アンを探して Looking for Anne

「赤毛のアン」の島、プリンスエドワード島でオールロケ!第5回AFFF(シンガポール)で最優秀監督賞、グランプリを受賞!

プリンス・エドワード島への旅を終えて…。

2011年08月02日 | 皆様の声

帰ってきてから、ふと宮平監督の映画はなぜ`アンを探して`なんだろうと考えてみました。その答えは行かなければ分からなかったと思います。私の答えなんですけど、PEIへの旅は自分でも気づかなかった`回帰への旅`だったように思います。うまく表現できないんですけど、私もマリラほどの年齢になり、人生の甘辛をずいぶん経験してきました。若い頃には理解もできなかった諦めや疲れもありますが、今だからこそ味わえる幸せも感じています。そしてまさしくその`今`を定点でしか考えたことがありませんでした。

でも今回の旅で今の私はアンの頃の私とずっとつながっているんだと気づかされました。
よく`生まれたときからずっと命はつながっている`と言いますよね。それと同じように、少女の頃の瑞々しい好奇心や感性は一本の線でずっと今の私につながっていました。長い時間や年月を巡って……。そのことを思い出させてくれたのは、PEIの美しい風景でした。今風の言葉で言うと素晴らしいパワースポットです。私は不思議な力をいっぱいもらいました。

 これからもたくさんの人が、自分の心の中のアンを発見しにPEIを訪れることでしょう。そんな人達にアンは語りかけてくれるでしょう。今のあなたも、ずっと昔のあなたも愛してあげて…と。

 そして回帰はこれからの前進への後押しにもなったように思います。これからの人生でいろいろな場面で立ち止まったとき、PEIで出会った、私の心の中のアンが、次の一歩のために力強く背中を押してくれることでしょう。そんな確信をはっきりと持ってPEIを後にしました。ちょうど飛行機が出るとき、オレンジ色に輝く日の出が私達を見送ってくれました。涙が出るほど美しかったです。ありがとうPEI、不思議な魔法の島、神様からのプレゼント…。

 次回はぜひ、夫が定年退職したら一緒に訪れたいと思います。(実は今回の旅は、夫が行く気満々だったのですが、休みが取れず断念しました)そして私は自称PEI観光大使として友達にもいっぱい勧めます。もちろん若々しいアンの年齢の方がいらっしゃっても素敵ですが、上記のような理由から熟年の方にこそPEIは微笑んでくれると感じています。
 
 最後になりましたが、この旅のプレゼントには感謝の気持ちを言葉では表し尽くせません。2月20日にお電話をいただいてから私の心はすでにPEIに飛んでいました。この時から楽しい旅は始まっていました。JTBに何度も足を運び、具体的なことを相談し詰めて行く時の喜び……赤毛のアンやPEI関連の本を購入し、地図や写真を眺めている時の喜び……服を買ったり、スーツケースに準備物を入れていく時の喜び……本当に幸せな時間をプレゼントしていただきました。そしてお天気にも恵まれ、こんなに素晴らしい旅はありませんでした。心から感謝申し上げます。
実は私は少し足が悪く、身体障害者4級の手帳を持っています。4月頃痛みがひどく、せっかくプレゼントしていただいたこの旅を一時諦めかけました。しかしかかりつけ医より痛み止めの飲み薬をもらい、注射もしてもらって、何の不安もない状態になって出発させてもらうことができました。本当に奇跡のような話です。ありがたいです。

・・・・・・・・・

アンは自分の中の永遠の少女の部分ー旅を終えての、Y.O.さまのご考察に感激です。素晴らしい旅となり、映画製作に携わった私どもも感無量です。心のこもったお便りをありがとうございました。

O.Y.さん 憧れのプリンス・エドワード島訪問記 3日目

2011年08月01日 | 皆様の声
3日目はオプショナルツアーに申し込み、PEIで一番古いポイントプリム灯台を見学しました。私は勘違いしていたのですが、ここの灯台は`赤毛のアン`や`アンを探して`に出てきた灯台だと思っていたら、帰国して写真を見て確かめたら違っていました。(じゃあ、あの灯台はどこにあったんだろう…謎のままです…)ともあれおめでたい私は勘違いのまま、青い海、緑の芝生に映えてそびえる美しい真っ白な灯台にいたく感動し、PEIの爽やかな風をお腹いっぱい吸い込みました。このツアーでご一緒した方は、今度は広島から来たご夫婦。御主人が定年退職し、記念にカナダ旅行をされているそうで、これまた奥様が熱烈な赤毛のアンのファンなので、PEI観光をコースに入れたそうです。

オーウェルコーナー歴史村ではランチは庭でとりました。かわいいガーデンパーティーです。備え付けの木のテーブルにクロスを敷き、いただいたサンドイッチやコーヒーの美味しかったこと!PEIはどこもかしこも景色が絵になって、人の心を癒やしてくれますね。もちろんチキンのサンドイッチはとても美味しかったのですが、食べ物の美味さに周りの景色がこんなに関係あるなんて初めて知りました。

