料をじっくり見て、原爆の凄まじさ、悲しさを改めて思い知らされました。



でもそれ以上に、今こんなに緑に溢れ、再び穏やかに流れている市内を流れる河をみながら人や植物が「再生する力」ってすごいんだ...ということも実感しました。それも広島を想う人や広島に生きる人たちの懸命の努力の積み重ねがあってから...。



そして、予期せぬ嬉しいことがありました。

何と、劇中にも登場するバラの花「ピース」が、私達を待ってるかのように、咲いていてくれたのです!



終わりかけだけど、広島で目にした「ピース」は、格別に美しかったのでした。

by Takako Miyahira

タンポポコーヒーを飲みながら...

2009年08月27日 | カナダとアンとモンゴメリ
広島で世界中から健康食品を集め紹介しているビバさんからいただいた「タンポポコーヒー」を飲みながら、ホッと一息ついています。何をかくそう、このタンポポコーヒー、プリンスエドワード島のタンポポを使用したものなんです。

タンポポの根の他に、黒大豆、赤小豆などが入っていてノン・カフェインってのが嬉しいです。飲んだ感じは、コーヒーに近い色の、ハーブ・ティーですね。ほのかにコーヒーの香りと甘みがあり、チョコに合います!あと..助産婦さん達から「お乳が良く出る」、女性の場合「胸にハリがでる」などの声があがっているのだとか。(なぜ、私に向かってその説明をしたのかは、、気にしないようにしよう...笑)。

何よりプリンスエドワードの島に広がるたんぽぽ畑を想像して、しばし和みモードです。

19・20日の大阪・京都での上映後、週末を滋賀で過ごし、24日は広島、25日は長崎で九州・沖縄ブロックの映画センターさんの交流会に参加しました!そして今は福岡、いやはや、こんなに移動した一週間は久々かも...。

言い訳になりますが、広島では濃密な時間を過ごして夜はバタンキュウ、と倒れるように寝てしまい、昨日はネット環境のない場所に宿泊しておりパソコンでの更新が遅れてしまいました、ごめんなさい!

さて、タンポポコーヒーで和んだところで...時間をかけて、広島~長崎~福岡レポートUPしていきます~。

多くの人が、遠方から駆けつけてくれ、沢山の嬉しいコメント、反応を目の当たりにしました。ユリPと共に、「本当に頑張ってきて良かった=!」「よしこれからが本番だ!」という想いで一杯です。


By Takako Miyahira

関東の在住の皆さんへ!

2009年08月23日 | お知らせ
『アンを探して』で主題歌を担当している、シンガーソングライターjimamaが夏の恒例音楽イベント「ズームスーパーステージ」に登場します!

日時:8月24日(月) 17:00スタート
場所:日本テレビ ゼロスタ広場(東京・汐留)
w / ET-KING、SCANDAL
※入場は無料です!

また、Slow Music Slow LIVE'09 in 池上本門寺でも、出演決定してるそうです。

詳細は以下、コピペです!

大人のための夏フェス「Slow Music Slow LIVE'09」にjimamaが出演。
風情溢れる五重塔がそびえ立つ池上本門寺で歌います。

■Slow Music Slow LIVE '09 in 池上本門寺
2009/08/30(日)
開場14:00 開演15:00
会場 * 東京 池上本門寺・野外特設ステージ
料金 * 指定席:8,000円(税込) 2日通し券(8/29・8/30):14,000円(税込)
    らくらくシート:13,000円(税込、1ドリンク付) 限定100席 
出演 * 押尾コータロー / アン・サリー / 元ちとせ / 土岐麻子/jimama/opening act 城南海
お問合せ ホットスタッフプロモーション 03-5720-9999(平日16:00-19:00)
※雨天決行荒天中止

http://lultimo.jp/smsl/

ぜひぜひご覧あれ!

追伸 jimamaについては、後ほど詳しくお話したいと思いま~す。


by Takako Miyahira

『アンを探して』種まき活動@京都

2009年08月21日 | お知らせ
昨日も、午後2時と午後7時に京都映画センターの協力で今後の地方上映に向け、サポーターを募るための上映会がありました~!!平日の、暑い時間帯、多くの方に来て頂きました。

ホールのベランダからは京都の北山連峰が一望できます


そして、昼の上映は、暑い日中、忙しい時間にもかかわらず、会場が溢れるほどの人でした。上映後、「この中でプリンスエドワードに行ったことがある方いらっしゃいますか?」と聞いたところ、なんと10名以上の方が挙手され、過去最多でした!

