銀歯

ある日の食事中のナチュ。

ナチュ　　「ねえ、ちょっと見て。」とあーんと大きな口を開ける。

私　　　　「何？どこ？」

ナチュ　　「ここ・・・」と下の奥歯を指差す。

私　　　　「うん、何？」

ナチュ　　「銀歯ない」

私　　　　「ないよ」

ナチュ　　「飲んじゃったみたい」

私　　　　「飲んじゃった気づかないの？」

ナチュ　　「うん・・・」

私　　　　「普通気づくでしょ？貝の砂がちょっとあっただけでもジャリって気づくでしょ？」

ナチュ　　「でもぉ・・・気づかなかった」

私　　　　「ちゃんと噛んで食べてないってことでしょ？気づかないなんて。」

ナチュ　　「・・・」