最後の日なので午後からはお買い物三昧です(^_^;)カナダは初めてだったので、メープルシロップももちろん購入しましたが、やはりPEIならではの物にこだわりました。自分用にもたくさん買いました。一番気に入っているのは、高さ30㎝ほどのアンの人形です。普段何処かへ旅行しても、自分に人形などは買ったことはありません。なのにこの島に来たらぜひ買いたいと思いました。それくらいPEIは不思議で魅力的な島なんだなあと今つくづく感じています。アン人形は我が家のリビングに収まり、これから何十回、何百回と旅の思い出にふけっている私に温かい眼差しを送ってくれることでしょう。幸せです…。

PEIの魅力は一言では書き尽くせません。360°息をのむ美しい風景、陽気で親切な人達、ハズレのない美味しい食べ物…。愛媛県ほどの面積に14万人の人口(私が住んでいる新居浜市より少し多いくらいです)とお聞きし、すごく覚えやすかったです。

おもしろい発見もありました。ホテルを出たとき、向かいの建物の屋根にカラスがとまっていたのですが、鳴き声が何と!ケケケケケッで、カ~アカ~アではありませんでした。信号機も青赤黄によって形が違い、理由を聞いてなるほどと感心しました。
 案内してくれたガイドさん、ホテルで声をかけたメイドさんはどちらもお若い女性で、遠い日本から来て仕事を頑張っているんだと思うと、胸がじ~んとなりました。お二人ともいい方でした。

そうそうちょうど同じ頃、ウイリアム王子夫妻が新婚旅行でおいでていたのですね。一日違いでお目にかかることはありませんでしたが、連日TVや新聞でニュースになり、これもいい記念になりました。

顔写真は小さく掲載しております。ご了承ください。

旅から帰って。につづく

O.Y.さん 憧れのプリンス・エドワード島訪問記 2日目

2011年07月31日 | 皆様の声

2日目は自由行動日だったので、PEI州観光局の高橋由香様から推薦していただいたファーマーズマーケットに行ってみました。
デルタホテルからタクシーで20分くらいの場所でした。とてもかわいい市場で、地元の野菜や果物、工芸品などを売っていました。PEIはメープルの主な産地ではないと伺っていたのですが、`PEI PRODUCE`と書いたメープルシロップを発見して買っちゃいました。そして、私は酉年なのですが、地元の方が刺繍して作った楽しそうな顔の鶏の絵があったので記念に買いました。建物の中を何周かしましたが、みなさんフレンドリーで、私達だけらしい旅行者にも親切に微笑んでくれました。帰りは流しのタクシーがないと言うことで、黒電話から呼ぼうとしたのですが、25セントでかかるのを知らず、1セントを何回も入れてかからないね~と言っていたら、地元の若夫婦らしき人がかけてくれました。後から分かったのですが、日本円で1円くらいのお金でそりゃあかからないはずです……(*^_^*)

夜は地元で有名なウォータープリンスコーナーショップというお店で巨大ロブスターとムール貝、クラムチャウダーを心ゆくまで堪能しました。めちゃくちゃおいしかったです!!

聞くところによると、PEIはじゃがいも、ロブスター、赤毛のアン観光が3大産業だそうですね。夏のベストシーズンにしっかりと稼いで、2メートルも雪が積もる厳しい冬を静かに過ごすのだとガイドさんが言われていました。へぇ~そうなんだ!だからみなさん、短い夏を愛おしむように陽気に過ごしているのかな~と思いました。

3日目へ続く


※顔写真は小さく掲載しております。ご了承ください。

O.Y.さん 憧れのプリンス・エドワード島訪問記 1日目

2011年07月29日 | 皆様の声


行ってきました~PEIの風に吹かれてきましたよ~!!7月4日に成田を出発し、9日に無事帰って参りました。本当に本当に楽しい旅でした。PEIは私が想像していた通りのすばらしい島でした。この上もない幸せなプレゼントをしてくださったことに感謝申し上げます。
1日目は、何といってもメインの赤毛のアンの世界にどっぷりとつかりました。
まずはグリーンゲイブルズハウス!かわいい切り妻屋根のおうちでした。アンの部屋でしっかりとパフスリーブのドレスを見てきました。
わくわくしながらこれを着たアンの姿をしっかりと想像することができました。私は西のマリラの部屋にも興味があったのですが、落ち着いたこれも素敵な部屋でした。

L・M・モンゴメリーの生家では、すごい偶然を知らされました。何と!今日(7月5日)はちょうど彼女の結婚百年目だということでした。ここで結婚式を挙げたというお部屋でそれを聞き、感慨深いものがありました。

お墓も訪れましたが、碑に刻まれた夫の名前の綴りにこだわったという話をガイドさんから聞きました。物語に`Eのつくアン`と何度もあったように、綴りに人一倍思い入れがあった方だったのですね。
博物館、郵便局やケンジントン駅跡でもたくさん写真を撮りました。

この日のツアーは私達と、千葉県からいらっしゃった母娘の計4名なので、まるで貸し切りのようにゆったりと見学することができました。お聞きすると、お母様が熱烈な赤毛のアンのファンだそうで、娘さんを誘って来たそうです。とても楽しそうにされていました。

