みっかぼうず。

ものぐさ&ぐ~たら三日坊主の、ドラマ・映画・本のオボエガキ&おりおりの記録。

海外ドラマと私⑨

2019-12-26 07:10:13 | 海外TVドラマ
ネットで、これまでとは全く違う
ドラマの楽しみ方を知った。

過去ファンクラブに入ったりした。
(スペース1999、声優一般)
自分以外のファンとの交流は、
初めてではなかった。
でもネット上では、想像出来ないような濃さの
直接・間接のやりとりができたのだ。

中でも印象的だったのが、HPの掲示板上の
リアルタイムでのやりとりだった。

オタク的な話になるが、私がXFにはまったのは、
主人公のモルダーとスカリー(モルスカ)の
独特な関係が好きだったから。
でもドラマはエイリアンや超常現象がテーマ。
(私もきっかけはそっちからだったが。)
そういう視点で楽しんでいる人たちが
たくさんいた。
彼らと同じエピソードについて、
掲示板上で、それぞれの立場からの解釈を
リアルタイムで議論したのだ。
シーズン8の最終回、これをもってモルダーを演じる
デビッド・ドゥカブニー降板と言われていた。
それでもドラマ自体は続くという。
ツートップの一人がいなくなるのに、
いったいどういうつもりだ?!
ファン置き去りの絶望的なオトナの事情
海の彼方のリアルタイムの放送から
伝わってくる情報を侃侃諤諤、
希望的展開(笑)を含めて熱く語り合った。

話がそれるが、海外と日本の連続ドラマの
最大の違いのひとつが、放送回数と
放送形態ではないかと思う。

日本は年に4期で、各期間10回前後が一般的。
仮に人気が無かった場合、回数は減らしても、
無理くり何とか着地してくれる。
こんなで終わりか、でもしゃーないか。
ファンは不承不承でも、一応次に進める。
一方、人気が出ても必ずしも続編を
すぐに作ってくれるわけではない。
でも作られれば、ドラマの世界観は
裏切られることはあまりない。
キャストの増減、進化成長はあっても。

それに対して、私が嵌まっていた当時だが。
主にアメリカのドラマは、一年が2期、
回数は20回以上。
人気がなければ即打ち切りで、
不時着当たり前。ファンのモヤモヤは
永久に解消されない。
だが、人気が出ればどんどん続く。
半年待てば、何年でも続きが見られる。
(10年超えも珍しくない。)
ただ、オトナの事情でキャストが変わったり、
設定が変わったり、キャラ変したり‼️
世界観継続の保証はあまりない。

異なる視点で同じドラマを
熱烈に楽しむファン同志の、
掲示板上でのやりとりが印象的だったのは、
こんな背景があったのだ。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。