昔教師をやってらっしゃた女性から「プリンスエドワードの風景、物語りに、とても感動しました、また英語と日本語が半々だけど聞き取りやすいので子供達に見せてあげたい」との声も頂きました。今回はDVDでの上映でしたが、劇場で見るとまた臨場感と美しさが違います!ぜひ楽しみにして下さいね。

『アンを探して』は実は京都と深いつながりがあり、原案・製作のユリプロデューサーも京都出身、劇中でイラストを書いている大槻香奈さんも京都在住のアーティストであり、さらにテーマソングを歌っている私の実姉jimamaも、歌手としてデビューしたのも京都の町でした。そして、夜の部では、その大槻さんご本人もお母さんと共にいらしてて、観客の皆さんも嬉しそうでした!

"赤毛のアン"を読んだことありますか?と聞いたら、「読まなあかんなぁ~」とため息をつく男性もいて、嬉しかったです!でも私もホントに、3年前に手にした時に「もっと早く手にしておけばよかった!」と思ったほど感銘を受けたので、これからドンドン映画が、本を読むきっかけになればいいなと思っています。

さてさて、週末は『アンを探して』ロケマップイラストを仕上げたり(詳細は後ほど!)沢山、やることが山積みです!


京都らしい差し入れをいただき、感激の図。

by Takako Miyahira

『アンを探して』種まき活動@大阪

2009年08月20日 | お知らせ
昨日東京での試写を終え、今日は朝5時起床、新幹線で移動し、お昼2時と夜7時に大阪で行なわれる『アンを探して』内覧試写に参加してきました!

さきほど午前0時頃、大阪から、滋賀県の志賀にある宿泊場所に帰宅、ホーー、長い、でも、とてもいい一日でした!



試写会の度におどろかされるのですが、年配の男性陣の反応が、意外にいいのです。本日も、特に『赤毛のアン』のファンでもなく、人の紹介で来て頂いた男性から、「まさか、この作品に泣かされるとは思わなかった...」と、嬉しい反応!

実は、沖縄の未完成試写会でも30代の男性から”タイトルにも「アン」が入っているから、「赤毛のアン」がイメージが強くて、少し敬遠していたけど、映画として面白い!"などのコメントがあったのです..。

『赤毛のアン』には全然興味がなかったという女性からも、「今まで読んだことがないので、どれだけ理解できるか不安だったけど、映画として良く出来ていた、この映画で、アンが読みたくなった...」と嬉しい反応!!

実は、私自身も3年前ユリプロデューサーからこの企画の相談を受ける迄は、『赤毛のアン』は子供の読み物、という偏見さえもっていて、読んだことがなかったのです。でも、読んでみてびっくり、今の時代だからこそ大切なメッセージがたくさん詰まっている、と感じ今迄読まず嫌いしてたのを後悔しました。だからこの映画は、『赤毛のアン』好きはもちろん、『赤毛のアン』を知らない人に、見て頂きたいのです。

他にも様々な質疑に答え、観客の皆さんとたくさんお話しできました。中にはモンゴメリの大ファンという方もいて個人的に盛り上がりました~~。

今回、配給のシネカノンさんと、そして全国にネットワークをもつ映画センターさんが配給協力で関わっていただいておりますが、ホントに「いい映画をどんどん地方に広めたい!」という熱い思いをもった人たちばかり。

さてさて、草の根運動を盛り上げるための、種まき上映会ツアーまだまだ続きます~。

※東京以外でのDVD上映会はサンプルDVDでの上映で、協力者ネットワーク作りのためのものです。一般の方へのご案内はしておりませんので、ご了承下さい!

By Takako Miyahira

ついに、待ちに待った、フライヤー完成!

2009年08月18日 | お知らせ
『アンを探して』ついに!待ちに待ったチラシが出来ましたーーー!


映画を一足先に見て頂いた作家の林真理子さん、『赤毛のアン』翻訳者の村岡花子さんのお孫さんの村岡恵理さん、写真家の吉村和敏さんからの感動のコメントも載っています!!


前売り券も、もうすぐ発売!!シネカノン有楽町一丁目さんでお買い求めの方にはポストカードをお付けします、だって!


まずは東京を皮切りに、どんどん『アンを探して』旋風、巻き起こしていきたいです!

明日は、いよいよ『アンを探して』を全国に広めるべく、大阪、京都、広島、長崎、福岡への旅に出ます!がんばって、レポートしまーすっ!お楽しみに!!

By Takako Miyahira

東京で思わぬ出会い?!