二日目へ続く

愛媛からのお便り

2011年07月29日 | 皆様の声
愛媛からのお便り

「アンを探して」を応援していただいてる皆様、ご無沙汰しております。
突然ですが、先日、私たちのもとに、嬉しいお手紙が届きました。

映画「アンを探して」は2009年、2010年の上映時に、映画の舞台でもあるカナダのプリンス・エドワード島州政府観光局さまのご好意もあり、映画を見た人の中から1組2名様にプリンス・エドワード島の旅が当たる!というキャンペーンをさせて頂きました。

その2010年の幸運な当選者の一人、愛媛県のO.Yさまからのお手紙です。長年夢見たプリンス・エドワードへの旅が叶ったうれしさがひしひしと伝わってくる嬉しい内容で、このキャンペーンの企画をした私どもも、本当に幸せな気持ちになりました。O.Yさまの撮られた写真や心躍る文章で、旅の様子と、その嬉しさ・幸せをシェアできたら、と思い、ご本人の了承を得た上でブログへの掲載が叶いました。丁寧なお手紙を本当に、ありがとうございます。


写真は一緒にとどいた、無添加の100%ジュースと愛媛のみかん、ばんかん。一年前に訪ねた愛媛の芳醇な風景を思い出し、美味しくいただきました。
それでは、次回からの、O.Y.さんのPEI訪問記、どうぞお楽しみください。

第1日目スタート!

東北からのメッセージです

2010年11月03日 | 皆様の声
★全国で上映が続く中、毎日沢山の御便りをいただき、素敵なメッセージが添えられています。そのなかから少しずつ紹介いたします。(※モントリオールの秋の風景を追加しました。11/09/10)
先日,「アンを探して」を拝見しました。

一言でいえば,「いいものを見せてもらった~」という感じです。

フォーラムはすんでいるところから歩いていける距離にありまして,一人で見に行きましたが,大泣きしてしまいました。
31になるオッサンなんで,まわりからは怪しまれたかもしれませんが(笑)

映画について全くの素人の私がいうのもなんですが,本作品は,単純に主人公とまわりの関係だけが描かれているわけではなく,何組もの人間関係が重層的に進行して非常に深みのある見ごたえのあるものでした。

いたずらにストーリーを複雑にし、見終わったあとに結局何が言いたかったのか分からない映画が多いなかで,
「アンを探して」のストーリーは、しっかりとした基本線の周りに、それをひきたてるようにらせん状にサブ的なストーリーがめぐらされていて、後味も非常にいいものでした。

そして、オールPEIロケということで,美しい映像も格別でした!

また、個人的には、「過去は過去にすぎない~」のくだりが何かを思い出させてくれたような感じがして感謝しています。

長々と思いつくままに書いてしまいましたが、「感動しました!」ということをお伝えしたくメールしました。



30代 男性

モントリオールより感想文をお届け★その3<高知でいただいたコメントです>

2010年11月01日 | 皆様の声
前回に引き続き、モントリオールの写真と共に、映画の感想をアップしたいと思います!
こちらは高知での上映会の感想です。



・良かったです。美しい島の風景と共に祖母の思いを叶えるために健気に頑張る様子が素晴らしかった。初監督の作品としてはよく出来た作品でした。次作も期待しています。(男性 40代)

-人を想う優しさ(本当の愛とは)
-人として生きる(自分を主体的に生きることとは)をいつも思っている。そこを気づかせていただいた。
-世代を超えて語り合うことの大切さ 私自身日々大切にしていることを実感し感動しました。
-娘と観に来たかったが、都合があって来れなかった、とても残念。
-カナダ人の心を大切にすること暮らしぶりに強くひかれた。
(女性 70代)

・心の垢がすっきり洗い流されました。"アン"の意味を色々と考えた。自分も誰かにとってアンかもしれないし、周りの人も自分にとってのアンかもしれない。そんなことを考えさせられました。(女性 30代)


・短い時間だったのに久しぶりに感動しました。中学時代から(42年前ぐらい)のアンのファンです。いつかグリーンゲイブルズへ行きたいと思ってます。(女性 50代)

・『赤毛のアン』も好きだし、カナダへのあこがれもあり、主人公と共に旅ができるのでは...という期待で観に行きました。等身大の女の子が演じていて、映画というよりは、傍で見ているような気持ちでした。映像がすんなり、そのまま入ってくる素朴さ(すみません、うまく表現できませんが...)があって、好きな映画の一つになりました。中学の娘にも見せたいと思い、連れてきて、正解だったと思っています。多くの方に見て欲しいですね。(女性 40代)


・良い意味で予想外、ストーリーは殆ど知らず、美しいプリンスエドワード島のオールロケという部分に惹かれ観に来たというものでしたが、そして『赤毛のアン』は全巻は読んでいませんでしたが、そのアンの生き方に共感するものを持ってはいたのですが、そのアンの世界を超えると云えば云い過ぎかも知れませんが、私は戦争・平和のメッセージの欠けた現代の日本、これでいいのかという想いにも十分に応えてくれるものでした。キャストがそれぞれ素晴らしかった。何よりも若い監督さんにお会いできて本当に今日は来て良かったと思っております。この良い映画がなぜ映画館で上映されないのか、色々な問題があるのでしょうが、本当に残念、腹立たしくさえあります。最近の映画・ドラマには"ありえない"と想うことが多くあるのでーーー。次回作・期待しております。益々のご活躍を祈ります。(女性 70代)

