ナチュとの毎日

ナチュラルな夫との毎日。

北条 其の二 八王子城址

2014-10-11 17:22:05 | Weblog

午前中に津久井城址を攻略(できてない・・・けど)してから八王子城址へ。

八王子といえば「八王子ラーメン」と思いラーメン屋さんを探しながら八王子城址へ。

しかし行けども行けども八王子ラーメンの店見つからず。目的の店があるわけではなく

途中にあった店に入ろうと思っていたのが甘かった。津久井城址~八王子城址には

八王子ラーメンの店がないことがわかりました

八王子城址を過ぎて見つけたおそば屋さんで腹ごしらえ

そして、いざ出陣

八王子城は小田原の後北条氏の三代目、氏康の三男、北条氏照(?~1590)が築いた

山城。

天正18年(1590)6月23日、前田利家・上杉景勝らの軍勢に攻められ落城。

現在の八王子市元八王子町。

「北条五代を大河ドラマに!」ののぼりがありました。管理棟は新しくキレイです。

展示あり、ミニシアターありです。

無料ガイドの方が案内をしてくれるとのことで聞いてみました。

「山頂まで案内してくれるんですか?」

「いえ、山頂までは行きませんが、そこの御主殿跡です。だいたい90分くらい・・」

と言われました。私も聞いたときにこのおじいさん(失礼!)が山頂までガイド?

大丈夫なの?毎日のぼってるの???と思いましたよ。やはり山頂までは自力だそうです。

親切に杖(竹のしっかりした棒)を無料で貸してくれました。

「降りるときに杖があった方が楽だよ」と言われ、このときはいまいちピンと来ませんでしたが

後々わかることになります。

鳥居をくぐって、本格的な山城へ。

最初に石の階段があり、その後は本当に険しい山道となります。

津久井城址の比ではありません。少し進むと、なぜ本丸に向かおうとしたのか。

今日は御主殿跡をガイドしてもらうってことでよかったじゃないか・・・と何度も頭をよぎります。

しかし、ゼィゼィハァハァ言って話すこともままならないナチュが付き合ってくれているので

そんな泣き言は言えません。必死に二人で本丸跡を目指します。

津久井城址では何人かと遭遇し「こんにちは」と挨拶を交わしましたが、

誰にも会わない。この山には今二人しかいないのか・・・

ほとんど会話もないままやとっと9合目。

あと一息・・・すると人の気配。カメラを何台か配置したカメラマンでしょうか?

眺望の良い場所で撮影をするようです。

おじさんが言ってました、天気の良い日は新宿まで見えるって。

きっと夕日が沈むところを撮りにきたのでしょう。でも暗くなってこの道を降りるのでしょうか?

想像しただけでも恐ろしい・・・

そして本丸手前の八王子神社でお参り。

すっかり写真を撮る気力もないほどバテバテ・・・

最後の難所をのぼり本丸跡へ

もうナチュは話しもできない祠のようなところに「神様、ちょっと失礼します。」と声を掛け、

どっかと腰を下ろし、気のせいか顔がゲッソリしたナチュ。

ここは木が覆い茂りほとんど景色は見られない。

そして山を下る。登りでも杖を使い、少し楽な気がしていたが、下山時は本当に助かった。

足場が悪いので杖があれば足が3本(?)のようでヒョイヒョイは下りられないが

かなり安定する。膝が笑ってくる(なぜ膝が笑うと言うのだろう・・・?)

もうこれから登る人はいないだろうと思ったが、若い男性がリュックを背負って登っていった。

そして出発地の鳥居の付近でまた男性が登って行った。この男性は壮年でカメラを持って

階段を駆け上がって行ったが、「えっ?そんな靴で登るの?」と言う感じの靴だった。

革靴ではないが、タウンシューズだよね、って思って振り返ると転んでいた

やっぱりね

管理棟の中に飾ってあった甲冑。次回はガイドさんにお願いして御主殿跡に行こうと思う。