2009年08月17日 | お知らせ
プリンスエドワードの旅から帰ってきたユリPと共に、ただ今エグゼクティブプロデューサーのクロード・ガニオン師匠も東京滞在中です!仕事の帰り「Oh, Our Miyuki!!(僕たちのミユキ!)」とガニオンEPが叫ぶので、振り返ると...『アンを探して』で、島を訪れたライターのミユキを演じる紺野まひるさんが起用されたでっかい広告でした!!思わず、「ミユキ~」と寄り添うガニオンEPの図。

でも、実は私も紺野さんには沖縄で出会っていたのです!その時の写真がこちら!


なんて、ミーハーな私達...(恥)。

By Takako Miyahira




公式サイトにスライドショーをUPしました

2009年08月11日 | お知らせ
予告編ができるまで、『アンを探して』の雰囲気をわかっていただこう~!という気持ちで静止画写真を使用したスライドショーをUPしました!

チラっとご紹介。



穂のか演じる杏里


その他の登場人物も個性的ですよ。

吉行和子さん演じる、杏里のおばあちゃん静香。(この映画の影の主人公~?でもあります。)


ロザンナさん演じるB&Bオーナー マリ


ルイス・ブニュエル作品にも出演した大御所俳優ダニエル・ピロン。味のある隣人ジェフを演じます。


杏里の宿泊するB&Bを訪れる美人姉妹を演じるのは紺野まひるさんと高部あいちゃん。


そして主人公杏里がほのかな恋に落ちる島の青年ライアン君。


ただ今予告編は目下作成中!(かなりいい感じです!!)

その予告編が仕上がるまでの間、公式ウェブサイトでスライドショーを雰囲気をお楽しみ下さい。

たかこ

写真:藤本紀子


突貫小僧

2009年08月09日 | お知らせ
高校生の頃から、新聞についてくる副読物の週間レキオという雑誌に載っていた、キネマ探偵団突貫小僧のコーナーをを愛読していました。沖縄の映画好きは必ず目を通していたのではないでしょうか。(今でも実家の部屋には突貫小僧に応募して当たった『天使の涙』のポストカードが貼ってあります・笑)

多分高校卒業後すぐか高校生の頃だったかなぁ~。思い切ってこの映画サークルに入会してみよう!とめでたくメンバーになりました。そして毎週二日集まり、記者ハンドブックを手に上映作品のレジュメや時に大きなコーナーや似顔絵を任されたりして「おめー、間違いおおすぎ~」と口は悪いが愛のあるメンバーに囲まれ、ますます映画に引き込まれます。

思えば、突貫小僧が手伝っていたアメリカン・ショート・ショート映画祭を手伝うことになり、通っていた沖縄国際大学でチケットを売りさばいているときに、のちに学生映画を一緒に作る仲間と出会います。その個性的な仲間と供に学生映画を撮り始めてからはもっぱら撮ることに夢中になってしまい突貫への足は遠のいてしまいましたが、第一作目を作る際、実際に映画監督としてもデビューしていて突貫メンバーの當間早志監督にレンズの違い、見え方などを丁寧に教えて頂きました。学生映画時代の作品はほぼ全部突貫のメンバーにみせていましたが、映画の批判に対して、表現したいことに技術が追いつかず、作品に対していいわけばかりの私に、「学生映画だからって言い訳すんな!己の作品に失礼だろ!」という怒号ももらいました。

夢の様な7月30日の完成披露試写会が終わり、これまで応援して下さった沖縄の皆さんあてのメッセージを私に映画への愛と、作る事のきっかけを与えてくれた突貫小僧におくりました。ぜひご覧下さい。

残念ながら今はレキオへの掲載は終了したのですが、突貫小僧としてウェブで世界中からアクセスできるようになりました。このサイトでしかみれない、インタビューや特集記事をぜひ覗いてみて下さい。

杏里×ミカ

2009年08月06日 | お知らせ
昨日は『アンを探して』のマスコミ試写でした☆劇中、杏里が滞在先のB&Bで出会う、年の近い女の子ミカを演じた高部あいちゃんがお仕事の合間を縫ってきてくれました。そしてあいちゃんのお母様、お祖母様も一緒に観ていただき、感動の様子!

そしてなんと...その日、杏里役の穂のかが、大事なお友達二人を連れて観にきてくれたのです。期せずして「杏里×ミカ」のショットを撮影できました!