※高知県では叶いませんでしたが、他県では映画館で上映されております。しかし、ここまで怒ってくださり、とても、嬉しい...。

・『赤毛のアン』をちゃんと読んだ事がなかったのですが、『赤毛のアン』を想う心の根底には希望と優しさがあるような気がします。人は幾度となく人生において自分を見失ってしまいそうな局面に立たされた時には、この名作を読み返してしまう衝動にかられるものではないでしょうか。そう考えると、自分もこの本をすぐに読んでみたくなりました。(40代 男性)





高知の上映会に来ていただいたみなさま、本当に素晴らしい感想をありがとうございます。
『アンを探して』下記劇場で絶賛上映中です。
長野 シネマライツ8(松本)(問)0263-24-0122(注意・11月3日が最終日となります。)
長野 トキワ劇場(飯田町)(問)0265-22-0742
北海道 シネマトーラス(苫小牧)(問)0144(37)8182

11月06日(土)より
栃木 フォーラム那須塩原(問)0287-60-7227
長野 千石劇場(問)026-226-7665
岩手 一関シネプラザ(問)0191-23-2902

11月13日(土)より~
埼玉 川越スカラ座(初日監督挨拶あり。)(問)049-223-0733

11月20日(土)より~
滋賀 大津アレックスシネマ(初日監督挨拶あり)(問)077-527-9616
※TSUTAYAさんで特別展示も企画中です!



モントリオールより感想文をお届け★その2<熊本人吉でのコメント>

2010年11月01日 | 皆様の声
こんにちわ!モントリオールはハロウィン前日に初雪が降りました。私はというと、モントリオールのお友達に誘っていただいたパーティで羽目を外してしまいました。(もちろん仮装は"アン"で行きました!)

さてさて、熊本人吉で行われた上映会での感想文の一部をアップします!モントリオールの秋の朝の景色と共にお楽しみください。

・とっても良かったです。心温まるお話で... 平和について考えさせられるところもあり、主役の杏里が後半につけ自分の"カラ"から抜けだして、他人(ひと)の心に近づいていく、その様子がすごく良く表現されていたと思います。私も小さい頃からアンやモンゴメリが大好きでいつかプリンスエドワード島へ絶対にいこうと思っています。(無記名)

・まだ醒めやらぬ早朝の眠気まなこでぼんやりと映像が流れているのを見ている感覚です。でも美しい景色の中で人が生かされている自然体そのものの中にやさしいもっとも人間らしさが表現されていると感じました。感動というよりあったかさです。(男性 59才)

・カナダのプリンスエドワード島を観に来たつもりでしたが、何度も涙して見ていました。沢山の思いが込められた作品と思いました。ありがとう。(無記名)

・素晴らしい風景と共に素敵な映画だったと思います。ロザンナがとても良かったです。(女性 61才)

・じわっと感動が湧いてくる映画でした。血しぶきも弾丸も飛ばず、派手なアクションもありませんが、そのようなものは見疲れているのでなかなか良かったです。もう少しドラマチックにすればまたよかったかと思います。(男性 61才)

・はじめはわからなかったけど、見ているうちに自然にひきこまれていく作品でした。ロザンナもそうですが、あの役が穂のかにピッタリでした。自然の大地も美しく、いやされる映画でした。私も行ってみたいと思いました。(女性 26才)




・とても良いストーリーでした。年を取ると来年はないかもしれない。孫に初恋の人を探してもらおう!私もそう思いました。もう生きてないかもしれないけれど...。

・若い頃に読んだ『赤毛のアン』、『アンの青春』を思い出し、胸がキュン、ちょっぴり甘く切なさを思い出しました。ぜひプリンスエドワード島に行ってみたいです。今日は青春しました。有難うございました。(女性 61才)

・宮平監督さんのお話から映画によせる思いが伝わってきて、お若い人の感性と日本の歴史が背負ってきたものも折り重なって、とても深い思いでみることができました。エンドロールの音楽もとても良かったです。(女性 53才)

・『赤毛のアン』ファンの友達の夢はプリンスエドワードに行くこと、と言っていたのがよくわかりました。きれいな島ですね。私も行ってみたくなりました。穂のかさんとロザンナさんの自然な演技がよかったです。久しぶりに暖かい気持ちにしてくれた映画でした。チケットの5枚目を福岡より9ヶ月ぶりに帰省した娘にあげたら、娘も大変喜んでくれました。19時から見てくれる二人の友達もきっと喜んでくれると思います。若い子たちにも見てもらえたらいいなあと思いました。(女性 52才)

・世界一美しい島プリンスエドワードでの日本人の少女杏里の、祖母の恋人探しは、いろいろな人間模様を描き出す。B&Bの女主人マリの溌剌とした外見とは別の内面にも触れ、隣人との交流の機微、ジェフの息子ライアンと杏里の初恋、美人姉妹の登場での杏里の心が受ける小さな刺激・等々物語は人心の機微に触れるものがあり、惹かれる場面も多い。(少しネタバレ省略)祖母の初恋のカナダ人兵士の想いが心をうつ。欲を云えば世界一美しいという島の姿の表現が今少しということか。
 淡きまま人恋う心の琴線に触れしよ祖母の思い深きが (青波)      (男性 79才)

・心を開くことで、周りの人々を動かし、最後にはギルバートにたどりつくことができて良かったです。一人で何とかしようと思うことも大切ですけど、やはり、人間は一人でいきているんじゃないと思わせる映画でした。(女性 35才)

・戦争反対もこういう方法があるのですね。美しくて、優しくて、心が洗われるようでした。

・最後にホワッと心があたたかくなりました。とてもいい映画でした。最後まで諦めてはいけないことを学びました。(女性 68才)

・素敵なハッピーエンドで感動しました。『赤毛のアン』をまた読んでみたいと思いました!(女性 64才)

・今日は有難うございました。前列中央の一番いい席で見させていただきました。静かに静かに感動がましていきました。清らかな心になれ私も10代のピュアな心に戻らせてもらいました。行ってみたい。ありがとうございました。




短歌を書いてくださる方もいらっしゃって、感激でした。一部しか掲載できなくて申し訳ないですが、コメントには全部目を通しております。ありがとうございます。

たかこ

モントリオールより映画感想文をお届け。

2010年10月30日 | 皆様の声
私宮平は、第二の故郷、モントリオールに来ています!秋のモントリオールは空気がいいぐあいに冷たく、気が引き締まる思いです。

写真は、朝の散歩の一場面。久々に、冬支度で忙しそうなリスたちにも会えました。

さてさて、以前ご紹介した、konsanさんの、音楽についての映画のご意見。とても読み応えがある感想文で、製作者一同「こんなにも映画を読み取ってくださっている方がいるなんて~」と感激しきりでした。でも、「映画感想文第2弾「音楽編」」とあったので、記事をお読みになった人の中には、ブログ中の「映画感想文第一弾」を探した方も多かったのでは?そう。あの感想文には、第1弾があったのです。音楽篇と同じく、こちらも読み応えのある文章だったのですが、ネタバレがあったため、掲載を保留していました。しかし!今回kosanさんにネタバレ箇所を伏せてもいいか、確認の上、掲載OKの御返事を頂きましたので、秋のモントリオールの風景とともに、掲載したいと思います。

甲斐市 konsan映画感想文第一弾


映画「アンを探して」は、いよいよ12月22日に有楽町・シネカノンでの上映が終わる、ということを知って、終わったら見る機会は極端に少なくなるだろうなぁ、と思いつつ、先週水曜日、エイヤッとばかりに、見に行きました。

いやはや、凄い映画でした。他であまり語られていない観点から、独断と偏見でこの映画を語ってみたいと思います。

まずひとつ、すごかったのは、穂のかさん。すごかったですね。日本にいる普通の女の子を見事に演じていました。しかも、最愛のおばあちゃんを亡くし、内気で大人しく、あまり感情の起伏をあらわさない、無表情のままの杏里役を上手くこなしていました。人と会話していても、喜怒哀楽のない陰気な娘になり切っていた のが印象的です。

これは、自分自身を表現できない、もしくは、しない、という今時日本人の若者特有の特徴を捉えていました。祖母のメル友・佐藤マリの経営する民宿にしばらく滞在しますが、そのマリさんにも、その隣の心理学の元教授・ジェフさんにも心を開こうとしません。島中の灯台を探しに自転車を走らせるのですが、その先々を 訪ね歩くシーンでも、無表情のまま人と接したり会話したりします。これでは、親切に教えようというカナダ人もとりつくしまがないでしょう。ブッチョ面の陰険な主人公をこのまま見続けなければいけないかと思うと、少々ウンザリしたのは確かです。

だから杏里が笑うシーンが出てくると、ホッとするのです。笑顔は3回ほど出て来ましたが、笑った顔が最も素敵に輝いていたのは、たった1回でした。それはそれは素晴らしかったですよ。あの杏里の笑顔を撮るために、全編無表情で演技させていたとすれば、これは演出効果抜群だったよな、と思います。監督の演技プラン 、采配はものの見事に的中したのかもしれません。クライマックス的なシーンで、こういった笑顔で盛り上がらせ、見る者を感動させることで、目に涙をあふれさせるような気がします。結果的にそうなっただけかもしれないけど、それにしても、宮平監督の演出は、すごい!

もっとすごいのは、演出力、演技力に加え、シナリオの確かさ。とくに7、80歳の祖母、5、60歳の団塊世代、20歳前後の若者、といった女性3世代それぞれの恋愛について語られていたのも映画に深み・厚みを加えていたね。まず、祖母の世代は戦争の敵対同士であっても、男女の恋愛感情は育ち、それが戦後、海を隔てて離 れ離れになり、一度も会わず仕舞いでも、一途に思う気持ちは失わないことだってあり得る、ということを再認識させられました。何て、純真無垢なのだろう、国、人種、時空間を超越してふたりの愛は永遠に結ばれ、死後でさえ、それがしっかり通じ合っていたのです。いわば心と心のプラトニックの愛は実るんだ、という古い世 代の価値観もしっかり盛り込まれていることに、凄さを感じました。