昨日は私のBlogお友達が来てくれ、嬉しい感想を頂きました。

   美しいものがあるから感動するんじゃなくて、美しいと思う心がそれを美しくみせるんだね

本当に嬉しい。というのも、『赤毛のアン』の精神が多分この言葉に現れていると思うのです。映画をみてそう感じてくれたということは、この映画からアンの哲学を感じてくれたのかなと思うのです。










完成披露試写会2 サプライズケーキ!

2009年08月01日 | お知らせ
先日7月30日に、マスコミ向けの完成披露試写会が行なわれました。そして映画『アンを探して』がスポーツ紙全部に取り上げられ、るという快挙を達成。宣伝担当の皆さん、本当にありがとうございます。このブログを始めた頃は「あ、今日は100人切った~(悲)」などと、訪問者数で一喜一憂して細々と続けてきましたが、昨日はなんと7千人に近い訪問者、1万以上のヒットがありました。何かの間違いかな~と、ホントに心臓が飛び出るかと思いましたっ!

さて、完成披露試写会の日はホントに、ホッーとした一日でした。一年間のうみやみ~(憂い、悩み)が一気にぶっ飛びました。会場には訪れた撮影スタッフとはかれこれ約1年ぶりの再会。中林さん、撮影監督を務めた福本さんとアシスタントの広渡君、照明の市川さん、そしてテーマソングのアレンジをしてくださった沢田さん、それから劇中の杏里のイラストを描いて下さったイラストレーターの大槻香奈さんも京都からわざわざ来て下さっていました。沖縄から鳥越さん、またカナダからもエグゼクティブプロデューサーのクロード・ガニオン氏も!!

またスムーズな司会をして下さった伊藤さとりさんに感謝です(ブログでも紹介して頂いております!実は、私が助監督を務めた『KAMATAKI-窯焚-』のカナダ大使館での試写会の司会もつとめていただいていた、ということが判明!)。

穂のかの20歳の誕生日を舞台上で祝うという、サプライズケーキのアイデアを実現するため奔走して下さった宣伝部のDさん・Yさん、完成披露試写会当日を手伝ってくれたその仲間達にも大感謝!!そして本当に急なお願いだったにも関わらず、映画をイメージした、バラの咲き誇るかわいいケーキを(舞台映えのする大きなサイズのケーキなので)二日がかりで作ってくださったラフォーレのパティシエの樋口さん、本当に、ありがとうございます。

『アンを探して』ラフォーレ白馬八方のコラボ企画についてはこちらをご覧下さい。

私、つい口が滑ったりするので内緒ごとが苦手で、同じ楽屋で待機する穂のかにケーキの件をついうっかり話してしまわないように、と一苦労でしたが、なんとか、最後までバレず穂のかはびっくりしてくれ、うれし涙をみてホっ!舞台挨拶はメチャクチャ緊張していたのですが、ロザンナさんのリラックスした、軽快なトークもあって、緊張がほぐれ、一瞬プリンスエドワード島の撮影の日々に戻ったようでした。

さてさて...このケーキ!!全貌が観たいという方も多いのでは?と思うので、その全貌をUPしますネ!


観て下さい、この咲き誇るバラ!!かわいいですよね~~。

バラは、劇中でも杏里のおばあちゃんが愛したピースのバラがあったり、マリさんもバラ好きだったり、映画のキーワードです。新鮮なフルーツも盛りだくさんで、主役の杏里の他に、ロザンナさん演じるマリや、ダニエル・ピロン演じるジェフなど、個性的なキャラクターが勢揃いの、この映画にピッタリです。そして、見ための美しさだけでなく、中身も、三段レイヤーでぎっしりつまっておりましたっ。美味しかった...。穂のか、会場スタッフへのお裾分けありがとー。



様々なメディアに掲載された7月30日の完成披露試写の様子。登壇者のコメントは以下のリンクからご覧下さい!!
http://www.cinematopics.com/cinema/c_report/index3.php?number=4337

映画が完成し、このような場を迎えられたことをしみじみ、嬉しく思っております。奔走してくれた宣伝部の皆様、新人監督である私を支えてくれ、映画を最高のものにしてくれた日本・カナダのスタッフ・キャストの皆さん、完成出来るか出来ないかの瀬戸際のときに温かいエールを送って下さった『アンを探して』応援会の皆様、「人に感動を与える仕事をしなさい」が口癖で、支えてくれた父と、家族・友人たちに感謝です。この場をかりて、お礼申し上げます。本当に有り難うございます。

『アンを探して』10月末の公開まで、あと3ヶ月!!一人でも多くの人に映画を観ていただけるように、一同、頑張ります!


宮平貴子