そして、団塊の世代の人たち。ジェフのマリに寄せる愛情も、歯がゆいばかり。死別した前夫の面影、思い出を引きずったマリは頑なにジェフの求愛を拒否します。印象的だったのは、ジェフの台詞(せりふ)。薄暗いマリの民宿の庭で、ジェフがマリに向かって、「君が過去に生きるなら、それは君の選択だ」というひと言。ジェ フの心情を察したらキュンと来たね。ジェフが自分の気持ちを伝えても、マリの思いは変わらぬことを悟ったのですが、そのやるせなさ。マリの曲げようとしない一途な生き方をも受け入れるのも、愛情のひとつの表現であることを訴えています。愛情は奪うだけではありませんね。マリの頑固なまでに貫き通す前夫への愛情が痛い ほど伝わってくるだけに、ジェフはジッと見守るしかないのでしょうか。恋は辛いよね。

そして杏里の初恋の相手となったジェフの義理の息子・ライアン。恋心を寄せますが、彼には恋人がおり、その恋愛はな成就できません。その真逆に登場したのが、マリの民宿に投宿するミユキとミカ姉妹のうちの妹ミカ。姉はフリーのジャーナリストで、アン嫌い。その取材に付いてきた妹は、好奇心旺盛。平気で男友達を漁 り、機会あらばベッドインもOKという、典型的な現代風若者で、恋愛は、半分遊びという恋愛観を持っています。そんな対照的な若者の恋愛感情が、まさに処女に対する考え方の相違を浮き彫りにしています。

終わり頃のシーンがよかったですね。マリの民宿の中庭で開かれた杏里のお別れパーティーの席上、杏里がおばあさんの手紙を読む独白のシーンがあります。これが第一波の感動的なシーンでした。アンからギルバートに宛てた手紙には、趣味のバラの話から相手を思いやる気持ちが綴られていました。そして、意外な人物の助けがあり、島全体にこの話が伝わり、情報が寄せられます。一気に映画はクライマックス。

冒頭、唐突に吉行和子さんのおばあ さんが庭でバラに水やりしながら、バラの説明をする携帯画面のシーンが出てきましたが、これを皮切りに何度もこのシーンが挿入され、そしておばあさんの大学ノートに描かれているピースのバラが出て来ました。それがここで、俄然輝きを増すのです。そしてその理由が明らかになりました。最初のシーン、何度かの挿入シーン 、これらがラストシーンに連なっていたのですね。凝ったつくりですよね。すごいですね。

ラストシーンまで行き着くのに、何度かハンカチを目にしたのですが、この第2波の感動で、一気に涙腺が解き放たれ、もう涙中顔だらけ。ハンカチはぐしょ濡れ。終わってもしばらく立てませんでした。とまぁ、オーバーな表現ですけど、やはり感激は大きかったですね。映像の暗さが気になったぐらいで、あとはいずれも ほぼ完璧だったんじゃないでしょうか。アジアの映画祭でグランプリを取っただけあります。テーマは、万国共通。世代も青少年からお爺さんお婆さんまで、幅広い支持が得られるのではないでしょうか。宮平監督、穂のかさん、それぞれの次回作が楽しみですね。

ともあれ、すごい!映画でした。以上、長めの映画感想文でした。ジャンジャン♪

甲斐市 konsan




映画『アンを探して』絶賛上映中です!映画を劇場で観ると、プリンスエドワード島の旅が当たるキャンペーンもやってますので、ぜひ皆さん映画館でご覧になってくださいね★

10月23日より~
長野 シネマライツ8(松本)(問)0263-24-0122
長野 トキワ劇場(飯田町)(問)0265-22-0742
北海道 シネマトーラス(苫小牧)(問)0144(37)8182

11月06日(土)より~
栃木 フォーラム那須塩原(問)0287-60-7227
長野 千石劇場(問)026-226-7665
岩手 一関シネプラザ(問)0191-23-2902

11月13日(土)より~
埼玉 川越スカラ座(初日監督挨拶あり。)(問)049-223-0733

音楽についてのご意見

2010年10月03日 | 皆様の声

宮平監督は奈良、綾部、美山、岡崎と上映挨拶をすませ、あとは熊本・人吉の上映と高知の上映に舞台挨拶に行きます。現在千葉、仙台、福島、盛岡、甲府、宮崎で上映中です。お見逃しなく!


ここでちょっと雰囲気をかえて。

日本中で映画「アンを探して」を観ていただいた方から多くの意見が寄せられブロガーのmetal_macさんにも触れていただきましたが、音楽についての素敵なご意見をご紹介したいと思います。

by Producer





映画感想文第2弾「音楽編」

 

あの映画全体を通して言えることは、基本的に自然の音を再現しようという姿勢が貫かれていたこと。現地ロケで拾った、風、雨、川、海の音を丹念に収録して、それを端々に使っていたのではなかったでしょうか。その音が映画のそこかしこに、主張するでもなく、喚(わめ)くでもなく、そっと忍び寄るように聞こえてい ました。映画から鮮やかに見聞できるのは、自然の中で織りなす人の動きと言葉です。これだけで、十分に説得力がありますが、さらに音楽が効果的に挿入されれば、言うことなし。まさに鬼に金棒です。音楽は、物語の展開にメリハリをつけ、情感を一気に高める効果をもたらしていました。

 

それも使われていた音楽は、派手な賑やかなものではありません。演奏スタイルも一本の楽器であったり、独奏であったり、せいぜい室内弦楽風であったり、小品がほとんどでした。映画の身の丈に合わせ、自然にマッチした音楽を、ここぞ、という場面に使っていました。のべつまくなしに、音楽が垂れ流されていたわけで はありません。しかも、あえてエレキなど電気楽器を遠ざけ、あくまでアコースティック・サウンドの素朴さ、単純さ、誠実さに重きを置いた音楽を中心に挿入されていました。当然、作品意図に相応しい音楽を厳選したとみられるだけに、これも見事な計算、というほかありません。

 

映画の冒頭シーン。プリンスエドワード島の空港待合室で、出迎えのマリ役のロザンナさんと杏里役の穂のかさんが出会って、マリの民宿に向かうシーンがありました。空撮による俯瞰風景、車を走らせながら過ぎ行く牧歌的な風景。これを背景に奏でられていたのがアコースティック・ギターによる曲でした。

 

当初、これを聞いて、僕は、このギターが、スラッキー(弦を緩めてチューニングする)ギターではないか?と思い、しばし聞き耳を立てました。スラッキ―・ギターは、ウクレレと並んで、僕の大好きな楽器です。何を隠そう、これはハワイ独特の奏法で、ハワイアンならではのノンビリ感、リラックス感を漂わせ、ユッタ リした気分にさせてくれる楽器です。同奏法の第一人者である山内雄喜さんが、この映画で弾いているのかと思い、最後のタイトルを確認したけど、全然違っていました(ガックリ)。現地のギタリストがつくり、弾いていた曲だったんですね。

 

曲そのものは、アルペジオを交えた軽快なテンポで、映画の導入部にうってつけでした。これから始まる物語に期待を感じさせたし、杏里の旅の始まりを予感させるものでした。何より、プリンスエドワード島の風景にピッタリマッチし、心地よい気分にさせてもくれました。

 

そして、夕暮れになって、隣のジェフさんが、庭でベンチに腰掛け、バスクラリネットを吹きます。これにはまいったね。ゾクゾクっときました。何の曲かは分かりませんでしたが、物悲しげな音色で、ジェフさんの心の奥底に仕舞っている心情をそのまま吐露しているように聞こえました。これをジッと聞いていると、誰も が優しくなれるのではないか、そんな気がしてくる、いい場面でしたね。

 

朝、ジェフ宅を訪ねてきた杏里に、ジェフは尋ねます。「昨晩は、うるさくなかったかね?」。杏里は、なんのことか分からず「エッ?」と聞き返します。ジェフが笑って見ています。このシーン、杏里が無愛想なため、ジェフが杏里の気を引こうと、わざと民宿の隣家に聞こえるように、大きな音を出して演奏して、それが 聞こえたかどうか杏里に確かめたのではなかったか、と思わせるカットでした。

 

これには伏線がありそうです。ジェフは、杏里に聞いてもらうために吹いたことは吹いたのですが、本当は、マリに聞いてもらいたかったのではないか、ということです。ジェフが自分自身に関心を持ってもらうべく、一生懸命吹きまくったのではなかったか、と推察しましたが、いかがでしょうか?

 

ジェフのバスクラリネットの演奏場面ひとつ語るだけでも、想像がグングン膨らみます。それだけ映画には、音楽の持つ意味が、重要不可欠です。あのシーンは、年寄りが道楽で吹いていただけ、と言われればそれまでですが、あの場面では、バスクラリネットを登場させることで、マリに対する恋慕の情はもとより、これま でジェフの歩んできた人生、ジェフの人間性までもが音楽を通じて見えて来ます。下手な台詞回しや通俗的な言葉より、バスクラリネット一本から発する音色によって、ジェフの心中が十分に伝わって来るから不思議です。

 

他にもダンスシーン、屋内外や心理描写の際に、音楽がタイミングよく使われていました。映画における音楽効果は、絶大なものがあります。音楽恐るべし!

 

僕は、この映画の全編貫き通したテーマをこう考えます。昔日の戦争は決して消えたわけではなく、現在も連綿と連なっている、という重いテーマを横軸に、その戦争が原因で、男女が出会い、相思相愛になりながら離れ離れになって、会いたい一心で孫に託した「尋ね人」を縦軸に、3世代にわたる女性の恋愛観を描き出し た、といっていいと思います。

 

主人公・杏里の表情の暗さ、プリンスエドワード島全体に覆う戦争の傷痕と相まって、雨季のドンヨリした薄暗さが、テーマに重厚感を与えた、という点で反戦映画と捉える向きもあるでしょう。しかし、この映画は、そんな大上段に振りかざした紋切型の枠に当て嵌めてはいけない、と考えた方が無難なようです。もっと当 たり前の泥臭い人間関係が大事だよ、と言っているような気がします。これは老若男女問いません。恋人同士、夫婦、親子、兄弟、地域住民の間それぞれに、本来持たなければいけないはずの、日本に失われつつある、人間的な隣人愛、優しさ、思いやり、人を信頼することが、何より必要だよ、と言いたかったのではないでしょう か?全ては、マリの民宿の「ピースローズの部屋」に詰め込まれているのです。

以上

 

甲斐市 konsan


皆さまの声  #5

2010年03月16日 | 皆様の声
★兵庫県 女性(63歳)・・・私たち世代も楽しめる映画
 娘に勧められ、わざわざ京都シネマまで行きました。
私たち世代も楽しめる映画で、私もお庭にバラを咲かせようと思いました。
今まで億劫で、海外旅行に行ったことなかったのですが、ロマンチックで美しい島に
是非、娘と行ってみたいと思い応募いたしました。

★東京都 女性(45歳)・・・ステキな映画ありがとう
 ステキな映画をありがとうございます。
 赤毛のアンが大好きで「アンを探して」を拝見しました。
プリンスエドワード島の自然の中に身をゆだねて、
杏里の、祖母の静香の思い(想い)を感じたいデス。

★兵庫県 女性(35歳)・・・穂のかさんと一緒に涙、ストーリで心温まり
 赤毛のアンが好きなので、「アンを探して」も気になって見に行きました。
小説『赤毛のアン』の世界観を壊さないというより、アン好きなら、
絶対好きな作品ですよね。
 穂のかさんと一緒に涙し、ストーリーで心が温まり、美しい映像に心癒されました。
前々から行ってみたいと思っていたプリンスエドワード島ですが、映画を見て、ますます行きたいと思いました。
 アンの島、世界一美しい島、是非行ってみたいです。

皆様の声 #4

2010年03月15日 | 皆様の声
★愛知県 女(36歳)・・・身近な幸せから大きな喜びが
 プリンスエドワード島は、新婚旅行とその後2回行きました思い出の島です。
『赤毛のアン』が大好きで、P.E.Iに実際に訪れて、ますますこの島が大好きになりました。「アンを探して」を見て、あらためてこの島の魅力を知りました。人々の心のあたたかさを感じました。またいつか行きたいです。途中何度も涙が止まらなくなり、身近な幸せから大きな喜びが生まれると思いました。特にジェフが素敵です。

★大阪府 女(41歳)・・・どんどん感動が広がって
 映画、とてもよかったです。
観終わってから、どんどん感動が広がっていくようでした。ホンもとてもよかったです。カナダPEIの歴史、文化もふまえ書かれていて、とてもうれしかったです。

★群馬県 女(65歳)・・・いつか行ってみたい島
 「アンを探して」夫と観せていただきました。
映像で観て、いつか行ってみたいと以前から話していたのですが、ますますそう思える作品でした。ありがとうございました。

皆様の声 #3

2010年03月11日 | 皆様の声
★東京都 男(32歳)・・・さっそく『赤毛のアン』を読み

 以前シネトレさんから試写会にご招待いただき、今回が二度目の鑑賞でした。 
試写会場には監督さんもいらっしゃっていて初監督作品、しかも私より若い女性で、オールPEIロケの映画を撮りきったのには、ただただ脱帽です。あまり天気に恵まれない中、どうしても晴れのシーンでなければいけない時はきちんと太陽が出たり、主演が穂のかさんに決まるまでのいきさつ、カナダの労働基準法(?)などの裏話もお聞きしたので、今回はそれを脳裏に浮かべつつ、違う角度からも鑑賞できました。

 試写を観るまで私は『赤毛のアン』を読んだことがなくて、早速一巻を購入して読んでみて、やっと二人が「アンとギルバード」と呼び合う意味がわかったし、ミユキさんがアンを嫌いな理由にも納得できました。
 私自身、クラリネット経験者でもあるので、ジェフが奏でる音色はとても心地よかったです。ラストの杏里、マリさん、ジェフの三人が抱き合って喜ぶシーンは、涙で何も見えなくなってしまいました。素晴らしい映画をありがとうございます。もっとたくさんの人に観てほしいです。

皆様の声 #2

2010年03月10日 | 皆様の声
☆ピュアな気持ちを思い出しました。感動をありがとうございました。
 私のギルバード(夫)と旅をしたくなりました。(新潟県 57歳 女)


☆モンゴメリー作品にはまった私の10代。あれから40年。妻、嫁、母、姑、婆、いろんなものに変身したけど、もう一度自分を見直してあげようと思います。自分が大好きになるために!
  まずは「アンの島」に行きたい!!です。(沖縄県 女 57歳)


☆主要な人物以外にいろんな人を登場させていて、それぞれの背景があり、飽きませんでした。中でもジェフ役のダニエルさんは本当にP.E.I にいそうな人でよかったです。
マリの前で杏里が泣くシーンは一緒に泣きました。多くの人に観て貰いたい映画だと思います。(愛知県 男 38歳)

皆様の声 #1

2010年03月09日 | 皆様の声
映画よかったです!! PEIもキレー!! アンリちゃんが自然体でかわいかったです。
飛行機が怖くて海外旅行はしたことないのですが、PEIには行ってみたいです。行けなくても行けると空想する方が楽しいですよね。
さいたま市 女性(21歳)